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【プロ野球】

ロッテ、伊東監督の続投決定 ドラフト1位指名は創価大の田中

2016年10月18日 紙面から

来季続投が正式に決まり、ドラフト戦略などを語るロッテの伊東監督

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 ロッテの伊東勤監督(54)が17日、球団から要請されていた来季続投を正式に受諾した。千葉市内の球団事務所で行われたスカウト会議に出席。約5時間の会議後に「引き受けることにしました。強いチームをつくりたい」と明かした。

 ようやく、5年目の伊東ロッテが本格的に動きだした。今季も3位で球団史上31年ぶりの2年連続のAクラスながら、日本ハムとソフトバンクに2桁のゲーム差をつけられた。伊東監督は来季も指揮を執る条件に2強との戦力差を埋める戦力補強を要望。その最終回答は「100パーセントじゃなかった。まだモヤモヤしている」と芳しくなかった様子だった。それでも「強いチームをつくるため全力でやると言ってくれた」と納得した。

 そんな戦力補強の第1弾が20日のドラフト会議だ。ロッテはこの日のスカウト会議で、弱点だった投手力をアップする人材を確保するため即戦力投手の指名を決定。松本球団本部長補佐兼編成部長が、創価大・田中正義投手の1位指名を明言した。

 同編成部長は田中が完投勝利した15日の東京新大学野球秋季リーグの流通経大戦を視察。今ドラフトの超目玉を「田中君は逸材。素晴らしかった」と絶賛した。複数球団との競合は覚悟の上。最速156キロを誇るアマチュア球界ナンバーワン右腕の獲得で、リーグ優勝を目指す態勢を整える。 (小林良二)

 

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