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北国新聞取締役、危険ドラッグ輸入の疑いで逮捕

読売新聞 10月19日(水)21時34分配信

 石川県警は19日、北国新聞社取締役の嵯峨元(はじめ)容疑者(60)(金沢市石引)を医薬品医療機器法違反(指定薬物輸入)と関税法違反(指定薬物輸入未遂)の疑いで逮捕した。

 嵯峨容疑者は容疑を認めている。県警は同日、北国新聞社本社(同市)を捜索した。

 発表によると、嵯峨容疑者は昨年11月、指定薬物の亜硝酸イソブチルを含有する危険ドラッグの通称「ラッシュ」の液体が入った小瓶計12本を米国から国際郵便で輸入するなどした疑い。

 同社広報部によると、嵯峨容疑者は1982年に入社し、現在は事業担当取締役と関係会社社長を務めている。

 坂野洋一・広報部長は「当社取締役が逮捕されたことは誠に遺憾。逮捕前に辞任届が出されたが、捜査の状況をみながら取り扱いを含めて厳正に対処する」とするコメントを出した。

最終更新:10月20日(木)1時18分

読売新聞

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