トルコにシリア難民学校開校 韓国が支援

【トルコ・ガジアンテプ聯合ニュース】在トルコ韓国大使館とトルコ防災危機管理庁(AFAD)は18日(現地時間)、トルコ南東部のガジアンテプの第2難民臨時保護センターでシリア難民学校の開校式を行った。

 同校は韓国が支援し、今年に建築されたシリア難民学校4校のうち、最初に開校した。

 トルコで国連児童基金(ユニセフ)を通じた間接支援ではなく、直接的な支援でシリア難民学校を設置した国はベルギーやニュージーランドに続き、韓国が3カ国目となる。

 同校は約1000人を受け入れられる。第2難民臨時保護センターにはシリア難民1万3800人が暮らしており、このうち3700人が学齢期の子どもだ。従来の学校はテントなどを教室に使っていた。

 AFAD関係者は開校式であいさつし、「朝鮮戦争に参戦したトルコ軍が韓国に建てた学校が1970年代まで運営された」として、「今や韓国がトルコと手を結び、難民学校を建てることになり、意味深い」と述べた。

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