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介護報酬詐取で4人逮捕

10月17日 19時16分

介護報酬詐取で4人逮捕

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愛知県尾張旭市の介護施設の実質的経営者の男らが、うそを言って要介護認定を受けた上、架空の介護サービスを受けたとする書類を作って介護報酬を不正に請求し、市から約56万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは尾張旭市の介護施設の実質的経営者で元暴力団員の佐々木憲二容疑者(67)と施設のケアマネージャーら4人です。
警察の調べによりますと、佐々木容疑者らは尾張旭市の職員に歩行が困難だなどと、うそを言って要介護3の認定を受けた上、実質的に経営する施設で架空の介護サービスを受けたとする書類を作って介護報酬を不正に請求し、市から約56万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
警察は、17日、容疑を裏付けるため、岐阜市の暴力団事務所などを捜索しました。
警察によりますと、佐々木容疑者は自分で歩いたり、施設に通っているはずの日に、県外に出かけていたりしていたということです。
この施設には、ことし4月までの3か月分として、ほかにも530万円近い介護報酬が支払われているということです。
警察は不正に受け取った介護報酬が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。
警察によりますと調べに対して、佐々木容疑者は容疑を否認しているということです。

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