2016年10月12日15時11分
■アメ村「ニューライト」
昭和を感じさせる青いテント。店先のショーケースには、レゲエアーティストらのステッカーがびっしり貼られ、料理のサンプルはもはや見えない。一見して飲食店とは分からないが、若者たちが次々と店内に吸い込まれていく。
ここは大阪・ミナミのアメリカ村にある食堂「ニューライト」。看板メニューは、アメリカ村のソウルフードとも言われる「セイロンライス」(税込み500円)。カレー粉で炒めたタマネギと牛肉、2日かけて仕込んだ特製のデミグラスソース、ラーメンのスープ、ご飯を混ぜ合わせ、仕上げに卵黄をぽとり。見た目はカレー雑炊。カレーの香りが鼻を抜ける。カツや目玉焼きなどのトッピングも人気だ。
ところで、なぜセイロンなのか。
セイロンとはインド半島南東の…
残り:939文字/全文:1258文字
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ