どーも、顔面崩壊ブロガーのしばっちょ(@BACHO_malti)です。
ボードゲームなんて…
高校生の頃に友人の家で「人生ゲーム」を何度かやったくらいでした。
「カタン…」
「ボードゲームの全てがここにある…」
「資源で未来を開拓するロマン…」
こんなに面白いボードゲームがあるなんて知りませんでしたああ!!
1995年にドイツで生まれて以降、世界中で愛されてきたボードゲームの最高峰『カタン』!
ボードゲーム界では超有名らしく、これまでに2000万個も売れたらしい。
「そんな面白いの?」
「おおげさだなあ。」
そう思うかもしれません。
そんなに面白いんです。
一緒にやった友人全員ゲームにのめり込んで、毎回夜から朝まで5~6ゲームほどやってます。
本体価格2800円ほどで、友達みんなで盛り上がれます!
割り勘割り勘!
一回行くだけで数千円もお金が掛かる飲み会なんて、行ってらんねーよ!(笑)
大学生で友達を結構家に呼んだりする人とかには、
マ・ジ・デ!おすすめです!
「ボードゲームって、人生ゲームくらいしかやったことがないなあ」
みたいな人には是非このゲームの面白さを知ってほしいです!
公式のルール説明動画がyoutubeにあるんですが、なんか分りにくいと思ったので、ぼくが出来る限りわかりやすくルールやポイントなどを紹介していきます!
『カタン(スタンダード版)』の概要
時は大航海時代。
探検家のあなたは長い航海の末、広大な大地に豊富な資源が眠る無人・未開の島『カタン』にたどり着きます。
しかし、その島にたどり着いたのはあなただけではありません。新天地を夢見る開拓者たちが次々にカタン島にたどり着き、島を開拓し始めました。
開拓者たちは、カタン島に眠る資源を手に入れ活用し、街道を作り、開拓地を作り、それを大きな都市へと発展させます。
カタン島の支配者になれるのは、最も早く開拓を進めた1人だけ。
資源と知恵を活かし、時に自分の運を信じ、いざカタン島の開拓競争へ!
引用先:カタン取扱い説明書
『カタン』の魅力とは?
サラっと、カタンの魅力について触れておきましょうか!
マップの組み合わせは2兆9000億通り以上!
マップの地形タイルは1枚1枚取り外す事が出来るので、ゲーム毎にフィールドが変わります。
その組み合わせ、なんと約3兆通り!
同じ種類の地形タイルが固まる事もあれば、まんべんなくバラバラに全体に行きわたる事もあります。
どうなるかはその時のお楽しみ!
これだから…何回やっても飽きません。
土地を開拓するロマン!
カタンは未開の島。
最初のフィールドはコマも少なく寂しいですが、プレイする内に賑やかになっていくフィールド。
資源を集めて開拓地・都市を作り、さらにその開拓地や都市から新たな資源を生み出して島を自分なりに開拓していく。
ゲームが進むにつれ島はどんどん開拓され、気分も高まっていきます!
運と戦術のバランスの良さ!
各プレイヤーは自分のターンの最初にサイコロを振って、その出た目に応じて資源を手に入れる事が出来ます。
また、相手のターンに出たサイコロの目によっては、自分も資源を手に入れる事が出来ます。
サイコロの目で資源が手に入る、つまり“運”が絡んできます。
しかし、全てが運だけで決まるわけではありません。それじゃあ面白くない!
頭・知恵を使う部分が頻繁に出てくるため、運だけでは勝つ事は難しいのです。
ぼく個人の感覚的には、「運50%、戦術50%」といった具合で、かなりバランスの取れたゲームに仕上がっています!
資源トレードで会話も弾む!
各プレイヤーはそれぞれ“資源カード”を持っています。
それをお互いに自由に交渉して交換することができるため、会話も弾むし、相手との駆け引きも楽しめるようになっています。
そのため仲の良い友人とはもちろん、これから仲を深めたいって人同士でやると、必然的に会話が弾むので場が賑わいます!
幅広い戦術・戦略で奥深い!
運要素も確かに強いんですが、それだけじゃあ勝つことは難しい。
勝敗は点数で決まり、先に10点先取した人が勝ちなんです。
この10点をいかに他のプレイヤーよりも早く集めるか、その方法は色々あり、戦術を考えないといけません。
常に変化していくフィールドを分析し、自分が何をすべきか・どうやったら点数を稼げるかを常に考えます。
これが本当に楽しいです!
ゲームを始める前の準備
準備はめちゃくちゃ簡単!
6枚の海フレームと19枚の地形タイルを組み合わせて、“フィールド”を作ります。
フィールドが出来たら、“数字チップ”を各地形タイルの上に並べます。
各自プレイヤーは、自分の“持ち駒”の色を決めます。赤、白、黄、青の4色あり、色によって有利不利は無いので好きな色を選んでオッケーです。
各プレイヤーは“建設コスト表”を1枚ずつ手元に置きます。
最後に、皆が共通で使うカード(資源カード5種類・発展カード・ボーナスカード)をどこでもいいので用意しておきましょう。
『カタン』基本ルール
さて、準備が出来れば早速ゲームを始めましょう!
プレイ人数は3~4人。
所要時間は、めちゃくちゃ早く終わって40分50分ほど。なかなか勝負が決まらないと1時間半を超える長期戦になる事も!
くううー!
ルールは極めて簡単なので、初めての人でも自分のターンを経験すれば即要領をつかめるので安心です!
小学生でも楽しめます!
最初の1.2ターン目にする事
最初の1ターン目と2ターン目にする事は決まっています。
最初の1.2ターンだけは、各プレイヤーの“順番”が特殊なので注意して下さい。
まず、誰から始めるのかをジャンケンなり、何でもいいので決めます。
仮にA,B,C,Dの4人がいて、Aさんからスタートするとします。
【1ターン目】
順番はAさんから時計周りで始め、A→B→C→Dとします。
1ターン目にする事:自分の“開拓地と街道”を1つずつ好きな場所に置くだけ
1ターン目終了時は、フィールド上に各プレイヤーの『開拓地1つ、街道1つ』
こんな感じになるハズです。
【2ターン目】
1ターン目はA→B→C→Dの順でしたが、2ターン目はD→C→B→Aと順番が逆になります。
つまり1.2ターン目のプレイヤーの順番の流れをまとめると、
A→B→C→D→D→C→B→Aとなります。
2ターン目にする事
①各プレイヤーは“2つ目の開拓地と街道”を好きな場所に置く。
②2つめの開拓地を置いた“周りの地形タイルと同じ種類の資源カード”を1枚ずつ貰う。
2ターン目終了時は、フィールド上に各プレイヤーの『開拓地2つ、街道2つ』
このようになります。
(※ゲームをプレイし始めると分かりますが、この“最初の開拓地2つを置く位置”というのがゲームを有利に進める鍵となります。)
この2ターン終了時までが準備作業といってもいいかもしれません。
3ターン目以降に出来る事
3ターン目から本格的にゲームが動き出します!
3ターン目以降に自分のターンでする事・出来る事は、「6つ」あります。
①サイコロを振って“資源カード”を獲得する
基本的には、自分のターンの最初にサイコロを2つ振ります。
そしてサイコロ2つの出目を合計し、合計した数字と同じ数字チップが置かれた場所から資源をもらう事ができます。
また、サイコロで出た目の土地に面して開拓地がある全プレイヤーは、その土地の資源を1枚山札から手に入れることが出来ます。
この画像を見て下さい。
例えば、サイコロを振り1と3が出て、その合計が4だったとします。
すると、4の数字チップは牧草地(緑色)と丘陵(茶色)の上にあるので、羊毛カードとレンガカードを1枚ずつ手に入れる事が出来ます。
さらにこの時、赤色のプレイヤーは4の牧草地に面して“開拓地”を持っているので、羊毛カードを1枚手に入れることができます。もしそれが“都市”ならカードを2枚手に入れることができます。
★次から紹介する②~⑥は、この順番通りにする必要はありません。
また、自分のターンなら何度でも繰り返し行う事ができます。
②“資源カード”を交換する
自分が欲しい足りない資源カードを手に入れるために、自分の手札の資源カードを、山札or他のプレイヤーのカードと交換することができます。
【山札と交換する場合】
自分の必要ないカード4枚と引き換えに、山札から1枚好きな資源カードを手に入れることができます。
また、このゲームのフィールドには“港”があり、そこに開拓地や都市を建設すれば本来4:1の比率で交換しなければならないところを、2:1や3:1の比率で交換することができます。
例えば、“木材の絵と2:1”が書いてある港に開拓地や都市を持っていれば、自分の木材2枚と引き換えに山札から1枚好きなカードを手に入れられます。
【他のプレイヤーと交換する場合】
完全に自由貿易です!
等価交換だ!と言って、自分のカード1枚と相手のカード1枚を交換してもよし。
自分のカード2枚と相手のカード1枚を交換してもよし。
逆に強気に、自分のカード1枚引き換えに、相手に3枚要求しても良し。
ここは自由に交渉してください。
あなたの交渉術・話術が試されます!
③“街道・開拓地”を建設する
各プレイヤーの手元にある建設コスト表を見ながら、持っている資源カードを消費して“街道や開拓地”を建設していきます。
例えば街道なら、資源カードの“木材とレンガ1枚ずつ”消費することで建設できます。
使ったカードは山札に戻します。
街道を建設して相手の行く手を阻んだり、開拓地を建設して新たな資源の生産拠点を増やしていきます!
★開拓地は1つにつき1点。
④開拓地を成長させ“都市”にする
開拓地を“都市”にグレードアップさせることで、資源の生産力をあげることができます。
この場合、開拓地は手元に戻し、開拓地があった場所に都市を置きます。
★都市は1つにつき2点。
⑤“発展カード”を手に入れる
山札には、資源カード5種類の他にもう1種類、『発展カード』というものがあります。
これは“羊毛・鉱石・小麦”の3枚と引き換えに、1枚山札から引くことが出来ます。
発展カードは3種類あります。
- 相手への嫌がらせを出来る『騎士カード』
- 必殺技!的な『進歩カード』
- 持っているだけで1点加算の『ポイントカード』
これらを使い分けて、勝利を目指します。
⑥“発展カード”を使う
前のターンに引いた発展カードを使用する事ができます。
※※※発展カードは引いたそのターンに使用することはできません!
『騎士カード』『進歩カード』は自分の好きな時に使用できますが、『ポイントカード』は持っているだけでポイントが加算されるので、自分の場に伏せておき、相手に何のカードかばれないように隠しておきます。
以上、3ターン目以降にできる事を紹介しました。
やる事がなくなったら次のプレイヤーのターンに移り、同じことを繰り返します。
長々と説明しましたが、1度自分のターンがくれば即覚えらるくらいシンプルです。
特殊ルール1:『盗賊』
この黒い3人組のコマが『盗賊』です。
自分のターンの最初にサイコロを振りますが、その出目の合計が“7”の時が盗賊の出番です。
7の時は誰も資源をもらう事ができません。
そして、盗賊が出た時に手札の資源カードが“8枚以上の人は全員”、資源カードを半分選んで山札に返さないといけません!
9枚持っていたなら4枚、11枚持っていたなら5枚、山札に返さないといけません。
次に、盗賊を出したプレイヤーは、盗賊を好きな土地に動かす事ができます。“動かさない”という選択はできません、必ず動かします。
さらにそのプレイヤーは、盗賊を動かした土地に面して開拓地や都市を持っているプレイヤーの手札から資源カードを1枚奪うことができます。(複数人いる場合は、1人を選ぶことができます。)
★盗賊がいる土地では、盗賊がいなくなるまで資源を生み出すことができません!
この画像では、サイコロで11が出た時、赤のプレイヤーは本来なら鉱石カードを3枚獲得できるはずご、盗賊がいるため鉱石カードを1枚も得る事ができません。
特殊ルール2:『ボーナスカード』
ボーナスカードというのが“2枚”だけあります。
このボーナスカードは持っているだけで2点加算されます。
『最大騎士力』
発展カードのうち、『騎士カード』を最初に3枚使用したプレイヤーが、この『最大騎士力』を受け取ることができます。
ただし、『最大騎士力』を持っているプレイヤーより多く『騎士カード』を場に出したプレイヤーは、すぐにこのカードを奪う事が出来ます。
『最長交易路』
街道の長さが連続で5本以上になったら、この『最長交易路』を受け取る事が出来ます。
枝道は含みません。
『最長交易路』を持っているプレイヤーよりも長い街道を作ったプレイヤーは、すぐにこのカードを奪う事が出来ます。
※他のプレイヤーが後から街道の途中に開拓地を建設すると、街道は分断され、『最長交易路』は失われます。その場合、他に街道5本以上の人がいなければこのカードはいったん誰の物でもなくなります。
勝敗の決まり方
ゲームの進め方はある程度理解できましたでしょうか。
次に「どうやったら勝敗が決まるのか」です。
『10点先取』
それだけです!
自分のターンに合計10点になったプレイヤーが、“10点になったぜ!”と勝利宣言をすることで、そのプレイヤーの勝ちが決まります。
点数の内訳
開拓地:1点
都市:2点
発展カードの『ポイントカード』:各1点
ボーナスカード(2枚だけ):各2点
このたったの4種類の中からどのようにして10点稼ぐか、戦略を立てて戦います!
案外奥が深いんですよー!
必読:禁止行為と注意事項《NG》
以下に挙げた禁止行為と注意点にはしっかりと目を通しておく必要があります。
まあ、文章だけ読んでも分りづらいですが、ゲームをしているうちに容易に理解できます。
- 1つの道には1つの街道しか置くことは出来ません。
- 街道は、開拓地・都市・街道のいずれかに繋げて置かないといけません。
- 開拓地は、既に開拓地や都市がある交差点と隣り合うところには置くことが出来ません。つまり、開拓地や都市が隣り合うことはあってはいけません。
- 開拓地は5つまでしか置けないため、それ以上作るためには開拓地を都市へと成長させ、開拓地を手元に戻さなければなりません。
- 街道の先に、自分以外のプレイヤーの開拓地や都市がある場合、その開拓地や都市を飛び越えて街道を建設することは出来ません。
- 発展カードは、引いた次のターンにならないと使用できません。
最後に
もう毎日やりたくてウズウズしています。
人生ゲームしか知らなかったぼくには、なかなかの衝撃でした。
運だけでなく、戦略を常に考えながら頭をフル回転させてプレイできるのがめちゃくちゃ楽しいです。
「考えるの苦手だあ」なんて人でも全然大丈夫ですよ。
やることはいたってシンプルなので。
しつこいですが、大学生にはマジでおすすめ!
拡張版あり!
種類豊富かよ!欲しい!