私の元彼氏は、ケースワーカーです。
そして私は、精神と発達障害者。
私含め、障害者はマトモな職に就けず、生活苦を体験している方が非常に多い。
そう言った人々が受給するのが、生活保護。
ケースワーカーは、その生活保護を受けている人々の状況をサポートする公的職業なのです。
その元彼氏すら、知らなかったことがありました。
生活保護の他に、低所得障害者ならば、恐らく受給している制度があるのをご存知でしょうか?
それは、障害年金。
私は生活保護は受給していませんが、障害年金は受給しています。
精神障害2級を保持しているのです。
その障害年金についての話です。
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ケースワーカーすら知らなかったこと。
それは、障害年金の裏の顔です。
そもそも障害年金とはどういうものか?
リアルに受給している者が、嚙み砕いて解説しましょう!
「障害を持っていると国が認定した者に与えられる、国民の血税の一部」
私はこの事実が大変に嫌。
国が「こいつは働けないから、税金与えてやるか~」と仕方なく制度を作っている気がしてならない。
だからと言っても、障害年金が無ければ生活も出来ない。
こう言った窮地に、結局追い込まれてしまうのです。
上に「生活保護は受給していない」と書いた私ですが、それは何故か?
答えましょう!
実家が裕福だからです。
でも、実際のところ、この実家が困ったちゃん。
生き辛さや心の病に伏せる私に、暴言暴力無理解与えまくり。
最終的に、父親は「いい加減にしろ!お前は家族にも見限られるぞ」と私へ言い放ちました。
それが、私が精神科へと入院する引き金となったのです。
話が逸れますが、こう言った実家ですら、医療の業務をしています。
どういう事ですかね?
家族の苦しみは理解しない者が、苦しむ他者を助けられる資格、あるのでしょうか?
私にはそこが未だに分かりません。
さて、そう言った実家に頼りたくない気持ちが出て来るのは、定石ではないでしょうか?
少なくとも私はそうです。
だから、障害年金を受給すると共に、自分で働いて何とか自活しようと奮闘しています。
それは、主治医に『自活病』と新たな病名を付けられてしまう程の重症。
しかしここで、上に触れた『障害年金の裏の顔』が出現して来たのです。
それは私の精神を蝕みます。
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私は地元の年金事務所へと、初回の障害年金受給申請の際に行きました。
そこで言われた事実。
「法定免除の存在」
どういう事か?
そう法律上で定められています。
それだけ生活に困る方が多いからです。
これを、法定免除と言います。
しかし、受給すればする程、無納入の期間が増えていく。
結果どうなるか?
自分の受給出来る老齢年金の額が、削り取られていきます。
貧困に喘ぐ老後が待ち構えている。
当然の話ですが。
だから私は、死んでも長生きせんめぇ、そう思っています。
死んだら長生きも何もありませんが。
この法定免除が、障害年金に付きまとう裏の顔。
ケースワーカーの元彼氏は、専門用語は知っていても、事実関係を知らなかったのです。
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リアルに障害年金を受給しているアラサー女子の私。
こちらもリアルな発言をします。
死んでも長生きせんめぇ、どころか、国民の血税で暮らしている自分が本当に嫌。
死にたくなります。
主治医は、こう言いました。
「あなたはそれだけ苦しんでいるのだから、貰って当然なんだよ」
そうですね。
そうですよね。
でも、何か違う。
お金は欲しいのです。
でないと、地獄の実家に戻って自殺しかねませんから。
でも、自殺を選ばなくても、老後はやはり自殺しかねない経済状況が待っている。
それはどうなのですか?
これは、主治医が悪いのではないと思います。
国の障害者に対する考えが、おかしいのではないでしょうか?
障害の程度が軽くなると、障害年金が支給停止になる制度があります。
それは当然の事でしょう。
別例として、所得が一定以上に届いたら、障害年金が支給停止になる制度もあります。
こちらについても、私も納得します。
しかし、遡って年金を納入出来ずに暮らしていた期間の穴埋めはどうしたら良いのでしょうか?
そう言った問題も立ち上って来るのです。
救済措置として、納入しなかった年金を後から支払うことの出来る制度もあります。
でもそれは、障害を持っている者からすると、溜息の出そうな額を支払うことになるのです。
何せ碌に働けなかったからこそ、年金を貰っていると言うのに。
ふざけんな!
私はそう叫びたい。
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私の友達で、同じく障害者の方が居ます。
その方は、厚生労働省が大嫌いです。
憎んでいると言っても過言ではありません。
私も厚生労働省のFacebookページに怒りと呪いの言葉を書き込んでやりました。
上に書いた事実にも拘らず、この省が障害年金の審査や支給額を厳しくする制度を進めていることを知ったからです。
その書き込みを見た彼は、私の発言に感激して下さり、怒りと呪いの言葉をシェア!
彼とは大変良い友達になれました。
厚生労働省が私にくれた、唯一の恩恵です。
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結論を言うと、私は障害年金なんて貰いたくありません。
さっさとおさらばして完全自活して、現在と老後を少しでも楽にしたいのです。
その為に就労支援事業所で毎日、超絶安い賃金であくせく死ぬ気で頑張っています。
一般就労を精神障害者が実現するのは、なかなか難しいことです。
目には見えない種別の苦しみですから。
私も面接に落ちまくっています。
その度死にたくなる。
でも、諦めない。