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 東京・渋谷駅前のハチ公広場にある観光案内所、愛称「青ガエル」(旧東急5000系車両)が18日、ハロウィーンにちなみ、サンリオのキャラクター「ポムポムプリン」仕様に衣替えした。青ガエルのラッピングは2006年の設置以来初めてで、道行く人が写真に収めたり、眺めたりしていた。

 青ガエルは外国人観光客を中心に1日に約130人が訪れ、待ち合わせスポットとしても人気だ。ところが今年、落書きされたり窓ガラスを割られたりする被害が相次ぎ、青ガエルを管理する渋谷区観光協会などは、今月31日のハロウィーンに向け、いたずら防止などを目的にラッピングを企画した。

 17日に作業員14人が作業を開始。全長約10メートルの車両を黄色や茶色の布で覆った。傷つきにくいよう、柔らかい素材を選んだという。内装もハロウィーン仕様にした。ラッピングは11月1日までで、中に入れるのは午前10時~午後8時。(池田良)