おはようございます。花子です。
映画化された作品は、たぶん良作なんだろうなぁと手が出しやすいです。
この漫画読んで、「あー映画見に行けば良かったなぁ」と後悔しております。
ストーリーが抜群に面白いです。
あらすじ
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。
のちに起こる大事件を防ぐために、リバイバルを必死に起こそうとしたところ、なんと2006年から、1988年の小学生時代に心だけタイプスリップしてしまう。
そしてのちの大事件を防ぐために、その時代に起きた殺人事件を防ごうと行動する話。
詳しくはウィキペディアで!
この漫画で魅力的だと思った点を紹介させていただきます。
ストーリーの綿密さ
ストーリーがとても作り込まれています。8巻で終わりというのが信じられないくらい、内容が濃いです。
今までのタイムスリップものと全然違うので、ハラハラ感が倍増です。
主人公は今と過去を行ったり来たりしますが、これが自分の意思でできるわけではないのもいいですね。
犯人も怪しい人が多過ぎて、最後まで確信を持てませんでした。確定した時の顔がぞくっとします。
最後の未来への戻り方が、斬新過ぎて「えええー!!!」ってなります。
主人公は良いのかも知れないけど、お母さんが可哀想だよ‥
最後の巻まで「僕だけがいない街」のほんとうの意味がわかりません。
主人公の成長が素敵
主人公の何にも無関心な心がだんだん変わってきます。
「自分が何をやっても変わらない」
しかし、面倒くさがりながらも子供を救ったりしていて、正義感が強い人なんだとわかります。
タイムスリップ後は、体は子供でも大人時代より頼りになる成長を遂げます。
※悟の小学生時代がとっても可愛い。
「どんな手を使っても救ってやる」
こんなこと思われたら、小学生であってもメロメロです。
自分が頑張れば救える人々を小さな体で懸命に救おうとします。
こんな主人公の変わりように、周りも変化していきます。
「彼を助けよう!」となる友。
「生きたい!信じよう!」となる少女。
「こんな刺激は初めてだ‥」となる犯人(!?)
自分の行動を変えることでこんなに人々の心を変えることができるのか、となります。
その心の成長過程に感動。
犯人はかなり強敵ですが、子供の体で頑張って追い詰めます。
ドキドキハラハラ。
まとめ
1、ストーリーの綿密さ
2、主人公の成長が素敵
あんまり熱く語ると、ストーリーバレしてしまって面白くないと思うので締めさせていただきます。
少女殺害事件を扱っているので、暗い漫画のイメージでしたが、主人公の成長に心打たれます。