取締役 CMO 武蔵 国弘
私達、硝子体手術研究所は、低侵襲な眼科手術を患者様に届けることをミッションに掲げ、研究開発に重点を置いた職人気質溢れる医療機器会社です。私たちの使命を全うするため、眼科臨床医の想いを日本が誇る匠の技で具現化し、革新的な医療機器を開発しています。 細くて硬い素材を使った低侵襲な硝子体手術の普及を目指す眼科臨床医と、金属をナノレベルで加工できる匠の技を持ったエンジニア。大阪を基盤に活躍する両者が出会い、議論を交わすところから硝子体手術研究所はスタートしました。
そして構想半年、企画1年を経て、医療機器特化型のベンチャーキャピタル「MedVenture Partners 」や多くのアカデミアの支援・協力を得るようになりました。 私達が生み出した、非常に硬い新素材をシャフトに用いた27G硝子体手術システムは、現在主流の25Gよりも細く低侵襲なシステムであり、大阪発、そして日本発となる世界を相手に戦え、普及できる医療機器です。硬い素材を使うことで術者の直観的な操作が可能になるだけでなく、シャフトが細くなることに伴う硝子体切除の低効率性も解決する見込みです。つまり、患者にとっては低侵襲、手術医にとっては使いやすい、硝子体手術システムを提供します。
私達は、国が推進する医工連携事業のパイオニア企業として真摯に開発を進めます。現在の患者様にとっても、将来の患者様にとっても、そして日本のみならず世界に福音を届けられると信じています。