キングジムが、コの字型のマウスパッド「マウスブリッジ」を発表しました。フルキーボードのテンキー部分にかぶせて使うもので、その上でマウスを操作できます。PCまわりを広く使えて便利そう。
一般的なデスクトップPCの多くは、テンキー付きのフルキーボードを採用しています。数値入力には便利ですが、幅が広く場所を取るので、マウスの可動範囲が狭くなりがち。また、文字入力とマウス操作を交互に行う場合は、手の移動距離が長くなり作業効率が落ちてしまいます。
指がホームポジションから離れるからと、使用を避けるユーザーも少なくはなく、人によっては無用となるテンキー。しかしマウスブリッジをその上にかぶせれば、マウス操作用のスペースになります。デスクを省スペース化できるし、文字キーとマウスが近くなるしで一石二鳥。PCがオフィスの支給品で、キーボードを自由に選べない人にも有用です。
天面には凹凸加工が施されており、そのままマウスを操作可能。マウスの裏面に貼り付けて滑り具合を調整できる、「摩擦調整シール」も付属しています。
価格は2500円(税別)で、11月11日発売。内径寸法は幅130ミリ、奥行き230ミリ、高さ60ミリで、この範囲内に収まるキーボードに設置できます。
(沓澤真二)
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