こんにちは!けさぱさです。
いいですか?結論、先に言ってもいいですか?
V系出身のバンギャちゃん、すげぇわ!!!
V系バンギャちゃんの愛の意地
10年付き合った彼女からの略奪にファンが成功
最近、バンド仲間の手伝いで遠征ライブに同行しました。
昔はよく地方にも行っていたのですが、やっぱりバンドを離れると地方に行く機会ってなくなっちゃうので、久しぶりに会うバンドマンも沢山いました。打ち上げは完全に同窓会状態。
そこで久しぶりに会った某バンドマン。彼はバンドを始める前の学生時代から付き合っていた彼女と10年もの間ずっと一緒に住んでおり、籍は入れてないにしても結婚同然の生活をしていました。ワタシは彼の彼女とも面識があったので「彼女ちゃん元気ー?」って何気なく聞いちゃったんですよね。
結果、彼女と彼は別れていました。
そして、そんな彼の彼女の座に新たに君臨したのは、なんと元ファンの子。
V系用語•蜜ってやつ
バンドマンの彼の新しい彼女は、元V系バンギャちゃん。
パンクロック系やメロコア系のバンドにハマる前は、ずっとキラキラしたヴィジュアル系バンドを追いかけていたそうです。写真をみせてもらった感じ、典型的な「マイメロちゃんが好きそうな女の子」みたいな風貌だったので、以下、彼女の事はメロちゃんと呼ばせて頂きます。
ずっとV系ばかりを聞いていたメロちゃんは、ラジオだったかでたまたま聞いた彼のバンドにハマり、ライブに行き、ターゲットを彼に絞り、彼を追いかけ、彼女と別れさせ、正式彼女の座を奪ったというのです。
「ねぇ、どうしてファンなのに付き合ったの?」
「えー…。いや、えー…。」
なかなかしぶって答えてくれない彼にかわって、他のバンドマンが答えてくれました。
「メロちゃん、蜜だもんねぇwwww」
はて、蜜…??とは??
■貢ぎ
・・・バンドマンの中身が好きすぎてバンドマンのお財布になっちゃうバンギャルのこと。隠語で「蜜」
ワタシはV系に全く詳しいので、その用語を知りませんでした。
どうやらメロちゃん、金にモノを言わせて彼に近寄ったらしいです。
月10で蜜の予定が
ある日、彼はライブに来ていたメロちゃんから手紙を貰ったそうです。
封筒の中には、なんと、現金3万円が一緒に包まれていたらしい。
結婚式かよ!!!!
そして、手紙には「月10で蜜します」みたいな事と連絡先が書かれていたそうです。
しかしその時はまだ彼女と付き合っていたバンドマンの彼。バンドマンの癖して結構マジメな所のある彼は、次のライブで丁寧に「お金を受け取る事はできない」と、メロちゃんにお金をお返ししたそうです。
でもメロちゃんは引き下がらなかった。
「応援してる人にお金を渡すのはV系では当たり前だよ!」
というTwitterのDMが届いたそうです。
彼はそのDMも無視したそうです。しかし、次のライブも、メロちゃんは差し入れを持ってきました。そして袋の中には封筒も入っている…。
今度は5万円!!!
ちょうど給料日前で金欠だった彼は、そのお金を打ち上げで使ってしまいます。
そして、マジメな所のある彼はきちんとメロちゃんに「ありがとう」と連絡をしてしまったのです。
まぁこれが第一歩ですよね。
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無限ATM設立
もちろん同棲している彼女に「ファンからお金を貰った」なんて事は言えません。
元々、彼は、女の子と内緒で会う事自体も、あんまりしていませんでした。
特にメロちゃんに関しては「絶対こいつメンヘラだ」という気持ちもあったみたいで、ライブ以外では会う事もなかったそうです。
それでもめげずにライブの度にメロちゃんはお金を渡してくる…。
健気なメロちゃんに対して、バンドマンの彼はついに折れます。
「1回くらい、ちゃんと会ってあげようかな」
そして彼女に内緒で、メロちゃんとプライベートの時間を使って会いました。
メロちゃんは割と可愛らしい女の子でしたので、勿論、そのままおセッセコースです。
おセッセするとメロちゃんは更にお金をくれるようになったそうです。
そして、お金がないときに連絡すれば、口座にお金が振り込まれるという、無限ATMシステムまで築き上げました。
彼女バレ!バンドマンの彼ピンチ!
ついにバンドマンの彼はバイトも辞めてしまいます。でも彼女には「辞めた」なんて言えませんから、バイトに行くフリをして遊ぶ生活を送るわけです。
しかし、数ヶ月もすると、そりゃあバンドマンの彼女も異変に気がつきます。
「金遣いがおかしい!!!」と。
そしてバンドマンの彼の真っ黒黒すけなLINEを見ちゃうわけです。
「どういうこと!!!!」と。
さすが10年も付き合ってるだけあって、バンドマンの彼女は強い。
「その女に会わせろ」と、バンドマンの彼女は彼に詰め寄ったそうです。
こうしてバンドマンの彼、バンドマンの彼女、メロちゃん、の、3人で、話し合いの場がもたれたそうです。「もう会わないで」と言うバンドマンの彼女に対し、メロちゃんはあっさり「わかりましたー」と言い、ここでバンドマンの彼とメロちゃんの関係は断たれる事となりました。
しかし、1度、味を占めてしまったバンドマンの彼は、価値観が変わってしまいます。
今までは無限にお金が湧き出てきていたのに、今は労働をしないとお金がわき上がらない。その上、彼女には、何かあるごとに思い出したかのように「最低」と罵られる日々。思い出すのは、メロちゃんがいた日々の事。
「俺もしかしてメロちゃんの事、本気で…!?!?」
V系バンギャちゃんには理解できないでしょうが、パンクロック系のバンドマンって、そこそこ売れていないと現金で貢がれる事ってあんまりないんですよ。
バンドマンの彼はメロちゃんのお金を求めていただけなのに、メロちゃんの事を好きになっていたんだ、という錯覚に陥ってしまったんでしょう。
彼女にメロちゃんのLINEと連絡先を消されていた彼は、TwitterのDMを使ってメロちゃんに連絡してしまいます。
メロちゃん無双
そして再会を果たしたメロちゃんとバンドマンの彼。メロちゃんは「ずっと会いたかった」と言い、涙を流したそうです。
ここで彼は心を動かされたと言っています。
彼女はお金をくれないのに俺の事を罵る。一緒にいて安心なんてできない。ギスギスするだけだ。でもメロちゃんは健気に俺の事を想ってくれている。そしてお金もくれる。
俺の事を本当に愛しているのはメロちゃんだけだ!
と、まぁ、こんな感じで、10年付き合った彼女からメロちゃんに乗り換えたそうです。
V系バンギャちゃんの執念はあなどれない
しかし本当凄いですよね、V系バンギャちゃん!彼女のいる相手に無償でお金を援助するなんて、ワタシには真似できません。
もしもV系出身のバンギャちゃん達が大量にコッチ界隈に流れてきたら…って思うと、恐ろしいです。現金で貢がれる事に慣れていないバンドマンたちがゴロゴロと「本命彼氏」として落とされていく光景が目に浮かびます。
バンドマンの彼を狙ってる女の子たちは、バンドマンにお金でガッツリと近づくのもいいかもしれませんね!