好感度の山,湖南アルプス

【年月日】 2003/12/07
【地域】 琵琶湖南部一丈野国有林
【ルート】 JR草津〜帝産湖南交通バス利用上桐生10:00〜10:30落ガ滝〜11:00 縦走路出合〜
11:30鶏冠山 ピストン〜13:00天狗岩〜13:40耳岩〜13:45白石峰〜14:00竜王山 
ピストン〜14:45重岩〜国見岩〜15:00狛坂磨崖仏〜15:50上桐生
【メンバー】 Gさん、どんかっちょ!
【地図】 瀬田、三雲1/2.5万

仲間内からこの山は変化に富んで楽しい山との評判を聞いていた。

森の音さんの表現を借りれば「関西エリアで湖南アルプスの中でも随一好感度の山、それは滋賀県栗東町と草津市の間に有る「金勝(こんぜ)山地天狗岩」である」と進めているので行きたいものだと思ってた。

Gさんとの同行で思った通りの変化に飛んだ岩塊が多く楽しめた。

左奥、比叡山、琵琶湖大津方面

天狗岩と右,鶏冠山490.9m

 JR大阪駅を8:30の新快速で出発、草津駅から終点の登山口に着いたのが10時前である
バス本数は1時間に2本程度有る。竜王山天狗岩方面への標識が有り女性の3人が先発する、初めてのコースでありその標識は下山側であり鶏冠山方向へはどの道へともたもた、
正面の老人ホーム方面へ行きかけたらバスの運転手がやはり標識の方へ行くのだと教えてくれた、20メートルも進めば左手に駐車場が見えもう10台くらいは停まっていた。
ここを横断し山に取り付くがこの辺一帯は整備されてキャンプ場が有ったりで野外活動に便宜を計っている。

左方向駐車場から鶏冠山へ取り付く

山道も整備されて歩きやすい。沢にそって歩き右に行ったり左に行ったりする、落ガ滝への標識に従い右手に渡って登り詰めると上から団体さんが12人程下って来た。行き違ったらすぐに滝が見えた。滝近くになっても水音が余りしなっかったがやはり小規模の滝であった。
元の登山道へ戻り進むと人声がしたが先程の団体が休憩後出発する所であった。ナメ床を水が流れていて気持ちの良い所である、ここまで出発から45分である、一息付く。
ここから左に取り付いた。やや薮こぎに近い登りになった、団体さんが行ったので間違い無いと思ったが二人、三人と越して先頭に立ったら大岩が有りあれ道は?右か左か?かすかな踏み後をたどり左手から巻き登る。それなりに踏み跡が有り北峰縦走路に出た。
縦走路の木々の間から展望が開け団地やら琵琶湖方面、近江富士等が見えた。松茸採取地入山禁止の立て札が有り松茸が取れるようである。
声が聞こえ幼い子供を連れた団体が下って来た、そこから少し登れば鶏冠山で5人が休憩中で写真を撮ってあげた。大阪から来ており我々の後のバスで来て滝は見ないで登って来たので先着しているのであった。気温は9度を示していた。木々の間からの展望なので不十分。先に出発して元に戻り縦走路をどんどん下って行く。途中で子供連れを追い越した。恐竜の背尾れのような
岩が有り登れば鶏冠山から琵琶湖方面の展望(下)が開けた。

これから期待の岩山が近くなる、最初の岩との出合いは

左手に大岩の重なりが有り圧倒される。

しばらく行くと岩がゴロゴロ、ここが天狗岩かな?と思ったくらいである。尾根道は風が強く感じられ、12時も過ぎていたので岩で風を除けて昼食タイムとした。天狗岩方向
食後の美味しいお茶で締めくくり12:50に出発した。ここから数分も下ると前方の岩のてっぺんに人陰が見えた。やはりそこが天狗岩で13時前に到着した。
目の前にでっかい岩が青空に聳えていた。左手に廻ると大岩だらけで昼食を取っている人や岩登りで遊んでいる人もいた。鉄梯子を渡り狭い岩の間を通って上の大岩によじ登った、岩を飛び移ったりと童心に帰り楽しんだ。
 一旦下り又登り返して振り返ったら天狗岩全体が眺められた。両側に大きな岩がありその間の狭い所を通ったが後で気付いたがそれが耳岩であったようである。
13:45に白石峰に到着、標識が一杯であるがピークに登ったような気がしない所である

そのまま標識に従い竜王山へピストンする。小さな茶沸観音を見て進むと祠がありその右手に山頂が有る。そこには京都から来た男性二人が展望を楽しんでいた。天狗岩のような岩山が鈴鹿の御在所山であるとの話が出たがまだ行った事が無い、HAMAさんのホームページで見た事を思い出した。いつかは行ってみよう。
山頂から目の前にごろごろ重なった岩山が見え、あそこにも行けそうではないかと思った。

竜王山(504.7m)からの展望、目前の岩山、近江富士が見えた。

山頂から一旦下り登り返したところに右手への道が有りそこへ踏み込んで行ったら岩山に到達した、ここでもよじ登って楽しんだ。でも何故こんな丸い岩の重なりができるのであろうか?と思う。

ゴリラが子供を抱いているような?岩

茶沸観音の前にはワンカップが5本並んでいた。重岩の処にもワンカップが並んでいた。
登山者ではない参拝者がいる証拠であろう、国見岩の手前のベンチでひと休みしたが、全くそこからの展望を忘れて左手に下って行く。相前後して下山者が歩いて行く。
15:00立派な狛坂磨崖仏に着いた、良くも彫り上げたものだと感心する位、風格が有る。下山者も皆カメラを向けた。
15:40さかさ観音が下山道から少し離れた所に有り見に行った。ここからバス停まではオランダ堰とかキャンプ場があったりして開けており10分もしたら到着した。待っていたバスに並んで乗り込み座席は確保でき15:55出発した。同行のGさん楽しい一日有難う。
             

   

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