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御嶽山の旧登山道と石標を調査
10月15日 19時18分
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岐阜県下呂市の御嶽山の中腹で、今は使われていない古い登山道とその道沿いの石の表示板の調査が行われました。
これは地元のNPOが御嶽山の歴史を後世に正確に伝えようと行ったもので、15日はメンバー4人が参加しました。
下呂市の御嶽山の中腹にある古い登山道は、昭和34年に7合目までバスで行けるようになってからほとんど使われなくなり、石標と呼ばれる何合目かを示す石の表示板も、3合目から6合目までは場所が定かではありません。
ただ、4合目の石標は50年ほど前の写真が残っているため、メンバーたちは4合目を中心に登山道だったとみられる場所を探しました。
すると、ところどころに登山道だったことを示す丸太の橋の残骸や道沿いに並べた石などがあり、たどっていくと4合目の石標が見つかりました。
調査したNPOの桂川淳平理事長は「地域のシンボルである御嶽山の歴史を正しく残し、地域の振興に役立てたい」と話していました。
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