お酒を飲んでしまうと風邪をひきやすかったり、悪化したりする事を知っていますか?なぜそのような事が起きてしまうのか原因を紹介しましょう。
お酒を飲んで水分不足
お酒を飲んでしまうと利尿作用が働いてしまい、トイレに行く回数が増えてしまいます。そうなると水分不足になってしまい、風邪をひきやすかったり、悪化したりします。
水分不足で風邪をひきやすい
ウイルスが体内に入ってしまうと風邪をひいてしまいます。本来であれば、鼻の中などにある繊毛というものがウイルスを防いでくれるのです。しかし水分不足になると、この繊毛が乾燥してしまいウイルスを防げなくなり、体内までウイルスが次々に侵入してしまうのです。これが、水分不足になると風邪をひきやすい原因になります。
水分不足で風邪が悪化
風邪をひいている時は、ウイルスを退治する為に発熱を起こします。ウイルスは熱に弱いので、風邪をひいた時に熱が出してしまうのは、その為です。発熱すると、それだけ水分が失われてしまうので水分不足に陥ります。医師が風邪をひいた患者に水分補給やポカリスエットを飲む事をすすめるのは、そのような理由があるからです。そのため風邪をひいている時に、お酒を飲んでしまうと水分不足になりやすいので、お酒を飲むのは風邪が治ってからにしましょう。
お酒を飲んで栄養不足
お酒を飲んでしまうと胃や腸に損傷を与えてしまう悪影響があるので、栄養素を吸収しづらくなって、栄養不足になりがちです。栄養不足になってしまうと、風邪をひきやすかったり、悪化したりします。
栄養不足で風邪をひきやすい
人体は正常な状態であれば、ある程度のウイルスであれば侵入を防いでくれます。しかし栄養不足になると、体の免疫力が落ちてしまいウイルスを退治しづらくなります。そうなると風邪をひきやすくなってしまうので、お酒を飲む事によって風邪をひきやすくなるのです。
栄養不足で風邪が悪化
風邪をひいてしまった場合は、ウイルスを退治しなくてはいけませんが、栄養不足になっているとウイルスを退治出来なくなります。ウイルスを退治する為に必要な栄養素は、糖質(米やパン)やタンパク質(肉)などです。
お酒を飲んで睡眠不足
お酒を飲んでしまうと眠りやすくなりますが、実はお酒で酔った状態で寝る事は気絶に近い状態と言われています。その為、脳や体などはあまり休憩を取れていない状態で、浅い眠りなのです。
睡眠不足で風邪をひきやすい
睡眠不足になると、疲れが取れなくて免疫力が落ちてしまいます。そうなると風邪をひきやすくなってしまうのです。その為、お酒を飲んで睡眠不足になる事は、風邪をひきやすくなってしまいます。実際に、十分な睡眠を取っている方に比べると、睡眠不足の方は4.5倍も風邪をひきやすいと言われているのです。風邪をひきやすい睡眠時間は5時間未満と言われているので、最低でも5時間以上は寝るようにしたほうが良いでしょう。
睡眠不足で風邪が悪化
風邪をひいた時に、重要な事は水分補給の他に、しっかりと睡眠をとる事です。質の良い深い眠りにつくと脳や体が回復していくので、免疫機能が作用しやすいと言われています。深い眠りにつくためには、就寝前に仮眠を取らない事や、就寝前に体をリラックスさせる事などが重要です。その為、風邪をひいている時に、お酒を飲んで睡眠不足になると免疫機能が作用しづらくなってウイルスを退治出来なくなるので、気を付けて下さい。
お酒を飲んで喉に悪影響
お酒を飲んでしまうと、喉が乾燥したり痛めたりします。喉がこのような状態になってしまえば、風邪をひきやすかったり、悪化したりするのです。
喉を痛めてしまうと風邪をひきやすい
喉も、鼻の中と同様に繊毛があります。正常な状態であれば、ウイルスが喉の繊毛にひっかかって、タンを吐く時にウイルスも一緒に排出されます。しかし、お酒を飲むと、アルコールが直に喉に当たってしまい痛めやすくなるのです。そうなれば、ウイルスを喉の繊毛で防ぐ事は難しくなるので、風邪をひきやすくなってしまいます。
喉を痛めてしまうと風邪が悪化
風邪をひいてしまうと、ウイルスは喉のところに付着しています。そのような時にお酒を飲んで喉の繊毛を乾燥させたり痛めてしまったりすると風邪を悪化させます。風邪を悪化させない為には、喉の免疫力を高めるために水分補給をした上で、首にタオルをまいて暖める事が重要です。ウイルスは熱に弱いので、喉に付着しているウイルスを退治させる為にも、首を暖める事が非常に重要なのです。
お酒が風邪の原因のまとめ
お酒を飲む事によって、風邪をひきやすかったり悪化させたりする原因を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?私が数日前にお酒を飲んでから風邪をひいてしまったので、色々と調べてみたらお酒が原因で風邪をひいた事が分かりました。
この現代社会ではストレスもたまってお酒を飲みたくなる日もあると思うので、もしもお酒を飲んでしまったら最低でも、お酒以外で水分補給だけは忘れないようにしましょう。