<空自三沢基地>日英初の共同訓練開始
航空自衛隊と英空軍による初の共同訓練「ガーディアン・ノース16」が17日、三沢基地(青森県三沢市)や太平洋沖など周辺空域で始まった。今年1月の日英両政府外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で英戦闘機を派遣する共同訓練に合意していた。空自が米軍以外と国内で共同訓練を実施するのは初めて。空中戦や燃料補給に関する訓練を11月6日まで実施する。
空自からはF15戦闘機とF2戦闘機が4機ずつ参加。英空軍は人員200人とタイフーン戦闘機4機やC17輸送機などからなる訓練部隊が参加する。
青森県は17日、岸田文雄外相、稲田朋美防衛相、英国のヒッチンズ駐日大使らに、訓練の安全実施を求める要請を文書で出した。
要請は5項目で、安全対策に万全を期すことや早朝と夜間の離着陸禁止、訓練参加者の規律維持の徹底を求めている。
2016年10月18日火曜日