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全日空機が風切り音で引き返す

10月15日 19時03分

全日空機が風切り音で引き返す

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15日午前、中部国際空港を飛び立った全日空機が、操縦室で風の音がしたため約40分後に中部国際空港に引き返しました。
乗員乗客にけがはなく、中部空港事務所は操縦室の窓枠のシール材と呼ばれる部品の劣化が原因で外気が入り込んでいたとみています。
国土交通省の中部空港事務所によりますと、15日午前10時前、全日空875便のボーイング737型機が香港国際空港に向けて中部国際空港を離陸し、伊勢湾の付近を上昇中に、操縦室の左側面のスライド式の窓から風切り音がしたということです。
このため、機長は三重県志摩市南西の上空付近で引き返すことを判断し、約40分後の午前10時40分に中部国際空港に着陸しました。
中部空港事務所によりますと、この便には乗員乗客あわせて89人が乗っていましたが、けがはなかったということです。
全日空が原因を調べたところ、操縦室の窓枠に設置された風や雨の浸透を防ぐシール材と呼ばれる部品が劣化しているのが見つかったということで、中部空港事務所はこの隙間から外気が入り込んで音が出ていたとみています。
このトラブルで全日空875便は欠航しました。

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