軽自動車は、現在ではお手頃な価格と運転しやすいサイズ・広い車内・維持費の安さを備えた普遍的な人気を獲得しています。
しかしそれだけに競争も激しく、軽自動車と一口に言っても、SUVをモデルにしたもの、ハイト系・スーパーハイト系などさまざまな車種が存在します。
「自分に合った軽自動車はどれなのか?」「今人気なのはどの車種?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、新車販売ランキングを参考に、2016年最新の人気の軽自動車おすすめをご紹介します。非常に多くの軽自動車の中で、あなたに一番合った車種が見つかる内容になっています。ぜひここから最高の一台を見つけてください。
目次
- 軽自動車の関係性がすぐ分かる!人気軽自動車・車種一覧
- 最新販売ランキングから人気の軽自動車を徹底解説
- ・すぐ結論を知りたい方に!タイプ別おすすめ車種の一番はコレ
- ・第1位 ダイハツ・タント:背の高い軽自動車の代表格/子育てファミリーに最適
- ・第2位 スズキ・ワゴンR:どんな使い方にも適する優等生な軽自動車の定番
- ・第3位 ダイハツ キャスト:3つの異なる顔を持つ個性派ハイト系モデル
- ・第4位 ダイハツ ムーヴ:万能型の基本性能を持った背の高い軽自動車の優等生
- ・第5位 スズキ ハスラー:SUVと実用性の高い軽ハイトワゴンの融合で大ヒット
- ・第6位 スズキ アルト:軽量化とコストダウンによって実現する圧倒的な低燃費・低価格が魅力
- ・第7位 スズキ スペーシア:軽快な走り&先進の安全装備で長く安心して使えるスーパーハイト
- ・第8位 ホンダ N-BOX:2015年上半期のNシリーズ売上1位を獲得!完成度の高さが魅力
- ・第9位 日産 デイズルークス:高い実用性と圧倒的な後席の居住性が魅力の売れ筋モデル
- ・第10位 ダイハツ ミライース:低燃費・低価格車の先駆者/操縦安定性も上々で人気を獲得
- ・第11位 日産 デイズ:軽自動車を上質感で選ぶ方には納得のクオリティ
- ・第12位 ホンダ N-WGN:実用性を重視した万能型「新しいベーシック」軽自動車
- ・第13位 スズキ アルトラパン:柔和な「可愛さ」と高い基本性能で独自のポジションを
- ・第14位 ダイハツ ウェイク:軽自動車最大の全高が実現する圧倒的な車内スペース
- ・第15位 ホンダ N-WGN カスタム:軽自動車の中でも上質さは特筆もののカスタムモデル
- ・第16位 ホンダ N-ONE:軽自動車の枠を超えるスペシャリティ仕様は車好きの方におすすめ
- ・第17位 三菱 eKワゴン
- ・第18位 ホンダ N-BOX SLASH
- ・第19位 ダイハツ ミラココア:ラパンのライバル車/リビングのようにくつろげるキュートな軽自動車
- ・第20位 スズキ ジムニー:軽自動車ながら国内最強のオフローダーは往年モデルの中古車も魅力
- ・第21位 ホンダ S660:走りの楽しさを体感できる本格派オープン2シーター
- ・第22位 三菱 eKカスタム:迫力あるフロントマスクと上質感はダウンサイジングにもおすすめ
- ・第23位 三菱 eKスペース:その名の通り、広大な車内スペースを実現した軽自動車
- ・第24位 ダイハツ コペン:軽スポーツの本命が「樹脂ボディ・着せ替え機能」で復活
- ・第25位 スズキ アルトワークス:近年の軽スポーツをさらに盛り上げる本格派の復活
- まとめ
- コラム:軽自動車は新車・中古車どちらで購入するべきか
- 購入価格の安さと比較的新しい装備を両立できる2~3年落ち中古車がコスパよし
- 誰も乗っていない軽自動車を購入したい場合の選択肢
- コラム:軽自動車の税金はどれだけ安い?普通車との比較を徹底解説
- 軽自動車税と自動車税の比較
- 自動車重量税を軽自動車と普通車で比較
- 自動車取得税と消費税での比較
- 軽自動車と普通車の税金比較事例
軽自動車の関係性がすぐ分かる!人気軽自動車・車種一覧
上述の通り、軽自動車の中でもさまざまなタイプのクルマがあります。しかし、その特徴によって大きく以下の5つに分類することができます。
- スーパーハイト系:軽自動車ではもっとも背が高く、家族使いにぴったりなタイプ
- ハイト系:使い勝手や居住性にすぐれた万能タイプ
- SUV&スペシャリティ:SUVベースやクーペタイプなど個性的な軽自動車
- スタンダード:背は低いが低価格・低燃費が魅力
- ワンボックス系:商用車をベースにした荷室の広さはトップクラス
以下に、人気の軽自動車のタイプや関係性がすぐ分かる一覧をまとめました。ぜひご覧ください。
参考までに「軽自動車」の定義を簡単にまとめました。下記の基準にすべて当てはまっているクルマが軽自動車です。ひとつでも例外になれば、コンパクトカーや普通車の扱いになるわけです。
- 全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mm以下のサイズ
- エンジン排気量は660cc以下であること
- 定員は大人4名までであること
最新販売ランキングから人気の軽自動車を徹底解説
それでは、2015年後半~2016年の登録台数実績から、人気の軽自動車をランキング形式でご紹介します。
自分にはこれ!という1台が選べるように、特徴だけでなく、筆者の見解からおすすめポイントや向いている方もお伝えします。
ぜひ、車選びの参考にしてください。
- ※新車登録台数は2015年9月~2016年2月迄の新車登録台数実績を参照(全国軽自動車協会連合会調べ)
- ※新車販売価格:2016年9月時点での新車販売価格を公式カタログ・HPより調査
- ※中古車相場:2016年9月時点でのカーセンサー全国中古車情報から調査
- ※平均実燃費:e燃費で2016年9月時点での直近90日間ユーザー実燃費を調査
すぐ結論を知りたい方に!タイプ別おすすめ車種の一番はコレ
これから軽自動車の販売ランキングから人気車種をご紹介していきますが、軽自動車の中でもさまざまなタイプがあるのはお話ししたとおりです。自分にもっとも合った一台をまず知りたい!という方も多いことでしょう。
また、軽自動車はその規格から、似た強みを持つ車種も多く、どれにするか迷うことも少なくありません。筆者の見解から、タイプ別のおすすめ車種を先にご紹介します。以下のリンクから直接詳細をご覧いただけますので参考にしてください。
- 普段使いのファミリーカーとして活用したいなら:ダイハツ・タント
- 幅広いアウトドア・車中泊にも活用したいなら:ダイハツ・ウェイク(車中泊の快適さ重視ならホンダ・N-BOX+)
- 雪道・山道などのオフロード走行が多い方は:スズキ・ジムニー
- 高級感や目立ち感のある軽自動車に乗りたい方は:スズキ・スペーシアカスタム
- 低燃費・低価格をもっとも重視したい方は:スズキ・アルト
- スポーツ走行を軽自動車でも楽しみたい方は:ダイハツ・コペン
第1位 ダイハツ・タント:背の高い軽自動車の代表格/子育てファミリーに最適
全高1700mmを超える、背の高い軽自動車の代表格がダイハツ・タントです。天井の高さによって実現した広い車内空間と、ミラクルオープンドア(後席スライドドアと組み合わせた大開口ドア)による高い乗降性が強みです。
後席でも頭上と足元空間は軽自動車の中でもトップクラスです。後席をたたむことで、背の高い荷物も楽に積むことができます。
以下が現行タントに装備されるミラクルオープンドアのイメージです。お子様がいる家庭や、年配の方がいる家庭で、後席の乗り降りを重視する方にとってはタントはおすすめです。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/k-guide/select/tanto.htm
ダイハツ タントの基本情報
新車販売価格:122~134.4万円
中古車相場:93.0万円(1.5~215.0万円)
平均実燃費:16.04km/L
ダイハツ・タント カスタム:広い車内空間とスポーティで洗練された外観を両立
前述のタントのカスタムモデル。タントよりもスポーティな外観が特徴ですが、最新のマイナーチェンジによって洗練された雰囲気を一層強めました。広い車内空間や大開口のスライドドアはベースのタントを継承しており、高い乗降性と快適な居住性が魅力です。
向いている方は基本的にタントと同じですが、グレードによって選べるフロントグリル、シルバーのアクセントなど、スポーティな軽が好みの方におすすめです。
ダイハツ タントカスタムの基本情報
新車販売価格:152.8~187.3万円
中古車相場:9.0~215.0万円
平均実燃費:16.30km/L
第2位 スズキ・ワゴンR:どんな使い方にも適する優等生な軽自動車の定番
スーパーハイト系の背の高い軽自動車の代表として上記、タントをご紹介しましたが、背の高い軽自動車の先駆者はこのスズキ・ワゴンRです。
日常生活で安心して使える軽自動車としてのスタンスを一貫していて、車内は広く・シートを倒すことで広い荷室にも変わります。
車体も軽いため、ノーマルエンジンでもパワーに不満はありません。長距離の移動から街中での走行・買い物まで幅広い使い方に対応できます。最新モデルでは軽のトップレベルまで燃費も向上しています。
正直、これといって強い個性はありませんが、変わらないその安心感もワゴンRの魅力だと考えています。ハズレのない安心な軽自動車に乗りたい方には、まずおすすめです。
スズキ ワゴンRの基本情報
新車販売価格:119.9~149.3万円
中古車相場:平均価格59.0万円(1.0~198.0万円)
平均実燃費:21.79km/L
スズキ ワゴンR スティングレー:ワゴンRとは異なる上質&スポーティなスタイルで差別化
ワゴンRをベースに、内装・外装に上質感を加えたのがワゴンR・スティングレーです。装備面でもワゴンRの最上級モデルを上回る装備を実現しており、ワゴンRにはないターボエンジン搭載で、すぐれた動力性能を発揮します。
軽自動車の中でも長くメインを張り続けるワゴンRの居住性・実用性に上質感・パワーある走りが加わっただけでも買い得といえますが、現行のNAエンジンであれば、最大33.0km/L(カタログ・JC08モード燃費)という低燃費も体験できます。
スズキ ワゴンR スティングレーの基本情報
新車販売価格:158.6~173.5万円
中古車相場:3.5~198.0万円
平均実燃費:19.35km/L
第3位 ダイハツ キャスト:3つの異なる顔を持つ個性派ハイト系モデル
同じダイハツのムーヴと似た背の高いハイト系軽自動車でありつつ、個性的な3つのスタイルで差別化を図っているのがキャストです。
これからご紹介する3つのモデルによって、三者三様の異なる世界観を実現しています。簡単にまとめると
- 都会的で上質感のあるキャスト・スタイル
- SUV風の外観で文字通りアクティブ感を高めたキャスト・アクティバ
- スポーティな走りを求める方におすすめのキャスト・スポーツ
となっています。
ベースとなるボディを統一して外観で差別化することで、3車種をゼロから開発するよりもコスト効率を高めて安全機能強化につなげています。
2015年9月に初登場して以来、高い人気を獲得している理由は、その外観だけでなく、高い安全性能にもあるといえるでしょう。
ダイハツ キャスト・スタイル:キャストシリーズでもっとも落ち着きある都会派モデル
キャストの3つの顔の中でももっとも落ち着いた上質感をもっているのが「キャスト・スタイル」です。
メッキパーツで装飾された外観は高級感ある仕上がりで、内装も洗練された雰囲気を感じさせます。大人4名の乗車にも適する広い室内と実用性、コンパクトセダン/セダン風の軽自動車ともいえる上質感がスタイルの魅力といえます。
上述のとおり、安全装備も充実させており、赤外線レーザー+単眼カメラの緊急自動ブレーキを装備。
- 衝突警報は対車両:100km/hまで/対歩行者:50km/hまで検知
- 50km/hまでは緊急自動ブレーキ作動
となっています。
ダイハツ キャスト・スタイルの基本情報
新車販売価格:122~164.1万円
中古車相場:79.5~165.4万円(キャスト全体の中古車平均価格129.0万円)
平均実燃費:19.17km/L
ダイハツ キャスト・アクティバ:SUV風の外観でハスラーと競うクロスオーバーモデル
キャストシリーズの中でももっとも分かりやすい個性を備えるのがアクティバです。SUV風の外観と、他のキャストシリーズにも共通する都会的なデザインを融合させています。
スタイル・スポーツの2シリーズに対して最低地上高を30mm拡大しており、悪路走行にも対応できるようにしています。外装には樹脂製のボディパーツが装着され、さらに野生的な雰囲気です。
このパーツ使いは同じくダイハツのコペン・エクスプレイ(新型コペンの中でSUV風のモデル)と似通っています。
外観だけでなく、専用のセッティング採用によって走りもSUV風に寄せており、走行安定性と乗り心地では、3シリーズの中でもっともすぐれています。
ダイハツ キャスト・アクティバの基本情報
新車販売価格:122~164.7万円
中古車相場:84.0~166.1万円(キャスト全体の中古車平均価格129.0万円)
平均実燃費:19.17km/L
ダイハツ キャスト・スポーツ:軽自動車ながらスポーティな走りが楽しめるモデル
ここまでご紹介したキャストシリーズで、スタイルが都会的な上質感、アクティバが個性的なSUV風の外観・走行安定性を打ち出していたのに対し、もっとも「走り」を追求したのがキャスト・スポーツです。
エンジンはターボのみを搭載し、スポーツカーでもよく採用されるMOMO製ステアリングを装備するなど、スポーティな走りの質を高めています。街中での運転や、峠道まで安定した走りを見せてくれるでしょう。
少々足回りが硬い印象ですが、快適さを損なうレベルではありません。オプションでタイヤをコペンと共通のボテンザに変更できますが、足回りの硬さに拍車がかかります。筆者としてはベーシックのタイヤで乗ることをおすすめします。
ダイハツ キャスト・スポーツの基本情報
新車販売価格:162~174.4万円
中古車相場:111.9~189.4万円(キャスト全体の中古車平均価格129.0万円)
平均実燃費:19.46km/L
第4位 ダイハツ ムーヴ:万能型の基本性能を持った背の高い軽自動車の優等生
ダイハツ・ムーヴは、1600mmを超える全高を持つ背の高い軽自動車の主力車種です。元々、ワゴンRに引けを取らない広い車内空間と高い実用性が特徴でしたが、現行モデルになってさらに走行安定性・安全装備に磨きがかかりました。
緊急自動ブレーキを搭載した安全装備はスマートアシスト2を準備。赤外線レーザーと単眼カメラを組み合わせて、
- 衝突危険時の警報は対車両:100km/h・対歩行者:50km/hまで作動
- 緊急自動ブレーキは50km/hまで作動
- ※これは上述のキャストと共通
となっています。前後輪に車体の傾きを制御するスタビライザーを新たに装着し、走行安定性も高まりました。高速道路での走行でも車体が揺られにくくなっています。頭上・足元ともに余裕のある快適な車内スペースです。
運転者・乗車する方ともに疲れを感じさせない高い基本性能で、万能型の軽自動車としての位置を不動のものとしています。
ダイハツ ムーヴの基本情報
新車販売価格:113.4~150.6万円
中古車相場:平均価格49.8万円(1.0~195.0万円)
平均実燃費:21.89km/L
ダイハツ ムーヴ カスタム:ムーヴの走りとスタイリングの質をさらに高めた上級車
上述のムーヴの上級モデルとして、走りとスタイリングの質感をさらに高めたのがムーヴ・カスタムです。
外観はまず、ムーヴカスタムを前提としてデザインされ、その流れを汲んで標準車のムーヴを制作するというスタイルからも、デザインへのこだわりが見てとれます。
NAエンジンは高速走行にもすんなりと馴染めるトルクフルな反応で、走りの質は背の高い軽自動車ではトップクラスとの見解を持っています。ムーヴ本来の居住性・実用性にも満足できます。
ちなみに現行モデルのムーヴ・カスタムではグレードラインナップとして新たに「ハイパー」を設定しました。これは、ライト回り/フロントグリルを専用デザインに変更・内蔵LEDによって非常に迫力ある顔に仕上がっています。
軽自動車の中でも走り・外観の上質感・派手さを求める方ならまずおすすめできる車種といえます。
ダイハツ ムーヴ・カスタムの基本情報
新車販売価格:140.4~180.3万円
中古車相場: 1.0~195.0万円
平均実燃費:20.56km/L
第5位 スズキ ハスラー:SUVと実用性の高い軽ハイトワゴンの融合で大ヒット
スズキ・ハスラーは背の高い軽自動車とSUVを融合させたクロスオーバーモデルで、2014年の登場直後から高い人気を獲得しました。
その人気の秘密は、往年のSUVを感じさせるレトロさと、可愛らしさを融合した遊び心溢れるデザインにあるといえます。
ハスラーの車体はワゴンRをベースとしており、広い車内空間による高い居住性とシートアレンジも引き継いでいます。その走りもワゴンRに近いもので、街中や山道でも安定した走りを見せてくれます。
SUVらしく最低地上高を高めに設定していますが、ジムニーのように本格的な悪路走行を前提としたモデルではなく、あくまで軽自動車としての走破力といえます。
しかし、多少の悪路や雪道、レジャーには充分な実力を発揮してくれるでしょう。アクティブさと実用性を兼ね備えたモデルとして、幅広い層におすすめです。
スズキ ハスラーの基本情報
新車販売価格:107.8~167.4万円.
中古車相場:平均価格129.0万円(69.8~237.0万円)
平均実燃費:21.60km/L
第6位 スズキ アルト:軽量化とコストダウンによって実現する圧倒的な低燃費・低価格が魅力
軽自動車の中でも車内空間の広さにこだわらず、「軽量化とコストダウンによる低燃費・低価格」を追求しているのがスズキ・アルトです。
- 車両重量は610kg~(最上級グレードでも650kg)
- JC08モード燃費:37.0km/L
- 新車価格:¥696,600~
と並べてみると、アルトが低燃費・低価格をいかに徹底しているかわかるでしょう。理想測定のカタログ燃費だけでなく、ユーザーによる実燃費も29.0km/L(※e燃費調べ)と軽自動車の中で最高の数値を記録しています。
同じコンセプトの先駆者であるミライース(JC08モード:35.2km/L)にも燃費で上回っています。
それだけに、内装の質感を犠牲にしている部分もありましたが、現行モデルでは全面的に刷新を行い、内装にもモダンさをプラスしました。
他の車種と比べると背の低さが目立ちますが、見た目以上に車内も広く、こまわりの利くサイズです。軽自動車の本領ともいえる、低価格・低燃費・街中での運転のしやすさを求める方にはまずおすすめです。
スズキ アルトの基本情報
新車販売価格:77.7~122.9万円
中古車相場:平均価格67.8万円(1.0~189.8万円)
平均実燃費:29.0km/L
第7位 スズキ スペーシア:軽快な走り&先進の安全装備で長く安心して使えるスーパーハイト
全高が1700mm以上となるスーパーハイト系の軽自動車で、ダイハツ・タントとホンダ・N-BOXに対抗しているのがスズキ・スペーシアです。
スズキがワゴンRをベースとして、先進技術を投入したことで話題になりました。モデルとしての位置づけはスズキ・パレットの後継モデルです。
特徴は、軽では先進のデュアルカメラ(左右2個のカメラを使う)ブレーキサポートをオプション装備。燃費対策としても全グレードにS-エネチャージ(マイルドハイブリッド)を標準装備しています。
その背の高さからは快挙といえる車体の軽さもあわせて、軽快な運転と低燃費を実現しました。カタログ燃費は32km/L(JC08モード)となっています。
街中での運転のしやすさ・最新の安全装備から、安心して長く使える軽自動車といえます。この優等生感はベースとなったワゴンRにも通じるところです。
スズキ スペーシアの基本情報
新車販売価格:139.5~161.1万円
中古車相場:平均価格129.0万円(49.0~206.4万円)
平均実燃費:21.09km/L
スズキ スペーシア カスタム:スペーシアをスポーティ&クールに進化させたモデル
上述のスペーシアをスポーティな外観に仕上げた上級モデルがスペーシアカスタムです。ベースとなったスペーシア・ひいてはワゴンRの使い勝手・万能性を引継ぎつつ、メッキフロントグリルやLEDライトのクールな外観で個性を強めています。
おすすめポイントはスペーシアと同様、デュアルカメラブレーキシステムを採用した先進の安全装備と、軽量の車体によるトップクラスの低燃費(JC08モードで30.6km/L)です。
モーターアシストのS-エネチャージを装備しておりNAエンジンでも不満はありませんが、せっかくの上級モデル、筆者としてはよりパワーのあるターボを選ぶのがおすすめです。ターボエンジンでもJC08モード燃費:26.8km/Lと優秀で、燃費に不満はありません。
スズキ スペーシアカスタムの基本情報
新車販売価格:152.8~183.8万円
中古車相場:50.0~206.4万円
平均実燃費:18.59km/L
第8位 ホンダ N-BOX:2015年上半期のNシリーズ売上1位を獲得!完成度の高さが魅力
ホンダ・N-BOXは2011年に発売されて以降、幾たびかのマイナーチェンジによって使い勝手を高めてきました。現在ではライバル車のダイハツ・タントやスズキ・スペーシアに劣らない使い勝手を備え、2015年上半期にはホンダNシリーズを通して新車販売台数トップを記録しています。
内装・外装ともにNシリーズをリードする質感の高さを備え、見栄えのする軽自動車となっています。N-BOX カスタムとは外観の違いや、選べるインテリアカラーで差別化を図りました。
ホイールベースを軽自動車トップクラスの2520mmまで拡大し、後席にも余裕あるスペースを確保。後席をたためば、ボックス型の広い荷室として活用できます。
ホンダ N-BOXの基本情報
新車販売価格:119.8~160万円
中古車相場:平均価格129.8万円(47.0~230.0万円)
平均実燃費:15.11km/L
ホンダ N-BOX+:福祉車両としても高機能/ラゲッジルームの使い勝手は随一
上述のN-BOXの派生車種・Nシリーズに2012年に登場したのがN-BOX+です。外観や車内空間などの基本はN-BOXと同じですが、N-BOX+のもっとも特徴的なポイントは独自のラゲッジルームにあります。
N-BOXよりも後席を前に出したこと、ラゲッジフロアを後方に向けたスロープ構造とすることで、開口部の高さを限界まで下げ、車椅子などの乗り入れを容易にしました。
ディーラーオプションのアルミスロープを装着すると立派な福祉車両の機能を果たします。生産台数が少ないため、価格が下がりにくい福祉車両を安価で提供できるようにした功績は大きいでしょう。車椅子仕様のN-BOX+は142万円~となっています。
もちろん車椅子だけでなく大きな荷物の積み込みにも対応でき、フロアを前席まで倒せば車中泊も可能です。ウェイクと同様、趣味性の高いユーザーに最適ですが、個人的には車中泊の快適さ・寝心地はN-BOX+の方がわずかに勝ります。車内空間はウェイクに優位性があります。どちらを選ぶかの参考にしていただければ幸いです。
ホンダ N-BOX+の基本情報
新車販売価格:134~167万円
中古車相場:平均価格128.0万円(64.5~177.8万円)
平均実燃費:データなし
第9位 日産 デイズルークス:高い実用性と圧倒的な後席の居住性が魅力の売れ筋モデル
- ※車種画像はデイズルークスハイウェイスター
日産と三菱が軽自動車開発に対等出資で踏み切り、合弁会社NMKVを設立。そこから日産・デイズ/eKワゴンの2車種が開発されました。
そのデイズをベースとして、スーパーハイト系のスペックを持たせたのがデイズルークスです。eKスペースとは兄弟車にあたります。
デイズルークスの特徴として、背の高さによる広い車内空間や荷室スペース・上質な内装が挙げられますが、特筆すべきは後席の居住性です。
デイズよりも前後席の距離が80mm以上広がっており、後席の足元空間はスーパーハイト系でもトップクラスです。シートは撥水加工が標準装備され、後席に大人・子供が一緒に座ることがある家庭などに最適です。
日産 デイズルークスの基本情報
新車販売価格:133.7~155.9万円
中古車相場:平均価格129.8万円(68.5~188.0万円)
平均実燃費:14.88km/L
日産と三菱のラインナップを一括整理
ちなみにここで、この後でも登場する、日産デイズシリーズ・三菱eKリーズの関係を整理しておきましょう。こちらをご覧いただければ、関連シリーズの中での車種検討に役立つはずです。
日産 デイズルークス ハイウェイスター:デイズルークスの外観を精悍に仕上げたカスタムモデル
上述のデイズルークスをベースにして、顔つきを精悍に・室内をシックかつ高級に仕上げたモデルがデイズルークス・ハイウェイスターです。
広い車内空間や後席の圧倒的な広さなどの基本仕様はデイズルークスと共通となります。そんなドライバー・乗客に優しい快適設計に、力強いマスクを備えたのが特徴といえます。水平基調のデザインは日産のミニバンとも重なります。
グレード選びのポイントとしては、緊急自動ブレーキ・踏み間違え防止などの安全装備、タッチパネル式オートエアコンなどの装備は全グレード共通。あとはタイヤのホイールサイズなどの違いにとどまり、エントリーグレードの「S」が買い得です。
日産 デイズルークス・ハイウェイスターの基本情報
新車販売価格:156~193.1万円
中古車相場:69.0~188.0万円
平均実燃費:16.48km/L
第10位 ダイハツ ミライース:低燃費・低価格車の先駆者/操縦安定性も上々で人気を獲得
上述のスズキ・アルトのような「軽量化による低燃費」化の先駆けとなったのが、ダイハツ・ミライースです。
車両構造から見直しを図って、低い全高による空気抵抗の減少・軽量化・それによる低コスト&低燃費を一気に実現させたことで「低コスト・低燃費な第3のエコカー」としてヒットしました。
空間効率を向上させ、低い全高でも、車内の窮屈さは感じないように仕上げられています。発売当初は低コストの事情から装備面に不満もありましたが、現在では装備も充実しています。
肝心の燃費性能はライバル車のアルト(JC08モード燃費:37.0km/L)に対して35.2km/L(同じくJC08モード燃費)と差をつけられていますが、軽自動車の中ではトップレベルの燃費ということに変わりはありません。むしろ、新車の場合は燃費を軸にアルトと比較して価格交渉を図るのが有効でしょう。
ダイハツ ミライースの基本情報
新車販売価格:76.6~131.6万円
中古車相場:平均価格75.9万円(15.0~119.8万円)
平均実燃費:22.94km/L
第11位 日産 デイズ:軽自動車を上質感で選ぶ方には納得のクオリティ
上述のデイズ・ルークスのベースとなった、日産と三菱共同開発(NMKV)による軽自動車が日産・デイズです。同じく共同開発のeKワゴンとは兄弟車にあたります。
直近のマイナーチェンジではフロントマスクにクロームメッキグリルが採用され、上質感にさらに磨きがかかりました。
後席は座面に奥行きを持たせていて、大人4人がセダン感覚で乗車することも可能です。UVカット機能だけでなく、IR(赤外線)カット機能を装備したことも、車内温度の調整・快適性の向上につながっています。
ハイビームとロービームを対向車を検知し、自動で切り替えるハイビームアシスト機能もマイナーチェンジにより新たに装備。上質感と快適性で選ぶならおすすめの軽自動車です。
日産 デイズの基本情報
新車販売価格:115~143.9万円
中古車相場:平均価格104.0万円(39.5~164.0万円)
平均実燃費:17.98km/L
日産 デイズ ハイウェイスター:デイズの上質感・快適性にスポーティな雰囲気をプラス
日産と三菱の共同開発による上述のデイズをスポーティにカスタムしたのがデイズ・ハイウェイスターです。フロントマスクを比べていただくと、よりスタイリッシュな顔つきになっているのが分かると思います。
機能面でもデイズと同様、最新のハイビームアシストや、自動ブレーキと踏み間違え防止アシストなどが標準装備。上質感だけでなく、安全に使えることにもこだわったデイズに躍動感のある外装と高級感のある内装がプラスされたモデルといえます。
日産 デイズ・ハイウェイスターの基本情報
新車販売価格:144.7~168.4万円
中古車相場:50~164.0万円
平均実燃費:27.20km/L
第12位 ホンダ N-WGN:実用性を重視した万能型「新しいベーシック」軽自動車
ホンダが展開するNシリーズの中でも、実用性を重視したモデルがN-WGN(Nワゴン)です。全高は1655mmとムーヴ・ワゴンRなどと並ぶ高さで、軽自動車の中でもハイト系と呼ばれる車種の中では平均的なレベルです。
上記の2車種と同様に、幅広いユーザーに向いた万能型の軽自動車といえます。どういった点で選ぶ価値があるかといえば、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを生かした広い車内空間です。
後席に燃料機構を配置しないことにより後席のクッション下には大きな収納トレイを装備しています。荷室の床下収納も装備されており、ラゲッジスペースには事欠きません。
車内をきれいに整理整頓したい方にはありがたい仕様といえるでしょう。これらの実用性だけでなく走行安定性も日常使いで満足のいくレベルで、特に女性のメイン乗車や、お子様のいる家庭のファミリーカーとしても実力を発揮してくれます。
ホンダ N-WGNの基本情報
新車販売価格:109~147万円
中古車相場:平均価格121.7万円(57.9~193.0万円)
平均実燃費:18.35km/L
第13位 スズキ アルトラパン:柔和な「可愛さ」と高い基本性能で独自のポジションを
スズキ・ラパンは正式名称こそ「アルトラパン」ですが、アルトシリーズとは明確に差別化された可愛らしさ・柔和なデザインで女性に高い人気を誇ります。
カラーもパステルカラーを中心に展開、ヘッドライトや各部のデザインも丸みを帯びたデザインで統一されるなど、女性を意識した作りは3代目となる現行モデルでも変わりません。
しかしラパンの特徴は内外装の「可愛さ」だけでなく、実は質感の高さとキビキビした小気味のよい走りなど、基本性能もしっかり備えていることにあります。
ハイト系の軽自動車と比べると全高はかなり低いものの、家族での利用にも充分問題ない広さを備えています。これは2460mmと長めのホイールベースであることも理由です。
幅広い層の普段使いに適しており、デザインが気にいれば迷わず購入をおすすめできる車といえるでしょう。
スズキ アルトラパンの基本情報
新車販売価格:107.7~149.2万円
中古車相場:平均価格58.0万円(1.0~165.4万円)
平均実燃費:21.09km/L
アルトラパンの中古車購入を検討している方は「スズキ・ラパンの中古車を最も賢くお得に購入する為の全知識」を参考にしてください。
第14位 ダイハツ ウェイク:軽自動車最大の全高が実現する圧倒的な車内スペース
タントやスペーシアのようなスーパーハイト系と呼ばれる軽自動車の全高は1700~1800mmとなっていますが、ウェイクはそれをさらに上回る1835mmという圧倒的な全高を誇ります。タントよりも85mm高いことになります。
その点から、ウェイクをおすすめする方はシンプルに「タントの室内空間でも足りない方」ということができます。筆者の見解では、一般的な買い物ではタントで充分ですので、さらにいうと「アウトドア・趣味性の高い使い方をしたい方」ということになると思います。
ウェイクはシートアレンジの多彩さも魅力で、助手席をテーブルとして使えたり、シートをフラットにすることでベッドスペースにも変わります。まとめると、
- 自転車などの背の高い荷物を積みたい方
- アウトドアでフル活用したい方
- 例:車中泊などで活用したい方
- 例:キャンピングカーとして活用したい方
- 例:釣りなどのベースとして使いたい方
には非常におすすめです。「アウトドア・趣味のツール」としてフル活用できる軽自動車といえます。
ダイハツ ウェイクの基本情報
新車販売価格:135~187.3万円
中古車相場:平均価格150.9万円(91.9~193.0万円)
平均実燃費:16.69km/L
第15位 ホンダ N-WGN カスタム:軽自動車の中でも上質さは特筆もののカスタムモデル
上述のN-WGNをベースに「上質」をキーワードにして開発されたのがN-WGN カスタムです。N-WGNが優等生的な実用性だけでなく洗練された雰囲気を備えていたため、その上級モデルとして登場したN-WGNカスタムは軽とは思えない高級感を漂わせています。
フロントマスクはメッキグリルとLEDによって上質と迫力ある外観に仕上げられています。特に他のカスタムモデルと比較して特徴的なのは、バーガンディ&ブラックで、シックさに振り切ったインテリアです。
走行性や収納性をはじめとした実用性もN-WGN同様優れたもので、高級感と実用性をどちらも求める方におすすめです。
ホンダ N-WGN カスタムの基本情報
新車販売価格:138~163万円
中古車相場:73.9~193.0万円
平均実燃費:21.01km/L
第16位 ホンダ N-ONE:軽自動車の枠を超えるスペシャリティ仕様は車好きの方におすすめ
軽自動車のさまざまなニーズに応えるホンダのNシリーズの中でも、スペシャリティ志向で開発されたN-ONEは独自のポジションを確立しています。
全高が1600mm超というハイト系に属するサイズですが、飽きのこないデザインや趣味性の高いインテリアなど、車好きの方を意識した作りになっています。結果、軽自動車の中でも特徴的な外観に仕上がっています。
走行感覚も上質で、全高1600mmという今では適度ともいえるサイズ、長めのホイールベースは安定感のある走りを実現してくれます。
2015年には全高を低くしたローダウングレードも追加されており、全高1550mm以下という立体駐車場にも収まるサイズです。これにより趣味性の高さだけでなく、より幅広いニーズに応えられるようになったといえます。
ホンダ N-ONEの基本情報
新車販売価格:118.5~164.5万円
中古車相場:平均価格108.0万円(46.8~239.8万円)
平均実燃費:18.69km/L
第17位 三菱 ekワゴン
三菱と日産が共同で開発した軽自動車が三菱・eKワゴンで、上述の日産・デイズの兄弟車にあたります。上質な内外装と快適性が特徴で、主なグレードにタッチパネル式オートエアコンを装備しています。
インパネの質感はハイト系の中でもトップクラスといえるでしょう。後席の座面の奥行きも535mmと長く、快適に過ごせます。
安全面の配慮としてはデイズ同様に、ハイビームアシストなどの最新装備も追加されています。
正直なところ、全体を通して派手さはありませんが、それを補う上質感と快適性を持っており、長く安心して使える軽自動車といえるでしょう。
三菱 eKワゴンの基本情報
新車販売価格:119.6~158.6万円
中古車相場:平均価格37.0万円(1.0~135.0万円)
平均実燃費:19.28km/L
第18位 ホンダ N-BOX SLASH
上述のN-BOXをベースに、「ファンキーチョップトップ」をコンセプトとして誕生したN-BOX SLASH(N-BOX /としての表記も)は、車好きの心を掴む独自のこだわりを実現させています。
車高をN-BOXよりも低くし、クーペ的なスタイルとなっています。低い重心によってN-BOXよりもさらに軽快な乗り心地です。
直近のマイナーチェンジによって、エントリーグレードの「G」を除くすべてのグレードで、下記のようなインテリアデザインが選択できるようになりました。これはカリフォルニア・ダイナー・スタイルのイメージで、他にも箱庭感ある計5つの内装が楽しめます。
ホンダ N-BOX SLASHの基本情報
新車販売価格:132~181.5万円
中古車相場:平均価格145.8万円(81.0~198.0万円)
平均実燃費:データなし
第19位 ダイハツ ミラココア:ラパンのライバル車/リビングのようにくつろげるキュートな軽自動車
ミラココアはダイハツが女性にターゲットを絞って開発されたモデルで、スズキ・アルトラパンのライバル車種にあたります。外観は愛嬌のある可愛らしいデザインで、内装も落ち着きのある「部屋感」をもったものになっています。
発売当初はフロントデザインは愛嬌の方が強かったのですが、2014年のマイナーチェンジで洗練された雰囲気も持つようになりました。ベンチシートはサイズも大きめでホールド感も高く、見た目だけではなく機能的にもリラックスできるすぐれものです。
またガラスエリアが広いため視界が良く、運転がしやすいのもの女性にとっては嬉しいポイントでしょう。ボディカラーは計15色、上級グレードではインパネ・シートの色をそれぞれ3色から選ぶことができ、まるで部屋の模様替えのような感覚で選ぶことができます。
ダイハツ ミラココアの基本情報
新車販売価格:118.8~165.2万円
中古車相場:平均価格99.0万円(28.8~168.0万円)
平均実燃費:21.08km/L
第20位 スズキ ジムニー:軽自動車ながら国内最強のオフローダーは往年モデルの中古車も魅力
軽自動車に限らず、国内最強のオフローダーとしての呼び声が高いのがスズキ・ジムニーです。手頃なサイズからは想像のつかない圧倒的な悪路走破性によって熱心なファンも多くいます。
モデルライフが長いのもジムニーの特徴で、1970年に初登場後、フルモデルチェンジはわずか2回、現行型にいたってはモデルライフが18年目を迎える長寿モデルです。これもジムニーの完成度の高さによるものといえるでしょう。
現行モデルは悪路走破性よりもオンロードの走行性を強化しているとはいえ、雪道やオフロードでの走破性はさすがの一言です。軽自動車でも悪路走破性を求める・本格派SUVの乗り心地を体験したい方にはもっともおすすめです。
逆に、舗装された道路を走る際には、慣れない方は独特の突き上げ感やステアリングの反応に戸惑うかもしれませんので注意しましょう。
またジムニーの特徴として、中古車での人気も高く、低年式のモデルでも価格が落ちにくいことが挙げられます。
旧モデルのジムニーはもはや旧車と呼べる世代でもありますが、そのレトロ感あるルックスやよりオフロード走破性に振り切った作りから今でも非常に高い人気を誇ります。フルカスタムを前提として旧モデルを購入・オーバーホールする方も多くいます。
ジムニーの悪路走行性や独特の雰囲気に魅せられた方、旧モデルの中古車を探したい方は「ジムニーを中古車で購入するなら!初めての方でも失敗しない選び方が分かる全情報」の記事も参考にしてみてください。
スズキ ジムニーの基本情報
新車販売価格:129.6~162.5万円
中古車相場:68.0万円(3.8~248.0万円)
平均実燃費:14.61km/L
第21位 ホンダ S660:走りの楽しさを体感できる本格派オープン2シーター
軽自動車でありながら、本格派の走りを見せるスポーツカーがホンダ・S660です。ボディの中央にエンジンを搭載するミッドシップレイアウトを採用することで、
- 重心安定による走行性の向上
- ホンダの軽自動車エンジンをスポーツカーに格納する
という2点を実現しています。軽自動車のミッドシップオープンカーは、現在では世界でも類を見ない稀少な車で、車好きの心をくすぐるのではないでしょうか。
ホンダが走りを追求しただけあって、駆動力と走りの反応も非常に高く、スポーツカーらしい走りをしっかり味わえます。
内装もスポーティな雰囲気を盛り上げるデザインとなっています。
注意点として、走行性を実現するために、軽自動車としての実用性を捨てている点が挙げられます。荷物を積むスペースもほぼなく、乗り降りももぐりこむように行う必要があり、それを含めてスポーツカーの楽しみと感じられる方におすすめです。
ホンダ S660の基本情報
新車販売価格:198~218万円
中古車相場:平均価格213.4万円(149.0~299.0万円)
平均実燃費:18.50km/L
第22位 三菱 eKカスタム:迫力あるフロントマスクと上質感はダウンサイジングにもおすすめ
上述の三菱・eKワゴンのカスタムシリーズで、三菱のアウトランダーによって「三菱の顔」ともなったダイナミックシールドを採用したグリル、ディスチャージヘッドランプやLEDにより存在感のある精悍な雰囲気となっています。
eKワゴン同様、インパネにはタッチパネル式オートエアコンも装備され、内装の質感は随一です。しかし標準車とは異なるブラックを基調としたインテリアは高級セダンのような雰囲気もあります。高級車からのダウンサイジングにも適応できる軽自動車といえるでしょう。
三菱 eKカスタムの基本情報
新車販売価格:134~170.7万円
中古車相場:平均価格105.0万円(53.5~160.7万円)
平均実燃費:18.13km/L
第23位 三菱 eKスペース:その名の通り、広大な車内スペースを実現した軽自動車
三菱と日産の共同開発による軽自動車・eKワゴンをベースに「スーパーハイト系」として開発されたのがeKスペースです。日産のデイズルークスとは兄弟車にあたります。
両側にスライドドアを装備し、大きな荷物なども積みやすくなっています。2235mmという室内全長を備え、ミニバンにも劣らない快適なスペースを実現しています。
軽自動車では収納性・積載性が重視されやすい中にあって、前後席のゆったりスペースを重視したことがeKスペースの特徴といえます。
後席は大人が足をゆったり伸ばせるほどの空間があり、子育て世代にもおすすめです。
ミニバンのような大きな車を運転するより、小回りの利くボディで広い車内を活用したいといった「プチバン」志向にも応えられる軽自動車といえます。
三菱 eKスペースの基本情報
新車販売価格:125.9~156.7万円
中古車相場:平均価格116.0万円(50.0~178.5万円)
平均実燃費:14.50km/L
三菱 eKスペース カスタム:家族に優しい広大な車内空間と男らしい装いを両立
上述のeKスペースが家族に優しい圧倒的な車内スペース・前後席の快適性を備えるのはご説明したとおりですが、そこにワイルドさすら感じるスタイリッシュな装いをプラスしたのがeKスペース カスタムです。
軽自動車では独特な縦ラインのフロントグリルが他のクルマと被らない強烈な個性を放ちます。内装もブラックを基調としたシックなインテリアで男心をくすぐる一方で、あくまで快適性・実用性は家族に優しい車です。
ファミリーカーとして使える男らしい車がほしいという方に最適といえます。
グレードについてはさまざまな軽自動車のカスタムモデルにいえることですが、カスタム仕様の車体の重さをカバーするターボモデルがeKスペース カスタムでもおすすめです。
三菱 eKスペース カスタムの基本情報
新車販売価格:156.4~187.8万円
中古車相場:50.0~178.5万円
平均実燃費:15.10km/L
第24位 ダイハツ コペン:軽スポーツの本命が「樹脂ボディ・着せ替え機能」で復活
1990年代後半~2000年代前半の軽スポーツブームの中でダイハツが入魂で開発したのが軽オープンスポーツのコペンです。電動開閉式のハードトップの採用は軽自動車でも初で、その佇まいと走りは一気に話題となりました。
専用のエキスパートセンターで熟練の職人が手作業で組み立てを行っていたことも車好きの方にはたまらないポイントでした。
2012年に初代の生産・販売が惜しまれつつも終了したあと、2014年に新型コペンが登場しました。職人の組み立てからハイテク生産に変更することで独特の「クセ」は影を潜めた代わりに、新たな魅力として樹脂製ボディによる着せ替えが可能となっています。
オープン2シーターではあるものの、2人乗りと割り切れば荷物も充分乗せられます。またビギナーでも手軽に楽しめる走行性能をもっております。もし軽スポーツ比較でS660と迷う方がいた場合、この2点が決め手になるかもしれません。
新型のコペンでは、2016年10月現在、以下の3種類のモデルが展開されています。
- スポーティ感のあるコペンローブ
- SUVテイストの力強いコペンエクスプレイ
- 親しみのある外観が初代を思わせるコペンセロ
下記でそれぞれご説明します。
コペンセロ:新生コペンの中でも親しみのある外観が特徴
新型コペンの中でもっとも最近の登場となるのがコペンセロですが、曲線が美しいボンネット、丸みのあるヘッドライトなど、デザインは初代コペンを彷彿とさせます。
ボディ外装を交換するだけで、ベース車とはまったく異なる表情を見せるのが新型コペンの楽しみともいえるでしょう。(下記、エクスプレイのみセロ・ローブとの互換性がありませんので要注意です)
エンジンやサスペンション、走行感覚については、新型コペンでは基本的にどのモデルでも変わりません。軽快かつ機敏な走行感覚が特徴で、操舵の反応もよくキビキビとよく曲がります。
新たに追加された「S」グレードではビルシュタイン製ショックアブソーバーやスエード調のレカロシートが追加され、スポーティな走りを好む方にはそちらがおすすめです。
ダイハツ コペンセロの基本情報
新車販売価格:185.2~207.3万円
中古車相場:153.4~209.9万円
平均実燃費:17.65km/L※他2モデルと共通
コペンエクスプレイ:エッジの利いたタフなSUV風の外見
新型コペンでも特に個性的な雰囲気を放つのがコペンエクスプレイです。「タフ&アグレッシブ」をコンセプトにしたSUV風の外観が特徴です。ホイールアーチやリヤバンパーの装飾が強い個性となっています。
コペンセロの章でも記載しましたが、その独特なボディから、エクスプレイはセロとローブとのボディパーツ互換性がありません。
着せ替えを希望する方は注意しましょう。かなりクセの強いスタイルですが、オープンカーに乗るのであればやっぱり目立ちたい、という方に特におすすめです。
ダイハツ コペンエクスプレイの基本情報
新車販売価格:179.8~201.9万円
中古車相場:135.9~210.0万円
平均実燃費:17.65km/L※他2モデルと共通
コペンローブ:新生コペンの一番手は力強い大人の軽オープンスポーツ
ご紹介の順番が逆となりましたが、新型コペンの一番手がこちらのコペンローブです。初代コペンが愛嬌のあるスタイリングだったのに対し、洗練された力強さを感じるデザインが特徴です。
他の新型コペンと同様、ローブ「S」グレードはビルシュタイン製ショックアブソーバーを標準装備し、スポーティな操舵感と乗り心地をさらに強めています。
ダイハツ コペンローブの基本情報
新車販売価格:179.8~201.9万円
中古車相場:129.0~318.0万円
平均実燃費:17.65km/L※他2モデルと共通
第25位 スズキ アルトワークス:近年の軽スポーツをさらに盛り上げる本格派の復活
アルト・ターボRSが登場した後、「やはりMTがほしい」「アルトワークスに復活してほしい」という熱望を受けて復活を果たしたのが新型アルトワークスです。
ダイハツ・新型コペン、ホンダ・S660による軽スポーツ市場の盛り上がりも後押しをしたといえるでしょう。
最大出力64馬力・最大トルク10.2kg.mを発生させる軽スポーツの中でもトップに立つ動力性能を備え、MTでは専用のショートストロークを採用するなど、MTならではの運転の楽しさもしっかり実現しています。AT限定の方にも大丈夫なATも準備しているので
- クルマの性能だけでなく、自分の運転技術で走りを楽しみたい方
- クルマ自体の性能をうまく引き出して運転を楽しみたい方
のどちらにも適します。スポーツカーの定番といえるレカロシートも装備し、車内空間もアルトに準じて足元も広くなっています。
注意点としては、コペンやS660には動力性能で勝るものの、背が高い車体のため、MTで走りの良さを最大限に引き出すには乗り手の技術が不可欠です。
しかし、それも含めてアルトワークスの走りの楽しみといえるでしょう。このアルトワークスに関しては発売直後で新車登録台数も比較できないためこの位置です。
スズキ アルトワークスの基本情報
新車販売価格:150.9~161.7万円
中古車相場:※新型除く 平均価格30.0万円(3.8~234.0万円)
平均実燃費:21.67km/L
まとめ
いかがでしたか。今回の記事では、2016年の最新販売実績を元に、人気の軽自動車おすすめランキングをご紹介しました。
もう一度、冒頭でご紹介した「タイプ別・筆者のおすすめ軽自動車」を掲載しておきます。
- 普段使いのファミリーカーとして活用したいなら:ダイハツ・タント
- 幅広いアウトドア・車中泊にも活用したいなら:ダイハツ・ウェイク(車中泊の快適さ重視ならホンダ・N-BOX+)
- 雪道・山道などのオフロード走行が多い方は:スズキ・ジムニー
- 高級感や目立ち感のある軽自動車に乗りたい方は:スズキ・スペーシアカスタム
- 低燃費・低価格をもっとも重視したい方は:スズキ・アルト
- スポーツ走行を軽自動車でも楽しみたい方は:ダイハツ・コペン
ぜひ、こちらを参考にあなたにぴったりの軽自動車を見つけてください。
最後にコラムとして、よく疑問に思う方が多い2つのポイント、「軽自動車は新車・中古車どちらで購入するのがお得なのか?」「軽自動車の税金は普通車に比べてお得なのか?」にお答えします。
希望する車種も決まり、これから購入を検討しようとする方にはぜひ知っておいていただきたいことですので、ご覧ください。
コラム:軽自動車は新車・中古車どちらで購入するべきか
軽自動車の購入を新車・中古車どちらで行うべきか、この点について筆者の見解をまとめると以下となります。
- 「誰も乗っていない新車にこだわる方」「最新の安全装備にこだわる方」以外は基本、中古車がおすすめ
- 2~3年落ち前後の中古車なら価格の安さと比較的新しい装備・車両状態を両立できる
- 新車にこだわる方は新車/未使用車の購入の2通りがある
- 注意:人気モデルの未使用車は新車より高い場合も珍しくない
- 未使用車の買い得タイミングは登場から2年度以降が目安
下記で詳しくお話ししていきます。
購入価格の安さと比較的新しい装備を両立できる2~3年落ち中古車がコスパよし
基本的に中古車をおすすめする理由はシンプルで、軽自動車のメリットである、安い購入費用をさらに安く抑えることができるためです。
5年落ち以上の中~多走行車でもない限り、大きな故障・経年劣化に見舞われる可能性も少なくできます。
目安として、2~3年落ちの中古車であれば、大幅なモデル改定も受けにくく、比較的最新の設備を備えた状態で新車価格の70%前後で購入することができます。
逆に、直近のマイナーチェンジで導入されることも多い最新の安全設備にこだわる方は、以下の新車か未使用車での購入をおすすめします。
誰も乗っていない軽自動車を購入したい場合の選択肢
一方、誰も乗っていない新車(同然の車)を購入したい場合、選択肢としては、
- 新車での購入
- 未使用車での購入
の2通りがあります。未使用車は新車価格の80~90%まで価格が下がることが多く、新車同然の車を少しでもお得に買いたい方におすすめの方法といえます。
注意点:人気モデルの未使用車は新車と価格が変わらないことも
しかし、「登場したばかりの人気モデルの未使用車」は、新車と同様か、諸費用込みだと新車より高くなる場合があるのです。そもそも、未使用車は新車ディーラーが販売目標を達成するため、自ら登録を行い中古車市場に流れるものです。
その背景から政治登録車ともいわれますが、新車が活発に売れている=販売目標が堅実に達成できる場合は未使用車自体の数も少なく、相場は比較的高くなります。未使用車だからといって、常に買い得だとは限らない点に注意しましょう。
目安としては、モデル登場から2~3年経過した場合に未使用車としての価格メリットが出てくると考えてよいでしょう。
コラム:軽自動車の税金はどれだけ安い?普通車との比較を徹底解説
軽自動車のメリットは、維持費の安さにあることは冒頭でお話しした通りです。しかし、実際のところ軽自動車の税金は普通車の場合に比べてどれだけ安いのでしょうか。
また2015年4月の軽自動車税率変更を受けて、どれだけ変わったのか気になる方もいるかもしれませんね。ここでは具体例を挙げつつ税金を比較してみました。
車を購入する・維持する際にかかる税金は以下の4種類です。
- 自動車取得税:購入時に発生
- 消費税:購入時に発生
- 軽自動車税(自動車税):毎年発生(軽自動車税は購入の翌年から)
- 自動車重量税:車検ごとに発生
下でそれぞれ比較してまとめていますが、数年同じ車に乗ることを考えると税額の違いが特に影響するのは軽自動車税(自動車税)と自動車重量税です。まずはこの2つから見ていきましょう。
軽自動車税と自動車税の比較
毎年発生する軽自動車税と自動車税は、以下のようになっています。
| 税金の種別 | 年間の税額 | |
|---|---|---|
| 軽自動車税(自家用) | 10,800円 | |
| 自動車税 | 1000cc以下 | 29,500円 |
| 1001~1500cc | 34,500円 | |
| 1501~2000cc | 39,500円 | |
| 2001~2500cc | 45,000円 | |
2015年4月から軽自動車税の税率が引き上げられましたが、それでも約2万円以上の開きがあることが分かります。
※これ以前に登録が完了している軽自動車の場合は以前の税率のままです。
自動車重量税を軽自動車と普通車で比較
自動車重量税は新車購入時に3年分としてかかることになっており、以降車検ごとに発生します。参考として軽自動車と普通車で、購入時にかかる重量税の違いを見てみましょう。
| 自動車重量税 | 購入時にかかる税額 | |
|---|---|---|
| 軽自動車の場合 | 9,900円 | |
| 普通車の場合 | 1000kg未満 | 24,600円 |
| 1000~1500kg未満 | 36,900円 | |
| 1500~2000kg未満 | 49,200円 | |
| 2000~2500kg未満 | 61,500円 | |
軽自動車税と自動車税の場合よりさらに金額に開きがあることが分かります。
自動車取得税と消費税での比較
続けて、購入時にかかる自動車取得税と消費税についてです。消費税は軽自動車であっても普通車でも一律である以上、購入価格が安い軽自動車が安く済むことは予想できます。
自動車取得税の場合、購入金額から取得税の対象金額を計算する方法は変わりませんが、その課税率に違いがあります。
- 軽自動車の場合は2%
- 普通車の場合は3%
となっており、ここでも軽自動車の方が税額が安くなります。
軽自動車と普通車の税金比較事例
ここまでの話を踏まえ、軽自動車と普通車にかかる税金の違いを事例でご紹介します。エコカー減税適用前の、購入時にかかる税金として算出しました。
軽自動車と普通車:購入時にかかる税金比較表
| 軽自動車の場合 | 普通車の場合 | |
|---|---|---|
| 自動車税 | – (翌年から10,800円) | 39,500円 |
| 自動車重量税 | 9,900円 | 36,900円 |
| 自動車取得税 | 20,000円 | 60,000円 |
| 購入時合計 | 29,900円 | 136,400円 |
- ※軽自動車は車両本体価格が100万円・車両重量900kgの場合
- ※普通車は車両本体価格200万円・車両重量1500kg・排気量1700ccの場合
- ※エコカー減税適用前の税額とする
- ※消費税は別
エコカー減税適用前で10万円以上の開きがあることが分かります。ちなみに、エコカー減税対象となった場合はその差は縮まりますが、軽自動車の方が有利なことに変わりはありません。
上記と同じ条件で、エコカー減税適用水準がもっとも高い場合の購入時税額は
- 普通車:39,500円
- 軽自動車:0円
となり、4万円近くの差が生まれることになります。
適用水準がもっとも低い(平成17年排出ガス基準75%低減レベル・平成27年度燃費基準+5%達成)では
- 普通車:104,300円
- 軽自動車:21,600円
となり、減税適用前に近い8万円ほど軽自動車が安くなります。
エコカー減税対象車数も軽自動車の方が多くなっていますし、そもそも減税対象であるかにかかわらず税金・維持費を節約したいなら軽自動車を選んで間違いないといえます。