大和ハウスのアパートに基準違反の部材 改修工事へ

大和ハウスのアパートに基準違反の部材 改修工事へ
大手住宅メーカーの「大和ハウス工業」が建築した鉄骨製のアパートなど160棟の屋根裏部分に、建築基準法に違反して、国が認定した仕様と異なる石こうボードなどが使われていたことがわかりました。このうち10棟では、火災の際に倒壊を防ぐ性能が低くなっているということで、大和ハウス工業は、所有者への報告や無料での改修工事を急ぐことにしています。
大阪に本社がある大手住宅メーカー「大和ハウス工業」によりますと、平成25年10月から先月までに、大阪や神奈川、愛知など30の都府県で建築した鉄骨製のアパートなど合わせて160棟の建物では、屋根裏部分の壁に建築基準法に違反して、国が認定した仕様と異なる石こうボードと、胴縁と呼ばれる部材が使われていたということです。

また、この石こうボードを使った壁の耐火試験を第三者機関が行ったところ、強度が足りないことなどから長崎と宮崎、大分、熊本、それに広島県の合わせて10棟のアパートでは、火災の際に建物の倒壊を防ぐ性能が低くなっているということです。

工場での部材の製造や発注のミスが原因だということで、大和ハウス工業は、所有者への報告や無料の改修工事を急ぐことにしています。大和ハウス工業は「人的ミスを発見することができず、入居者やオーナー様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。厳粛に受け止め、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。