10月18日(火)、KDDIはソニーモバイルコミュニケーションズの新フラッグシップモデル「Xperia XZ (SOV34)」をauから11月上旬以降に発売すると発表しました。
今月の12日にはソフトバンクからXperia XZ (601SO)が発表されていますが、本日18日にKDDI (au)からも発表がありました。そして明日19日にはNTTドコモが2016-2017年冬春モデル 新商品発表会を開催するので、そこでもNTTドコモからXperia XZが発表されると思われます。
いつも通り国内の大手携帯電話会社3社からXperia XZが発表されることになりそうですね。また海外で発表されたXperia Xシリーズのコンパクトモデル「Xperia X Compact」は日本ではNTTドコモからのみ発表されるのでは無いかと言われて(予想されて)います。
NTTドコモが「2016-2017年冬春 新サービス・新商品発表会」を10月19日に開催します!!
「Xperia XZ」について
Xperia XZは今年9月にドイツ・ベルリンで開催されたIFA2016に合わせてソニーモバイルコミュニケーションズが発表した最新のフラッグシップモデルです。
Xperia XZの特徴
- 画面サイズは従来のZシリーズと同じ5.2インチで解像度はフルHD (1920 x 1080ドット)
- 画面は傷が付き難い米コーニング社のGorilla Glassを採用
- ボディは神戸製鋼の高輝度で高純度の新しいメタル素材「アルカレイド」というアルミ素材を採用
- 2.5Dラウンドエッジ加工で全体的にループ形状の新デザイン
- 右側面にある電源ボタンには指紋認証センサーを搭載
- 上下を気にせず使えるUSB Type-C採用
- 4K動画の撮影に対応
- 防水・防塵対応
- 日本独自の「テレビ(フルセグ/ワンセグ)、おサイフケータイ」に対応
- LTE回線使った通話機能「VoLTE」に対応 (auでは3G接続は出来ません)
- カラーバリエーション「フォレストブルー、ミネラルブラック、プラチナ、ディープピンク」の4色
高性能なカメラ機能
Xperia XZには動いている被写体の次の動きを予測してフォーカスする「先読みオートフォーカス」と、薄暗い場所でも高速でピントを合わせることが出来る「レーザーオートフォーカス」、ホワイトバランスを自動で設定してくれる「RGBC-IR」というカラーセンサーが搭載されています。
また薄暗い場所でも高速でオートフォーカスが可能なレーザーオートフォーカス機能を搭載したモデルはXperia XZがXperiaシリーズでは初となります。
今までXperiaは薄暗い場所での撮影が少し苦手だったようですが、それが今回のフラッグシップモデル「Xperia XZ」で克服されます。また新たに登場した「RGBC-IRセンサー」では光のRGBバランスだけでなく目に見えない赤外線も捉えて周りの明るさを判断し的確なホワイトバランスを設定できるようになりました。
そしてXperia X Performance同様に約0.6秒の高速起動・撮影と0.03秒の高速オートフォーカス機能は健在です。更にXperia X Performanceでは一度無くなった4K動画撮影機能が戻ってきました。
RGBC-IRセンサーの有無
これなら色鮮やかな写真が撮れそうですね、
4K動画撮影
4K動画撮影では従来の撮影よりも解像度が高くなるので動画のファイルサイズも大きくなりますが、その分拡大しても綺麗に動画を見ることが出来ます。
プレミアムおまかせオート
カメラ撮影に慣れていない方の為にXperia XZには自動的に撮影モードを設定してくれる「プレミアムおまかせオート」と言うとても便利な機能がついています。
色鮮やかな食材が綺麗に撮れていますね。「プレミアムおまかせオート」では被写体に合わせると自動的にモードが設定されるのでとても便利ですよ。
Xperiaのカメラを起動して左側のカメラの絵に合わせるとこのモードになります。
※現在販売されているXperia X Performanceにもこの機能は付いています。
※右下に小さく「料理」の文字が見えますね。
高感度ISO
Xperia XZでは「高感度ISO」により夜景も綺麗に撮影できるようです。
夜景撮影が綺麗にできるのはいいですね、以前Xperia Z3 Compactを持って夜景で有名な函館山に行ったことがあるのですが暗い場所だとノイズが酷くて綺麗に撮影出来ませんでした、なのでこの機能はちょっと羨ましいです。
Xperia XZとは関係ないですが下記のサイトで函館山からの綺麗な夜景が見れますよ
5軸手ブレ補正
更にXperia XZはスマホでは世界初の「5軸手ブレ補正」が付きました。
あらゆる方向の手ブレが補正できそうです。
オーディオ
音楽CDの約3~6倍の情報量を持つハイレゾ音源の再生と周囲の騒音をカットするデジタルノイズキャンセリング機能が搭載されています。
※ノイズキャンセリングは対応のヘッドセットを別途購入する必要があります。
スマホの寿命が延びるバッテリー保護機能
Xperia X Performanceでも採用されていた「バッテリーの寿命が従来の最大2倍になる」米Qnova社の技術と、更にバッテリーに負荷が掛からないようにする「いたわり充電」という新機能を搭載、いたわり充電は使用者の普段の生活の中での充電の仕方を学習し過充電にならないように充電の速度を調整する機能です。
※海外ではBattery Careと呼称されていましたが、日本では「いたわり充電」と言うようですね。
そしてXperiaに標準搭載の省電力機能「STAMINAモード」にも新しいモードが追加されました。今までは「ON / OFF / バッテリーが15%以下になったらON」と3つの中からモードを選択でしたが、Xperia XZではもう少し柔軟に節電することが可能になります。
この中だと「バランス良く節電したい」辺りが無難なのかも、それでバッテリーのもち時間を見てから調整するのが良さそうですね。
カラーバリエーション
最初グローバルモデルの発表会では「ミネラルブラック、フォレストブルー、プラチナ」の3色だけ紹介され、そこ後ソニーモバイルから公開されたホワイトペーパーの中で一部の地域ではディープピンクも発売する予定と書かれていたのですが、日本は該当する地域のようですね。
PV
Xperia XZ (SOV34) のスペック
メーカー名 | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
---|---|
モデル名 | Xperia XZ (SOV34) |
OS | Android 6.0 (Marshmallow) |
ディスプレイ | 5.2インチ / 解像度 フルHD (1920 x 1080) / トリミナスディスプレイ / 強化ガラス |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996 [ 2.2GHz / 1.6GB (クアッドコア) (64bit)] |
GPU | Adreno 530 |
メインメモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
カメラ (メイン/サブ) | 2300万画素 / 1320万画素 |
バッテリー容量 | 2900mAh |
サイズ | 146 x 72 x 8.1mm (突起部を除く) |
重さ | 161g |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
無線LAN | IEEE801.11 a/b/g/n/ac (MIMO) (2.4GHz/5GHz) |
microSD | microSD / SDHC / SDXC (最大256GB) |
SIMサイズ | au Nano IC Card 04 (nanoSIM) |
防水・防塵 | IPX5/IPX8 , IP6X |
カラバリ | フォレストブルー、ミネラルブラック、 プラチナ、ディープピンク |
その他 | 指紋センサー搭載/QuickCharge 2.0(急速充電)対応/ 日本語入力のPOBox Plus搭載/ テレビ (TVアンテナケーブル同梱)/おサイフケータイ |
連続待受時間 : 4G LTEエリア/WiMAX 2+ 約660時間
連続通話時間 : VoLTE 約1630分
キャンペーン
10月19日から発売日前日までの間に「Xperia XZ」を予約して2016年11月30日までに購入した方全員に au WALLETプリペイドカードへ3,240円キャッシュバック(チャージ)するキャンペーンが開始されます。
10月19日 10:00から下記のリンク先にキャンペーンページがオープンします。
所感
本日KDDIより発表されたXperia XZのホットモック(電源の入るデモ機)が10月19日(水)からKDDIの直営店に展示されます。
札幌にも今年の6月、札幌駅の地下にKDDIの直営店「au SAPPORO」がオープンしているので札幌でもXperia XZをいち早く触ることが出来ますよ。
KDDI直営店「au SAPPORO」が6月23日にオープンします!!
全国のKDDI直営店
au SAPPORO (北海道・札幌)、au SHINJUKU (東京・新宿)、au みなとみらい (神奈川・横浜)、au NAGOYA (名古屋・栄)、au OSAKA (大阪・梅田)、au FUKUOKA (福岡・天神)、au HAKATA (福岡・博多)