なぜ10代後半から30代の女性の持つスマフォのガラスはよく割れているのか?
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Twitterをぼんやり見ていたら、こんな興味深い問いかけが。
電車に乗ると10代後半から30代位の女性は全員スマホのガラスが割れているんじゃないかと思ってしまう位にはみんなバキバキなんだけど、何で割る人多いのかを誰か研究して欲しい。何でメイクバッチリでオシャレな服着て指先しっかりネイルやってスマホバキバキなの。そこはオシャレしなくていいの。
— 五月雨せつな (@takaflo) 2016年10月17日
電車に乗ると10代後半から30代位の女性は全員スマホのガラスが割れているんじゃないかと思ってしまう位にはみんなバキバキなんだけど、何で割る人多いのかを誰か研究して欲しい。何でメイクバッチリでオシャレな服着て指先しっかりネイルやってスマホバキバキなの。そこはオシャレしなくていいの。
確かに僕もガラスが割れたスマートフォンを持った女性をよく目にするので、腑に落ちます。
乗車中の車両の中を見回せば、「バキバキのスマートフォン」を持っている女性が視野に一人は入るぐらいの感覚でしょうか。
たまに男性も見かけますが、頻度に性差がある気がします。
Twitterでちょっとリサーチをかけたところ、都合のいいことに吉祥寺でiPhone修理業を営む方が「6:4で女性が多い」と言及していました。
[RT希望]お客様の割合は6:4で女性の方が良くご来店されてます!!女性に人気のアットホームなiPhone修理屋さんSMARTRESCUE https://t.co/k1RdiySr87 Tel 0422-26-9339 #iphone #修理 #吉祥寺
— iPhone修理 吉祥寺店 (@iphonerescue10) 2016年10月18日
なぜなのか? ちょっと考えてみました。
もくじ
僕はといえば、1990年代のPDA時代から今に至るまで、一度もデバイスのガラスを割ったことがありません。
液晶保護シートを貼ったことはほぼなく、iPhone 4sまではケースに入れたこともありませんでした。
そもそも、デバイスを落下させることがほとんどありません。
そんな僕の携帯方法は、ボトムスの前ポケットに液晶面を内側にして入れるというもの。
理由は以下のようなことです。
お尻のポケットに入れると椅子などに座った際に圧力がかかり、割れる可能性があります。
しゃがんだ時にスルリと抜け落ちる可能性があります。和式トイレでしゃがんだ際に、落水する可能性もあります。
シャツのポケットは、何かを拾おうと上体を倒した際に落ちる可能性があります。
ボトムスの前ポケットに入れて携帯するのが最もトラブルが少ないというのは間違いのないところでしょう。
しかし、シルエットが崩れることを気にして、前ポケットに物を入れない人は少なくなさそうです。
やれとの声があったのでやりました
— 鈴木咲 (@suzukisakiika) 2016年10月13日
これで満足かな?んん?#たわわチャレンジ #分かりきった結末 pic.twitter.com/C9hITj0Avi
なぜ女性にスマートフォンのガラスを割る人が多いのか。
ポケットに物を入れる女性が非常に少ないということが大きく影響していると予想します。
そもそも、デニムのボトムスを除けば、ポケットの付いた女性ものの服自体少なそうです。
ポケットがあったとしても、中にものを入れるためのものでない、飾りポケットであることがほとんどではないでしょうか。
勢い外出中のスマートフォンの所在は、バッグの中か、手に持つかの二択となります。
女性が持つバッグはまた、トートバッグのように解放構造のものが多い印象です。
解放構造のバッグを肩にかけて持っています。
ポケットが使えない女性にとってバッグはポケット代わりなので、物をすぐに出し入れできる解放構造のバッグが選ばれやすいのでしょう。
解放構造であるためにバッグを落とすと中身をぶち撒けてしまうので、その際にスマートフォンのガラスを割るケースはありそうです。
女性は基本的に爪を短く切らず、なおかつネイルチップ(付け爪)を付けているケースが多く、手先の自由度が慢性的に低い状態です。
指の腹を使ってのスマートフォンのホールドに、制約が生じていると考えられます。
指を立てて画面を触ることができないため、片手持ちで使う際に画面の下の方をタッチすることが困難です。
男性と比較すると手が小さく、握力は低い。文部科学省の調査によると、握力の男女差は最大で20kgにも及びます。
近年のスマートフォンの大型化もあいまって両手持ちでの使用が基本になりますが、片手で持っている際にスマートフォンを取り落とす確率は男性と比較すると高いものになりそうです。
女性を取り巻く環境は、かようにスマートフォンと非常に相性が悪いといえます。
落下時の破損を回避する保護能力の高いケースは装飾性を重視して避けてしまいそうであるし、落とすことを前提にした防護策も取りにくそうです。
女性がスマートフォンを落として割ってしまうのは、概ねライフスタイルやファッションに原因を見い出すことができ、女性性と一体の現象ともいえ、半ば不可避のことなのかもしれません。
そして、年齢ととともにそうした女性としてのライフスタイルから離れていくと、スマートフォンを取り落とすこともまたなくなっていくのでしょう。
知らないけど。
バッグのなかのスマホが、財布を出そうとしたときに一緒に飛び出すことが良くあります。 https://t.co/CBs4xMLtOk
— phon-phon (@phonphon5) 2016年10月19日
おもしろい。でもわたし割ったことないし、バキバキなのも男しか見たことないけどなぁ。
— まゆこ♡*° (@mayuco14) 2016年10月19日
てゆか、きっとバキバキな男はそのままだけど女性はすぐ直すか買い替えると思う。そんな生き物。
— まゆこ♡*° (@mayuco14) 2016年10月19日
確たるソースもない、印象論で進行してきた気持ちの悪い文章になっている自覚はありますが、スマートフォンの破損に直面している女性には、落下防止にバンカーリングの利用をおすすめしたいところ。
意外に装飾性が高く、ジュエリー的な雰囲気を醸しているといえるのではないでしょうか?
直接スマートフォンの背面に貼るのでなく、ケースを介して貼ればボディを痛めません。
ガラケー時代は携帯にストラップホールがあったので、ストラップによって落下が防がれていた側面もありそうですが、スマートフォンにはストラップホールがないため、ストラップを付けている人は大分減った印象があります。
ひょっとすると、こんな要因も考えられるかもしれないですね。
女性が着る服にスマートフォンを入れる場所がない、という根本的な問題を解決できないだろうか?
そんなことを考え、たどり着いたアイデアがあります。
これを両立するスマートフォンの携帯方法……。それは、
峰不二子式に、ガーターストッキングないしはレッグホルスターにスマートフォンを格納するというもの(笑)。
スカート時にしか使えませんが、流行りませんかね? これ。