蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】中2日のカーショー劇場!! 7回無失点でドジャースがタイに2016年10月18日 紙面から ◇NLCS第2戦 ドジャース1−0カブス大リーグは16日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦が行われ、前田健太投手(28)の所属するドジャース(西地区)がカブス(中地区)に1−0で勝ち、1勝1敗とした。2回に4番エイドリアン・ゴンザレス一塁手(34)の本塁打で先制し、13日の地区シリーズ第5戦に抑えとして登板した左腕クレイトン・カーショー(28)が7イニング無失点と好投した。カブスはわずか2安打と打線がつながらなかった。 現役最強左腕が、その名にふさわしい投球を披露した。中2日で上がったマウンドで、最速96マイル(約155キロ)の直球を主体にカ軍打線を5回2死まで完全に抑える快投。7イニングを投げて3人の走者しか許さない圧巻の投球を演じ、「1球が勝負を分ける試合だったが、試合の雰囲気を楽しむことができた」と納得の表情を浮かべた。 信じられないタフネスぶりでチームを勝利に導いた。ここ10日間で3先発に1救援と4度目の登板。ナショナルズとの地区シリーズ第1戦に先発して5イニングで101球を投じると、中3日で同第4戦に先発。その後は中1日で同第5戦に9回途中からリリーフするという、近代野球では考えられないような登板をこなした左腕は「今日の試合は絶対に勝たないといけない試合だった。シカゴのシリーズで五分にできてよかった」と、エースとしての自覚を口にした。 レギュラーシーズンこそ、腰のヘルニアの影響から7月、8月を棒に振ったが、ポストシーズンに入ってからはまさに球史に残る獅子奮迅の働き。常々「彼は地球最強の投手」と、エース左腕に絶大な信頼を置くロバーツ監督も「彼の投球を言葉で言い表すことはできない」と最上級の褒め言葉を並べた。 8回からは、やはり中2日で登板した守護神ジャンセンが2イニングを4奪三振の完璧リリーフ。シーズンで47セーブを挙げた右腕は「ワールドシリーズに勝つだけだ」とチーム全体の思いを口にし、意気揚々と本拠地ロサンゼルスへと飛び立った。(シカゴ穐村賢) PR情報
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