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知事、石川の県議と連携 北陸新幹線・米原ルート促進で

連携して国などに働き掛けることを約束した三日月知事(右)と石川県の福村県議=県庁で

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 北陸新幹線の未着工区間(敦賀−大阪)を巡り三日月大造知事は十七日、米原ルートの実現で方針が一致する石川県議会の福村章県議と県庁で会談し、連携して国などに働き掛けることを約束した。

 石川県議会は昨年十月、福村県議らが主導して米原ルートの早期実現を国に求める決議案を可決している。与党検討委員会が年内のルート選定を目指しており、会談は福村県議が持ち掛けたという。

 会談は冒頭以外非公開。会談後、三日月知事は「より連携することを確認できて有意義だった」と述べた上で「同じ動きをする人たちと情報交換し、県の考えを強く訴えていきたい」と話した。

 引き続き福村県議は、米原ルート実現促進期成同盟会の日向寛会長(米原市商工会長)から連携を求める文書を受け取り「関西とは観光、中部とは経済で強い結びつきがある。早く安い米原ルートが必要だ」と同調した。

 報道各社の取材に、福村県議は一県議として会談したことを強調し「臨機応変に(石川県の)地方議会や自民党県連、知事、国会議員らと連携して取り組んでいきたい」と話していた。

     ◇

 県は同日、期成同盟会が十九日に石川啓一国土交通相らに緊急要請すると発表した。県によると、三日月知事や日向会長、上野賢一郎衆院議員(滋賀2区)ら十三人が参加するという。

 (成田嵩憲)

 

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