調査

OBC、弥生、OSKが上位3位--中小企業が導入済みの給与・人事・勤怠・就業管理システム

NO BUDGET 2016年10月18日 07時15分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ノークリサーチは10月14日、調査リポート「2016年中堅中小企業における給与、人事、勤怠、就業管理システムの利用実態とユーザー評価」を発表した。この調査は日本全国、全業種の500億円未満の中堅中小企業を対象に行われた。有効回答件数は1300社。

 同リポートによると、導入済みの給与、人事、勤怠、就業製品サービスを複数回答可で尋ねたところ、トップはOBCの「給与奉行、人事奉行、就業奉行」が15.6%で、次いで、弥生の「弥生給与」が10.5%、OSK(大塚商会)のSMILEシリーズが9.4%となった。4位以下は、NTTデータビズインテグラル、NTTデータビジネスシステムズ、富士通、ワークスアプリケーションズ、オービック、ピー・シー・エー、スーパーストリームの各製品が続いている。

調査結果

 また、「最も主要な給与、人事、勤怠、就業製品サービスに関して評価、満足している機能や特徴」(複数選択可)では、「バージョンアップ時の費用負担が安価である」が17.6%、「能力や実績に応じた給与体系を実現できる」が10.0%、「昇給の実施可否をシミュレーションで判断できる」が8.6%、「ワークライフバランスを考慮した人材管理を行える」が6.3%となった。

 ノークリサーチでは、これらの結果について、導入社数シェア上位3社(OBC、弥生、OSK)は順位も含め2015年から変動はないとし、シェア4位以降は多数の製品サービスでシェアを少しずつ分け合い、毎年順位が変動する傾向にあるとしている。また、人事、給与、勤怠、就業関連の製品やサービスは、法制度対応を契機として導入されることも多いため、ユーザー企業は少ない費用で新たな法制度に対応できるかという点を重視していると指摘している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化