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天守閣専決処分は慎重姿勢

10月17日 12時31分

天守閣専決処分は慎重姿勢

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名古屋市の河村市長は、名古屋城天守閣の木造での復元をめぐり、関連する予算案が継続審議になったことについて、「議会で議決してもらうのが一番良い」と述べ、議会の議決を経ずに市長が予算措置する専決処分には慎重な姿勢を示しました。
名古屋城天守閣の木造での復元に向けた基本設計の費用などを盛り込んだ補正予算案は先週閉会した名古屋市の定例議会で、慎重な審議を求める意見が相次ぎ、継続審議になりました。
これについて河村市長は議会の議決を経ずに市長の権限で予算を措置する専決処分を検討する考えを明らかにしていましたが、17日の定例の記者会見で「天守閣を取り壊すにも文化庁の許可が必要で、基本設計を出してくれと言われている。議会で議決してもらうのが一番良い」と述べ、専決処分には慎重な姿勢を示しました。
また、天守閣の耐震強度が低いとして、近く実施するとしていた入場禁止の措置について、「早くやりたいが、見学の予約が入っていて難しい」と述べ、開始時期はまだ決めていないことを明らかにしました。

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