進化形パンケーキとして、大人気のスイーツ「ダッチベイビー」の有名店「Mission Bay(ミッションベイ)」。
2013年に沼津市に誕生して以来、「超絶おしゃれなお店」としてまたたく間に有名になり、週末には県外ナンバーの車で溢れかえります。
そんな、おしゃれカフェ「Mission Bay」と、名物スイーツ「ダッチベイビー」をご紹介します。おすすめです♪
Mission Bay(ミッションベイ)とは
Mission Bay(ミッションベイ)は、沼津市我入道にあるインテリアショップとカフェが併設されたお店です。
「百聞は一見にしかず」のコンセプトのもと、世界中から集められた品物が所狭しと並ぶ、ある意味で女性には大変危ないスポット。
倉庫を改装して作られた店舗はおしゃれで、とても日本の港町とは思えない。西海岸か、西海岸なのかここは!
いざ、店内へ。店内は、天井が高く開放的な雰囲気。カフェの壁には "Seeing is Believing"、「百聞は一見にしかず」の文字がお出迎えです!
かわいいカフェスペース
どうですか?このかわいいカフェスペース!
壁もチェックポイントです。壁一面が黒板になっていて、定期的にアーティストによって書き換えられています。
しかも驚くことにこの壁画を書く権利は立候補制なんだとか!腕に覚えのある方はチャレンジできるんです!!
ダッチベイビーとは?
巷では「ダッチベイビー」と略されていますが、正式には「ダッチベイビー・パンケーキ」という「ドイツ風パンケーキ」。
卵をふんだんに使った「ジャーマン生地」をフライパンに流し込み、そのままオーブンで焼き上げるスイーツで、フライパンの縁にそって耳が立ち上がる特徴的な形をしています。カリカリ&もっちりした焼き上がりも魅力!
ドイツ風だけどアメリカ料理
あれ?「ダッチ(Dutch)」ってオランダのことじゃないの?と思った方……鋭い!
- 「ドイツを意味するドイッチュ(Deutsch)の発音がなまってダッチになった」説
- 「その昔は、焼くときにダッチオーブンを使っていたから」説
- 「オランダ独立前はオランダ・ドイツあわせてダッチと呼んでいたから色々あったんじゃない」説
名前の由来は、諸説あるそうです。
ただし発祥は、アメリカに移住したドイツ系移民の皆さんということで、れっきとしたアメリカ料理なんです(ややこしい……)。
本題!ミッションベイのダッチベイビー!
ミッションベイのオーナーがアメリカで出会い、あまりの美味しさに一気にはまってしまったというダッチベイビー。
実はダッチベイビーの食材は、ほぼ卵と小麦粉だけという大変シンプルな料理です。
しかもスタッフさんは「クックパッドにもレシピ載ってるし、家でもすぐ作れますよ~」と言うではありませんか!!
……じゃあ、じゃあ、なぜここのダッチベイビーってめっちゃ有名なの?!
結論から言えば、それは卵。
卵が違うんです。富士市にある後藤養鶏場さんの新鮮な卵のみをふんだんに使用しているため、他では出せないコクと甘みが出るんだとか!
もうしんぼうたまらん!ダッチベイビーひとつくださーーーーーーーい!!
バターを溶かします!
オーダーが入るとすかさずキッチンで調理が始まります。オーブンでかんかんに熱した鉄製フライパンへバターがどわっと乗せられ!
生地を投入します!
こだわりの卵がたっぷり入った生地が投入されます!
うひょー!ジュージュー聞こえる!うひょー!!
オーブンに戻され……できあがり!?
そしてダッチベイビーになるべく生地は再びオーブンの中へ……
「これで調理終わりです」
うそーーーーーーーん!!本当にシンプルだ。
いただきます!!
席でそわそわ待っていると、ダッチベイビーがフライパンのまま登場。目の前でお皿に移されました。
温かいうちにホイップバターと粉砂糖が、がんがん加わります。
そして意外にも、味の決め手は最後にじゅっと絞るレモン。
このレモン、本当に重要です。
見てください、このもっちり感。小麦粉よりも卵の方が多く入っているので普通のパンケーキよりしっとりしています。
そこへ粉砂糖とバターのコクがくわわり、レモンがキリッと引き締めます。
さらにダッチベイビー最大の特徴でもある耳の部分もいい仕事しています。むっちりした真ん中と外側のカリカリが飽きさせません。
もちろんそのままでも美味しいのですが、いろいろ味わいたい欲張りさんのために追加トッピングも選べます。
数あるトッピングの中から、今回はシンプルながら最も合うと言われている「バニラアイスとメイプルシロップ」をスタンバイ!
あーーー合うわーーー。
卵味の濃厚な生地が、バニラアイスの溶けかけた部分でゴージャス感倍増です!シンプルなトッピングだからこそ、がっつり美味しさが伝わります。
ごちそうさまでした!
直径15cmのダッチベイビー、瞬殺。卵がたくさん使われている料理なので、スイーツというより食事といってもいいくらいの満足感がありました。
これは女性だけではなく、男性にも強くおススメしたい一品です。
素敵なものが詰まったショップスペース
しかし!ダッチベイビーを食べ終わっても、まだまだお楽しみが待っています。
奥に広がっているインテリアコーナー。
……やっぱり、素敵だ!このお店、素敵だ!!(魂の叫び)
おしゃれなのもそのはず、こちらのお店はデザイン会社「株式会社100percent」の直営店。
こちらは知る人ぞ知る商品ですが、なんだかわかりますか?
実はコレ、眼鏡ふきなんです。しかも使ったあと勝手に折鶴の形に戻っちゃうにくいヤツ。眼鏡人には必須です。
100percent社の製品だけにとどまらず、世界中から厳しい目で選び抜かれた品が数多く揃っています。
その基準は「デザインも、つくりも上質なもの」
そのため化粧品やベビーグッズも大変おすすめです。
ダッチベイビーの命、後藤養鶏場の卵も店頭で買えちゃう
さらに調理に使われていた本場の鉄製フライパン「スキレット」まで揃っちゃいます。
スタッフの方いわく、ふたつ持っていると圧力鍋の代わりにもなってしまうすぐれもの。アメリカでは「100年使える」と言われている大定番調理器具なんだとか。
いかがでしたか?
超ステキな空間「ミッションベイ」で食べる、超ステキなスイーツ「ダッチベイビー」。
カリカリ&もっちりの食感に、濃厚バター&粉砂糖のコクと甘み……そして全体を引き締めるレモン。
シンプルだからこそ、素材の味や技術がよくわかる絶品スイーツでした。
ミッションベイでは、ダッチベイビー以外にも「季節限定パンケーキ」や「おかずダッチベイビー」などの変化球もあります。
季節限定パンケーキは、毎年どんなものが出てくるかお楽しみ!
まさに「百聞は一見にしかず」が詰まったミッションベイ!おすすめです!!
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書いた人
Josh Redwood
静岡移住歴4年の新米ライター。インドア派。静岡に来てからビールと日本酒に目覚め、呑み散らかす日々。ただし酒に弱いのが弱点。
Twitter:@josh_redwood