Windows7のWindows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
2016.10.12: 効果のなくなった一部手順を削除。
2016.10.08: 2度目の大幅改定(初校に近い内容)
2016.02.25: 大幅改定 (2016年4月あたりから効果が薄くなった)
2015.09.10: 初出
Windows7で発生する「Windows Updateが終わらない、遅い、進まない問題」の原因や、解決方法を紹介したページです。
このページでは主に、「更新プログラムを確認しています」の状態が2~3時間続いてしまい、Windows Updateがまったく進まない・・・・というような状態を解消するための情報をまとめています。
はじめに
このページから「手順のみ」を抜き出し「ざっくり紹介」したページを作成しました
Windows 7 の Windows Update が終わらない場合の対処法:簡易版
簡潔な方が良い、解決方法だけ分かれば良い、という場合はこちらをどうぞ。
おことわり (ページ分割のお知らせ)
Windows 10/8.1の対処方法は別ページに切り離しました。
- Windows10の場合(重要: 2016.10.13)
2016年9月30日または10月6日頃から問題が発生しています。
Windows10の更新プログラムが遅い・失敗する問題2016年10月版
発生頻度はかなり少ないものの、かなり深刻な問題が発生する場合があります。- 2016年8月頃より、Windows10 や Windows8.1でも「Windows Updateが終わらない、進まない」問題が発生するようになって来たため、対策ページを分離しています。
- Windows 10/8.1でWindows Updateが終わらない場合
(以下は一般的な対処方法です。)
以下、本文。
このページは Windows7で「Windows Updateが終わらない・進まない」問題が発生した時の対処方法を紹介しています。
(Vistaでも通用するかもしれませんが、手元にVistaマシンが無く未検証です。)
通常の更新方法でWindows Updateを利用しているWindows 7で、Windows Updateの「更新プログラムを確認しています」が終わらなくなった場合に効果のある手順をまとめています。
「更新プログラムを確認しています」が終わらない場合、キャンセルしても大丈夫か?
この画面(更新プログラムを確認しています)の間であれば、キャンセルしても大丈夫。
▲クリックで拡大
何度か確認しましたが、この画面が表示されている間であれば、たとえPCの再起動やシャットダウンを行っても、問題は出ないようです。
(ただしダウンロードやインストールが始まったらキャンセルしない)
- 通常は「Windowsサービス」を終了させて「更新プログラムを確認しています」をキャンセルします
- キャンセル手順
Windows Updateサービスの停止、コマンドプロンプト(管理者)で「net stop wuauserv」など- PCの再起動やシャットダウンでWindows Updateを止めるのはなるべく控えましょう。
- PCの再起動やシャットダウンを行うと「更新プログラムの確認」は最初からやり直しとなります。
※つまり「更新の確認」に80分必要なPCで「70 分待った後にPC再起動」すると、次回の「更新の確認」は10分ではなく80分かかる。- すでにインストールが始まっている場合や、再起動中に強制終了するとWindows システムに異常が発生し、最悪Windowsが起動不能になります。絶対にキャンセルしない事。
- 起動しなくなった場合
システム 修復DiscなどでPCを起動し、Windows の復元を使い、Windows Update前の状態に戻す。
コマンドプロンプトからWindowsを復旧する4つの方法 (Vista/7/8/8.1/10)- 再起動ループなどが発生する場合
Windows update後に起動しない、再起動ループする時の対処方法(Windows7/Vistaで深刻な場合)
▲このページで紹介している「%systemRoot%\WinSxS\Pending.xml」の削除を試す。
以下、具体的な対処手順。
以下の対処方法を、上から順に試して行くのが効率が良いかと思います。
はじめは (重要)と書いてある手順のみを行うのが効率的です。
対策1. ディスククリーンアップを行う (重要)
ディスククリーンアップの画面
▲クリックで拡大
「エラー報告ファイル」や「Windows Updateのクリーンアップ」に大量に不要データが貯まっている場合に効果があります。
- 実行手順の解説ページ
Windowsのディスククリーンアップの使い方: 不要ファイルを一気に削除
- 過去に「更新プログラムの確認」で30分以上待たされた経験がある場合や、PCのメンテナンスを数か月怠っている場合は、不要なファイルが大量に貯まっています。
- 特に「更新プログラムの確認」で2時間以上待たされた後などでは、エラーログが10GB以上に膨れ上がっている場合があります。
- ディスククリーンアップ後は、PC再起動する (重要)
「対策1.」はここまで。
対策2. いくつかの更新プログラムを手動で入れる (重要)
2016年10月前半の時点では、Windowsシステムに問題が発生していない場合でも、Windows Updateが「更新プログラムを確認しています」のまま 終わらない問題が発生しています。
- 多くの場合、Windows Updateを始める前に以下の更新プログラムをダウンロードし、手動でインストール (先入れ) することで解決します。
- Windows Update Client を含んだ更新プログラムをインストールするのが、現時点では最も効果が高くなっています。
Windows Update Client
- 2016年10月12日時点では、Windows Update Client の最新の更新ファイルは KB3161647 です。これは KB3172605 に含まれています。
- 現在、これが最も効果が高い対処方法です。
- Windows7 SP1のシステムが正常な場合、ほとんどのケースでこの更新プログラムのインストールで直ります。
※2~3か月古いバージョンを入れてもあまり意味はない。
古いバージョン入れるくらいなら、素直に60~80分待った方が良い。 - Windows Updateを数ヶ月分ためる、更新プログラムを中途半端に非表示にする、 Windows Update Clientが中途半端に古い、などの条件が一定数そろうと、更新の確認に時間がかかるようになります。
注意:手動インストールができない場合のTips
「更新プログラムを確認しています」が終わっておらず、更新の確認が続いている場合、更新プログラムの手動インストールもできない場合があります。
この場合、「Windows Updateサービス」を手動で停止させてから、手動インストールを行う必要があります。
- 手動インストールを行う手順
- Windows Updateを停止する(必須)
- 「PCの再起動」または「Windows Updateサービスの停止」、コマンドプロンプト(管理者)で「net stop wuauserv」など
- (必要に応じて行う)
「更新の設定」を「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」にする、ネット接続を切る、PC再起動する。 - 入手した更新プログラムをインストールする。
- ネット接続して確認してWindows Updateを実行。
- 「2.」で「更新の設定」を変更した場合は元に戻す。
- Windows Updateを停止する(必須)
- この手順をもう少し詳しく知りたい場合↓
更新プログラムの手動インストールも始まらない・終わらない場合の対処方法
「対策2.」はここまで。
「Windowsのシステム」や、「Windows Update コンポーネント」と呼ばれるシステムファイルが正常な場合であれば、上記の手順だけでも「更新プログラムを確認しています」は10~15 分程度で終わるようになります。
以下、「対策3.」はシステムの異常を修正するための手順です。
対策3. Windows システムの異常を修復する
「対策1.」と「対策2.」を行っても、まだ30分以上「更新プログラムを確認しています」が終わらない場合、Windows Updateのシステムに異常が発生しているかもしれません。
以下の手順を実行し、システムの状態確認と、修正を行います。
以下、「更新プログラムを確認しています」が終わらない場合に有効な対策を4種類紹介しています。
3-1.Windows標準のトラブルシューティングツールを利用する
Windows7には、標準でWindows Updateのトラブルシューティングツールが付属しています。
以下、ざっくりとした手順紹介。
▲クリックで拡大
コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム > アクションセンター > トラブルシューティング の順に開いていくと、「Windows Updateで問題を解決する」という項目が現れるので、それを実行します。
実行後
▲クリックで拡大
エラーが解消された場合、このような画面になります。
エラーが派遣された場合、次の項目を試します。
(※エラーが発見されない場合でも、念のため、次の項目を実施します)
- 注意
「対策1. ディスククリーンアップ」で「システムによってキューされたエラー報告ファイル」を削除した場合、このツールの効果は低くなります。
3-2. コンポーネントリセットツールを利用する (重要)
「Windows Update コンポーネント」に異常が発生していないかの確認と修正には、以下のツールを利用します。
Windows Updateを途中でキャンセルしたり、再起動中の「更新プログラムを適用しています」で強制的にPCをリセットしてしまった場合などで効果があります。
- ダウンロード
Windows Update のコンポーネントをリセットする方法(Microsoft) - ツール実行手順解説
Windows updateのコンポーネントリセットツールを試す - 以下、ツール利用方法を簡潔に記載しておきます。
- ツールの起動
▲クリックで拡大
※画像はWindows8.1のものです
Windows 7でも同様に診断・修復可能です。 - 診断および修復完了
▲クリックで拡大
※画像はWindows7のもの
赤いX印が出た場合、ツールを繰り返し実行してみます。 - 注意
ツール実行後はWindows Updateの履歴などが、全てリセットされます。
▲クリックで拡大
かなり強力なツールなので、ある程度の覚悟を持って実行しましょう。 - 注意次項
- 「対策1. ディスククリーンアップ」で「システムによってキューされたエラー報告ファイル」を削除した場合、このツールでは全てのエラーを検出できない場合があります。このページ中段のバッチファイルを実行するか、または「3-3.」のバッチを実行し、その後「3-4.」のsfc /scannow を実行します。
エラーが消えない場合、ツールを2~3度実行してみます。
エラーが消えない場合は、リンク先のコマンドライン版を試し、さらにツールを実行してみます。
まだエラーが消えない場合は、「3-4. sfc /scannow」を実行します。
3-3. 「SoftwareDistribution」フォルダと「catroot2」フォルダのリセット
最初は、この項目は飛ばしても良いかと思われます。
「3-2. コンポーネントリセットツール」の実行時とほぼ同じ作動をするコマンドです。ただし、ディスククリーンアップで「エラー報告ファイル」を削除した場合などでは、「3-2.」よりこちらの方が効果が出やすい傾向があります。
実行手順
- 以下のコマンドを管理者権限のコマンドプロンプトで行う(もしくはバッチを組んで実行する)
net stop wuauserv
重要: コマンド実行後、5~10分待ってからWindows Updateを行う。
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.old
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver- 正常にWindows Updateが出来たら、以下のバックアップフォルダは削除する
・C:\Windows\SoftwareDistribution.old
・C:\Windows\System32\catroot2.old
※以下は削除用バッチ
net stop wuauserv
※削除コマンドを実行していない場合、このコマンドを2回目に実行した時にエラーが出てしまい、効果が出なくなります。
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
rmdir %systemroot%\softwaredistribution.old /q /s
rmdir %systemroot%\System32\catroot2.old /q /s
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
3-4. sfc /scannow を実行する (重要)
「3-2. コンポーネントリセットツール」でエラーが消えない場合などに利用します。
「sfc /scannow」は、Windowsの不足しているシステムファイルや破損しているシステムファイルをスキャンして、それらを修復するツールです。
- 手順の詳細を紹介したページ
Windowsのシステム修復機能「sfc /scannow」を試してみよう
実行手順
管理者権限のコマンドプロンプトから『sfc /scannow』と入力します。
▲クリックで拡大:
正常に終了するとこのようなメッセージが出ます。
Windows システムに異常が発見された場合、自動的に修復されます。
Windows Updateに異常が発生している場合は、かなり効果的なコマンドです。
sfc /scannowでファイルの修復ができない場合
- Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした
- システムドライブ (Cドライブ) の MTF に異常が発生しているケースが考えられます。
- この場合、「chkdsk c: /f」の実行が必要になります。
- 「chkdsk c: /f」の実行後、再度「sfc /scannow」を行い、システムの修復を行う必要があります。
- chkdsk c: /fでエラーが消えない場合の参考
CHKDSKを何度も繰り返すと、HDD/SSDが回復する場合が・・・あるみたい
※HDD/SSDの寿命が急激に縮む場合があり かなり注意が必要ですが、効果あります。
- Windowsリソース保護は要求された操作を実行できませんでした。
- Windowsシステムが一部のシステムファイルを利用中の場合に発生します。
- この場合はPC再起動(念のためセーフモードで起動)すれば修復可能になります。
Windows Updateのシステム異常が原因の場合の対処方法は以上です。
「対策3.」はここまで。
以下「対策4.」は、システムメンテナンスに関する手順です。
対策4. システムメンテナンスによって「更新プログラムの確認」を少しでも早くする
以下は、対策2の「更新の確認をスムーズに行う」ための更新プログラムがインストール済みで、かつ対策3で「Windows Updateのシステムに問題はない」という場合に、少しでも「更新の確認」を早く済ませるための手段です。
4-1. セキュリティソフトの設定
- セキュリティソフトが正常に作動しているか確認する。
サードパーティ製ソフトとWindows標準のセキュリティソフトが同時に起動していないか確認する。 - Windows Updateの間だけ、セキュリティソフトを一旦停止してみる。
- 以下ページで紹介している施策をほどこす。
- Windows 8.1/7/Vistaの高速化に効果抜群。セキュリティソフトの監視対象から外すファイルリスト
- 「更新プログラムを確認しています」が終わらない問題が、かなり解消されます。その他にも、普段のPC操作もかなり軽くなります。
4-2. Windows Updateした後は しばらくPCを放置する (重要)
- Windows Updateを行った後は、電源を入れたまま、しばらくPCを放置しておきましょう。
- Windows Updateが終了した後も、PC内ではしばらくの間(インストールした更新プログラムを整理するための) タスクが実行されています。
- 何もしていないのに CPU負荷が25~100%の状態が続いている場合が、この状態に相当します。
- この処理が終了するまでは、PCを放置しましょう。
- サイト内関連情報: マウスがカクカクするくらい重くなったWindowsを 元の軽さにもどす方法
- Windows Updateが終了した後も、PC内ではしばらくの間(インストールした更新プログラムを整理するための) タスクが実行されています。
- 特にこだわりがない場合は、普段から「Windows Updateの設定」を「推奨」にしておき、1~2時間程度の離席であればPCは放置しておくのがベストです。
- 離席中にWindows Updateや再起動がかかるケースがあるので、作業中のデータは保存するようクセを付けておく。
4-3. その他
- 最低でも月に1回のペースでWindows Updateを実行する(重要)
- HDDの場合、定期的にデフラグを行う。
- Windowsをクリーンブートした状態でWindows Updateを行う
- ページファイルは実メモリの1.5倍程度は確保しておく(重要)
- ページファイルが不足すると、実メモリに余裕があってもエラー 8007000Eが発生しやすくなります。
- PC再起動してから Windows Updateする
- 色々なソフトを起動し、実メモリが断片化してしまった場合も、エラー 8007000Eが発生しやすくなります。
- PC起動直後、すぐにWindows Updateしない(重要)
- PC起動直後は、Windows Updateサービスが開始されておらず、正常にWindows Updateできない場合があります。
- Windows Updateは、PCを再起動してから早くても5分後くらいからスタートするようにしましょう。
このページで紹介する「更新プログラムを確認しています」が終わらない問題に効果のある手順は以上です。
以下、おまけ情報です。
おまけ:Windows7をクリーンインストールした直後の場合
サイト内 手順解説ページ
Windows7 SP1 クリーンインストール直後のWindows Update (どのKBを先入れすると時間がかからなくて済むか?)
- 現在、Windows7 SP1をクリーンインストールした直後や、Windows7 無印からSP1へアップグレードした直後の場合でも、この「Windows Updateが終わらない、進まない問題」は発生します。
- Windows7 をクリーンインストールした直後は、上リンクのような手順でWindows Updateを行うと「更新の確認」が10分前後で終わり、その後のアップデートもスムーズに進みます。
過去にこのページに記載していた「効果のなかった」情報
以下は2015年9月~2016年2月に掲載していた情報のうち、特に意味がなかったもの、効果が無くなってしまったもの。
- BITS トラブルシューティング ツール
- 問題発生の有無が確認できるだけ。問題解決には別の手段が必要。
- Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する方法
- リンク先で配信されている「Windows Update エージェント」は初めてWindows Updateする時に必ずインストールされるもの
- 「Windows Update エージェント」に含まれる「Windows Update Client」は、定期的に更新されます。
- システム更新準備ツール
- このツールを実行すると、終了までに70~80分かかる。
実行後もWindows Update Client が古い場合は「更新の確認」には70~80分かかる。
Windows Updateコンポーネントが壊れている場合などには効果があるが、時間がかかり過ぎる。
- このツールを実行すると、終了までに70~80分かかる。
「更新プログラムの確認」に時間がかかる 原因
別ページで解説(というかMicrosoftの資料を噛み砕いて紹介) しています。
「Windows Updateが始まらない、時間がかかる問題」のMicrosoftの資料および解決方法
- 時間がかかる主な原因
修正プログラム ( Hotfix )適用時、適用済みのセキュリティ更新プログラム等に含まれるファイルについて再評価を行っているため時間がかかる - 適用にかかる時間を短縮する方法について
適用済みの更新プログラムの整理を行うことが有効 - その他、2015年4月~8月頃は、Windows Updateがメモリ不足に陥りやすい状況だった事などの解説。
- その他、Windows Updateのデータベースやコンポーネントに異常が発生している可能性もあります。
サイト内 関連1: Windows Updateが終わらない場合
Windows7 用
- Windows 7 の Windows Update が終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
- Windows 7 の Windows Update が終わらない場合の対処法:簡易版 (このページ)
Windows 10/8.1 用
- Windows 10/8.1 で更新プログラムの確認が遅い・終わらない場合の対処法
- Windows10/8.1 でWindows Updateが終わらない・失敗してしまう場合の対処法(重症な場合)
- Windows 10/8.1 で Windows Update ができない・失敗してしまう場合の対処法
- OS が起動しないなど 深刻な場合 (Windows 10/8.1)
サイト内関連2: Windows Update が失敗する、エラーが出る
- Windows Updateの失敗・トラブル・エラー「回避」方法まとめ
- Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
- OSが起動しないなど 深刻な場合 (Windows7/Vista)
- Windows updateのコンポーネントリセットツールを試す
- Windowsがインストールされているドライブが、ロックされている場合
その他の手順
以下はMicrosoftが推奨する手順
このページ内の
「ディスククリーンアップ」
「Windows Update Client 」の更新
これらの効果が無かった場合の手順。
このページ内の「対策2」「対策3」と同じ手順もいくつか含まれています。
- Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 で更新プログラムをインストールできない
- 公開日は 2014年6月 と少々古いですが、2015年9月に発生している問題も、上記で解消可能です。
- リンク先の手順
・PCの再起動
・システム更新準備ツール(Checksur.exe) を実行
・sfc /scannow の実行
・Catroot2 フォルダーのコンテンツをリセット
・誤ったレジストリ値の削除
・Windows Update ファイルの修復
・ウイルス対策ソフトの設定見直し
・SoftwareDistribution フォルダーの名前変更
・現在のジョブの BITS キュークリア
・更新プログラム958056の手動インストール
・Pending.xml の名前変更
・Windows パーティションに対して Chkdsk を実行
上から順に試す。7~8個試したあたりで大抵は直る。
※一部手順は現在は効果がない。
- リンク先の手順
- 上リンクは かなり分かりやすく書いてあるので、このページ内で改めて手順解説は行いません。
- 公開日は 2014年6月 と少々古いですが、2015年9月に発生している問題も、上記で解消可能です。
- Windows Update クライアントの情報をクリアにする手順 - Japan WSUS Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs
- 公開日は2014年12月とこちらも少々古いですが、2015年9月以降に発生している問題も解消可能な手順あり。(WSUSを利用するための手順なので、一部に通常のWindows Updateとは異なる情報や手順が含まれています。)
- リンク先の手順
・自動更新サービスと BITS サービスの停止
・SoftwareDistribution フォルダーのリネーム
・BITS のジョブを削除
・自動更新サービスと BITS サービスの開始
・更新プログラム検出の確認
「del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"」
「del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"」
「wuauclt /resetauthorization /detectnow」
- リンク先の手順
- 公開日は2014年12月とこちらも少々古いですが、2015年9月以降に発生している問題も解消可能な手順あり。(WSUSを利用するための手順なので、一部に通常のWindows Updateとは異なる情報や手順が含まれています。)
過去に掲載していた情報
以下ページに移動しています。
(古い情報) Windows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法(2015.09~2016.09)
2016年2月分~9月にこのページに掲載していた情報は不評でした(^_^;
ちょっとまとめ方が悪かった上に、掲載から1ヶ月半ほどで古い情報になってしまいました。
あとがき
「Windows Updateが終わらない、進まない問題」と言えば、2016年7月までは ほぼ「Windows 7/Vistaのみの問題」だったのですが、2016年8月以降は Windows10や8.1でも、この「Windows Updateが終わらない、進まない問題」が発生するようになってきました。
このような事態になることを想定しておらず、OS別の対処方法を用意していなかったため、現在、サイト構成が かなり分かりにくいものになっております。
2016年8月末頃からサイト構成変更の準備を進め、現在ようやく古いページの修正に着手している所です。
コメント(多忙中のため休止中) C[0] T[0]
関連記事(ぜんぶ見る>> Windows Update関連)
Windows7のWindows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
Windows 10/8.1 で Windows Update ができない・失敗してしまう場合の対処法
Windows 7 の Windows Updateが終わらない場合の対処法:簡易版
過去の「月例別」Windows Update トラブル対処方法まとめページ