小池知事、都庁職員の長時間労働に「人生見直した方がいい」
2016年10月14日15時24分 スポーツ報知
東京都の小池百合子知事(64)が14日、都庁での定例会見で長時間労働について「人生見直した方がいい」と自身の見解を示した。
小池知事は都知事選で都庁職員の「残業ゼロ」を公約に掲げ、9月14日の庁内放送で仕事の仕方を見直すため、都庁職員へ午後8時の退庁を求めた。会見で午後8時退庁の方針の課題を聞かれ「本当は6時にしようと言ったんですが、それは無理だということで現実的に考えて8時にしました。こんな長時間働いて、みんな文句も言わないのは私はよく分からないんですけど…。もう一度人生見直した方がいいじゃないですか? みなさんもいかがですか」と残業、長時間労働が当たり前になっている現状について報道陣に問いかけていた。
続けて「世の中の流れは速いですから、目の前の仕事にヘトヘトになって、流れについて行けない人間になってしまう」との考え方も披露していた。