デスクワークで冷えのぼせが悪化
デスクワークをしているとどうしても机の前でパソコンと睨めっこをしている人も多いのではないでしょうか?デスクワークの怖い所は椅子に長時間座ったままで作業をすることにより下半身、主に足腰の筋肉を使わないことにより血液の循環が滞ることです。
足は第二心臓とも言われるように心臓から送り出された血液が足先までの末端まで届いたあと歩行などによる筋肉の収縮をポンプ代わりにして静脈を通って血液が循環します。しかし机に座って仕事をしていると足の動きがないために血液の循環が滞りってしまいます。その中でも怖いのは静脈血管の血行が悪くなることにより血管中に血栓ができてしまうことです。血管の中に血栓ができることにより下肢の腫れや下肢痛など冷えのぼせを悪化させる原因にもなります。少し前に話題になったエコノミークラス症候群も同じ現象でデスクワークを同じ姿勢を続けることにより、足が痛くなったり腫れたりして静脈血栓症になってしまいます。デスクワークだけでなく長時間同じ姿勢を続けることにより長時間乗り物を乗っいたり、狭い環境で作業をしたりしていると同じ現象がおこります。また長時間デスクワークを行うことにより頭の重みを支える首や肩の筋肉に負担がかかることにより筋肉に血液と酸素を運ぼうとするのですが冷えて細くなった血管では血流が悪くなり血液が体の上部に溜まり易くなります。慢性的な冷えのぼせを抱えてる人の80%は肩こり・腰痛持ちという結果もあります。肩こり・腰痛など筋肉が硬いために血液が滞りやすいと冷えのぼせの原因にもなります。デスクワークなど長時間、同じ姿勢でいる状態では筋肉が常に緊張状態になりその分血管が細く血流が少なくなります。
このような状態が長く続くと体温が全体的に低下し慢性的な冷えのぼせになってしまします
デスクワークをしながら冷えのぼせ予防
デスクワークをしながら冷えのぼせを予防する方法として血液の循環をよくする必要があります。デスクから動けなくても足元に青竹踏みを置いて足裏を足踏みして血液の循環を促したり足首を軽く回したり足の指を握ったり伸ばしたりする事により足先まで血液が循環する環境を作り出す事ができます。また肩をゆっくり大きく回す事により筋肉の圧力がかかり血管から血液の循環がよくなります。この時注意したい所はゆっくりと時間をかけて肩が動く範囲まで動かしてください最初は前方向に5回・次に後ろ方向に5回ゆっくり回すことにより血管に適度に圧力をかけて血流の流れをよくします。まずは出来る事から少しづつ足を動かして冷えのぼせを予防してみてください