超党派国会議員85人が靖国参拝
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超党派でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の衆参両院の国会議員85人が、18日、秋の例大祭が行われている靖国神社に参拝しました。
「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、毎年、春と秋の例大祭と、8月15日の「終戦の日」に、東京・九段の靖国神社に参拝しています。
18日は、会長を務める自民党の尾辻元参議院副議長や、民進党の羽田元国土交通大臣、日本維新の会の東総務会長、日本のこころを大切にする党の中山代表ら、超党派の衆参両院の国会議員85人が、午前8時に靖国神社の本殿に昇殿し、そろって参拝しました。安倍内閣からは水落文部科学副大臣らが参拝しました。
参拝のあと尾辻氏は記者会見し、安倍総理大臣が秋の例大祭に合わせた靖国神社参拝は行わない見通しであることについて、「諸外国との関係を考えて判断したのであれば、亡くなった方々もそれなりに理解すると思う。ただ、安倍総理大臣にはそのことを率直に、『参拝できないことは痛恨の極みだ』などと語っていただいたほうがいい」と述べました。
18日は、会長を務める自民党の尾辻元参議院副議長や、民進党の羽田元国土交通大臣、日本維新の会の東総務会長、日本のこころを大切にする党の中山代表ら、超党派の衆参両院の国会議員85人が、午前8時に靖国神社の本殿に昇殿し、そろって参拝しました。安倍内閣からは水落文部科学副大臣らが参拝しました。
参拝のあと尾辻氏は記者会見し、安倍総理大臣が秋の例大祭に合わせた靖国神社参拝は行わない見通しであることについて、「諸外国との関係を考えて判断したのであれば、亡くなった方々もそれなりに理解すると思う。ただ、安倍総理大臣にはそのことを率直に、『参拝できないことは痛恨の極みだ』などと語っていただいたほうがいい」と述べました。
韓国外務省「深い憂慮と失望」
安倍総理大臣が17日、靖国神社の秋の例大祭に合わせて「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納したほか、18日、衆参両院の国会議員85人が靖国神社に参拝したことについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は論評を出し、「日本の政府と国会の政治指導者たちが、過去の日本の侵略戦争を美化する靖国神社に再び供え物を奉納し、参拝を繰り返したことに、深い憂慮と失望を禁じえない」と批判しました。そのうえで、「日本の政治家が正しい歴史認識を土台にして、過去の歴史に対する謙虚な省察と誠実な反省を行動で示すことで、周辺国と国際社会の信頼を得て未来に向かうよう求める」としています。