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 将棋の三浦弘行九段は18日、日本将棋連盟(会長・谷川浩司九段)が12日に決めた自らに対する出場停止処分を不服とする声明を書面で発表した。

 書面では「私がこれまで対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません」と説明。挑戦者になった第29期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)を前に、休場届の提出などを求められたことに対し、「全くの濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である将棋ソフト使用疑惑によるものであり、適正な手続(てつづき)による処分とは到底言い難い」と主張した。

 さらに、対局中の離席の多さや、自身の手とソフトの手との「一致率」の高さを示す証拠を出すよう連盟に要求していることを明かし、「これらの資料を分析すれば、離席と私の指し手との関連性がないことなどを示すことができる」と訴えている。

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