先週13日、とうとうPSVRが発売されてしまいました。
ゲームの中でバーチャルリアリティーを体感できることを売りに注目されてきた今回ゲーム機ですが、 現在のところ、CEROの徹底した監査等によって一部のゲームで懸念されたわいせつ表現(下からキャラクターの衣服の中等を覗くなど)の行為について自主規制がなされているとの報告もありましたが、後述する問題点も含め、今後の懸念が解消されたわけではありません。 またゲーム機に問題がある点が他にもあります。 それは3D映像を見続けていることで斜視になることや、視力の低下がはやまるなど、健康面での問題も指摘されています。 しかし、今回のPSVRについてそういった注意喚起が業界としては不十分と言わざるを得ないことや、販売に対して制限が設けられていない(これまでのゲーム機も同様です)。 とく子供に対して悪影響を及ぼすと言われて注意喚起されていますが、子供に対してだけ注意喚起して大人の健康を阻害する可能性も含まれていないのが残念でなりません。 本来であれば、ゲームが人々の心理・行動に与える影響について性・暴力問題を含めて調査を念入りに慎重にすすめ、バーチャルな分野でもそうでもない部分も含め、技術の進展に対応した対策を講じた上で安全だと確認されるまでは普及すべきではないと思いますし、そもそもゲーム自体が本当に必要なものなのかも疑わざるを得ません。 ゲーム等娯楽に関するものというのは、退廃的な快楽を与えるために様々な問題の多くを無視してでも与え続けられてきたというのは本当に問題です。 今は子供だけが遊ぶものではなくなり、大人ですらゲームや創作物を卒業せずにやりつづけていることや、多くの企業とコラボしているという現状は、娯楽にしか関心しなくなった国民を増やすことになり、本来国にとって必要な産業が衰退しています。 とはいえ、現在問題視されてきている多くの女性キャラクターを多くの企業のマスコットなどにして、性的な好奇心を持たせようとする動きで存続させようという間違った生き残り策まで取る企業や自治体がいることも懸念すべき材料です。 そういったことが女性軽視や性差別や性暴力のきっかけにつながっており、そういったことに対しても早急に対策法などを制定し、必要な産業には社会的に正しい生き残り方をしていただかなければなりません。 極端にいえば娯楽産業を縮小させ、なくしていくように働きかけるようにしなければならないのです。 |
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