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 国連安全保障理事会は17日、北朝鮮による14日(日本時間15日)のミサイル発射を「強く非難する」という報道機関向けの声明を出した。今回の発射は失敗だったが、声明は、2006年以降の複数の安保理決議に対する「深刻な違反」と指摘し、北朝鮮が一連の決議に従い、更なる実験を控えるよう求めた。

 今回のミサイルは日本全域と米領グアムまで届く新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられている。

 安保理メンバー国は、声明の中で、全てのミサイル実験は、失敗したものも含め、北朝鮮の核兵器の運搬手段の開発に貢献し、地域の緊張を高めているとして「遺憾の意」を表明。市民の生活必需品が大幅に不足する中、北朝鮮が弾道ミサイル開発に資源を投じていることも指摘した。

 ミサイル実験を繰り返す北朝鮮…

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