蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラニュース】不良亀沢を正した連盟の女帝2016年10月18日 紙面から 不良VS女帝!? 中日・亀沢恭平内野手(28)は環太平洋大(岡山市)時代、浮ついた外見や気持ちを無数の怒号で正された。竜戦士が出会った恩師への思いを通じ、野球人生の原点に迫る企画「ボクの先生」の第5回。中国地区大学野球連盟の専務理事を務める岡田麻里さん(57)に説教され続けた日々を振り返る。 極めて言い方は悪いが「クソババア」。その存在がうっとうしくて仕方ない。地元・岡山の環太平洋大に入り、創部したばかりの野球部は4部リーグに所属。「野球は頑張らないと」という思いはあったが、目標はプロでなく体育教諭。華の大学生活で、存分に羽を伸ばしたいころだった。 「おい、お前!!」。試合前の身だしなみ検査で捕まる。金髪はスプレーで黒染めしていたが、襟足は首を隠すほど長い。眉毛に縦のラインを入れていると「マジックもってこい。私が書いてやる」。事務方トップで、連盟の「ヌシ」のような存在である岡田さんは、天敵だった。 結局、怒られ続けた4年間。それでも野球の技術は、周囲の目を引いた。MVPや首位打者を獲得しながら、チームは1部まで昇格。3年秋になってプロのスカウトが注目しているといううわさを耳に挟み「野球選手にかけてみるか」と思うように。その心の変化に添うように、天敵を見る目も変わった。 PR情報 |