読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

隠れ腐女子の徒然

隠れ腐女子の結婚生活や出産の記録です

助産院で出産することの話

妊娠・出産のこと

こんにちは、斉藤犬子です。

妊娠7カ月目に入り、退職も2週間後に控えました。

正直に言うとまだまだ母親になる実感がわかなくて毎日ぼんやりしているのですが、たくさんのマタニティブログや子育てブログを拝見して士気を高めていっております。

 

今日は助産院で出産することのお話をします。
と言いますのも、わたしは今のところ助産院での出産を予定しているのですが、助産院で出産する人は全体の5%しかいない、という記事を読んで驚きました。そんなに少ないんだ!?

今のところ助産院で見てもらってわりと満足なので、少し紹介したいと思います。

 

助産院と病院の違い

助産院と病院の違いは、簡単に言うと出産時に産婦人科医が立ち会うか否か、になります。

助産院は基本的に産婦人科の医師は常駐しておらず、助産師さんが出産に立ち会ってくれます。母親が持つ本来の力を最大限使って、なるべく自然な形で出産をしましょう、という考え方です。

意外かもしれませんが昔は「産婆さん」が訪問して自宅で出産するなど、医師が立ち会う方が珍しかったので昔ながらのお産、ということになります。

医師がいないということは、出産に際して医療行為は行われないということになります。

もちろん帝王切開はできません。会陰切開も無しです。代わりに会陰マッサージなどを入念にすることになります。

あとは陣痛促進剤。これも助産院では使えません。投薬自体、先生の指示が無いとできないからですね。

ここまで聞いて「うわ、メッチャ不安!」と思う方もいらっしゃると思います。 助産院ではこういった事前説明を詳しくしてくれますので、不安な場合は病院での出産をおススメします。

逆に、自分のペースで、リラックスしながらお産したい方には助産院がオススメです。

 

助産院で出産できる人

助産院では医療行為が行えないため、出産できる人が限られます。

まず、初産の場合は16歳~35歳までという制限があります。

身長は150cm以上、体重はBMI値が25以下という制限もあるので、肥満の方も助産院では出産ができません。

あと、多胎妊娠、逆子の場合も別の病院を紹介されます。初診時に病歴などを詳しくヒアリングされましたが、病歴や持病も関係してくるそうです。

こちらのサイトで助産院と病院の違いをわかりやすく解説していたので参考にどうぞ。

 

助産院を選んだ経緯

わたしが助産院を選んだ理由はとても単純で、近所の産婦人科病院の評判が良くないからでした。

その病院は徒歩でも行ける距離にあるので楽なのですが、どうも先生の悪い噂ばかり聞くのです。

実際に確かめてみようと、数年前にピルを貰いに受診したことがありました。

結果、やっぱり先生がすごく苦手な雰囲気でした(笑) 無愛想だし、やたら日焼けして遊んでそうな風貌だし。こんな人に見てもらいたくないな~と、自分でも呆れるほど直感で判断しました。

残る選択は車かバスで15分ほどの総合病院がふたつ。

ひとつは最近リニューアルされて病棟が綺麗になった総合病院です。

でも、ここは産婦人科の待ち時間がべらぼうに長い!!

一度、祖母の付き添いで行ったときに午前予約の患者さんが午後2時になってもずっと待合室で待っている…という状態でした。祖母も4時間待たされました。そんな病院に通うのは嫌だ!

というわけで、最後に残ったのが今通っている助産院です。

幽霊が普通に出てきそうなくらい古い総合病院の中にあるのですが数年前に助産院が新設されたため、助産院の施設だけめちゃくちゃ綺麗なのです!

そしてスタッフの方、助産師さん、非常勤の産婦人科医さんもみんな親切で雰囲気は断トツで一番でした。

上記で助産院は産婦人科医が常駐していないと書きましたが、この助産院は総合病院に併設されているので、万が一のときも安心かなと思いました。

もちろん、検診の経過によって助産院での出産が困難になった場合は別の病院を紹介してもらえるので、そのあたりも安心です。

 

助産院に通ってみた感想

お産が無事に終わるまでは気は抜けませんが、今のところ定期検診などは満足です。

完全予約制で待ち時間はありません。

妊娠初期の頃は内診30分、助産師さんとの面談30分、というスケジュールでした。食事や体調のことなど、不安なことは何でも相談できましたし、アドバイスも的確でした。「妊娠は病気じゃないから」と励ましてもらえたのも大きかったです。

安定期に入ってからは浮腫みや便秘の相談にも乗ってもらえて助かりました。

体重指導は厳しめでしたが(涙)お産時の出血を抑えたり、結局は自分のための対策なので良かったと思います。

 

助産院を見学してびっくりしたこと

分娩室はなんと、和室でした!

一応分娩台もありましたが難産のとき先生が使うくらいで、基本は和室でクッションなどを使って楽な姿勢を探しながら出産するそうです。

時代劇の出産シーンで天井から縄がぶら下がって、妊婦が縄にしがみついていきむのを見たことありますか?もちろんその縄もありました!(笑)

縄にぶら下がって体を揺らしたりもするそうです。のんきなことを言いますが楽しみです。

病室の方は母子同室。普通の病院でも今は母子同室が増えていると聞きました。わたしの母の時代は赤ちゃんは新生児室にいるのが当たり前だったようです。退院時に入院費を支払った領収書と引き換えに赤ちゃんを受け取ったと、おかしそうに話していました。
 

こんな感じで、今のところは大きなトラブルやストレスなく助産院に通っています。

お産や入院のレポートもいずれ書きますが、助産院は産後ケアが丁寧と聞いたので、それも楽しみにしています。

なるべく自然な力で産みたい方は助産院も候補に考えてみてくださいね!
 

広告を非表示にする