不正主張のトランプ氏 オバマ大統領「泣き言やめよ」
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アメリカのオバマ大統領は、大統領選挙で共和党のトランプ候補が不正行為が行われていると主張していることについて、「前代未聞であり、泣き言を言うのはやめるべきだ」と非難しました。
共和党のトランプ候補は、来月8日の投票日に向けて不正行為が行われていると繰り返し主張し、選挙結果を受け入れない可能性があると指摘されています。これについて、オバマ大統領は18日の記者会見で、「私は近代の政治史で選挙の手続きを疑う大統領候補を見たことがない。前代未聞であり、事実に基づいていない」と非難しました。そのうえで「泣き言を言うのはやめるよう忠告する」と述べ、敗北しても選挙結果を受け入れるよう求めました。
また、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価するような発言を繰り返していることについても「前例がない。民主党だけでなく共和党の考えとも合わない。ロシアの行動は国際的なルールに反しており、アメリカの大統領になる人は誰でもそう感じるべきだ」と述べました。
一方で、民主党のクリントン候補が、国務長官在任中、私用のメールで機密情報をやり取りしていたと批判されないよう、国務省の高官がFBI=連邦捜査局に一部の情報の機密指定を解除するよう依頼していた可能性があると報じられたことについて、オバマ大統領は「事実でない」と述べ、クリントン氏を擁護しました。
また、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価するような発言を繰り返していることについても「前例がない。民主党だけでなく共和党の考えとも合わない。ロシアの行動は国際的なルールに反しており、アメリカの大統領になる人は誰でもそう感じるべきだ」と述べました。
一方で、民主党のクリントン候補が、国務長官在任中、私用のメールで機密情報をやり取りしていたと批判されないよう、国務省の高官がFBI=連邦捜査局に一部の情報の機密指定を解除するよう依頼していた可能性があると報じられたことについて、オバマ大統領は「事実でない」と述べ、クリントン氏を擁護しました。