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 脱原発を目指す超党派の議連「原発ゼロの会」が18日にあり、閣僚を退任した河野太郎前防災相が約1年ぶりに参加。安倍政権の進める原発政策を批判した。

 河野氏は昨年10月の入閣に伴い、議連への参加を自粛していた。河野氏は政権が高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉方針を打ち出したことを受け、「核燃サイクルは回らないのだから、そろそろやめたらどうか」と主張。再処理で取り出すプルトニウムを消費する代替手段としてプルサーマル発電を行っていることについて「敗戦処理の投手を登板させているようなものだ」と批判した。

 再稼働に慎重な知事が誕生した新潟知事選から2日。参加した民進党の阿部知子衆院議員は「新潟の民意を国政にも」と意気盛んだが、この日の参加者は民進、共産、自民3党から9人にとどまった。(南彰、関根慎一)

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