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サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

「ですね!」って語尾を使って発言の正当性を押し付けてくるヤツってなんなの?

こんにちは。

 

本日はたまたま別の現場でITの技術屋をやっている同業者の話から。

その同業者の友人は20代の後輩の面倒などを見ていて、

ふとあることに気づいたそうな。友人が電話で、僕にこういうのです。

 

「AMちゃんさぁ、今の子たちって会話の語尾に『ですね!』『ですよね!』って言わない?」

同僚の話では、その語尾には若い子たちの「自分に対する絶対的自信みたいなもの」が

色濃く出ていて、素直さや謙虚さなどを感じられないというのです

 

例えば同僚が業務を若い子に振るため、作業について説明した後に質問を求めると

「これは〜ですか?」っていう疑問形じゃなくて「これは〜ですね!」と、自分の頭で

咀嚼した作業についての解釈、認識を提示してくる。その認識が互いに合致していりゃ

いいんだけど、話がずれている時も多いので、「いや、そうじゃなくて」と

あらためて説明する。するとまた説明後に「だったらそれは〜という事ですね!」と

一人よがりな認識を提示してくる。そんな事が続いたため

「まずは自分の認識を正しいものだという意識を捨てなさい」と

キツめの口調でその若い子達に説教してしまったそうな。

 

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疑問形を使って語尾を上げ「〜ですか?」という聞き方だったら

多少可愛げもあるんだけど、と愚痴っているので

「お互い『老害』なんてこそこそ言われる歳になっているんだから、気をつけようぜ。

そういう事が気になりだしたってことは、僕らももうおっさんになったって事だ」と

お互いに受話器越しで笑った後、同僚の指摘もあながち間違ってないかもって

考えている自分がいました。実際に以前自分のいた現場でも

「ですね!」をやたら多用する女性が何人かいて、この人たちとは

マジで話が通じなかった。

 

業務の手順間違いや連携のミス等があった際に

「私、手順について注意点をいいましたよね?」

「事前に資料渡して情報連携しましたよね?」

 

こんな具合に、自分の正当性を強く押し出してくるので話にならない。

逆にこっちが気を使って

 

「僕のほうが認識を間違えていた可能性もあるかもしれませんけど・・・」とかいうと

自分にも非があったのでは?という発想がないのか僕サイドに「非」があったんだという

言質をとった!とでもいわんばかりの口調で責めてくる。

 

だからっていって僕が「そんな話まったく聞いてない」なんていうと

もう烈火のごとく怒りうるさく喚いてくるので、どないせーいうねん!って感じで

まいっていました。

正味な話、どっちの言った言わないなんてエビデンスのない限り

水掛け論なので不毛以外のなにものでもない。

あまりにうるさかったので、その人達との意識合わせの時にスマホ

ポケットに隠して録音機能を使って会話を全部記録したのちに

いかにその人達の「◯◯ですよね?」が当てにならないものなのかを

つきつけてやった事がありました。30人以上のミーティングで恥をかかせたので

ソレ以降静かになったし、僕ももうその出向先には関わらないので

どうでもいい話ではあるんだけど。

 

どちらにしても年齢や性別問わず、謙虚な態度で相手には接したいもんだと思う

今日このごろ。

 

  

※ただ、年下の人に「素直」「謙虚」を単純に押し付けるのはダメ。

自分はその子たちよりも、「素直」「謙虚」でありたい。という心がなきゃ

単なる「イエスマン」を育てるだけになるので注意!