石間敦 光墨祥吾
2016年10月2日14時37分
8月の台風9号などの影響で路盤が崩れ運休が続いていたJR石北線が1日に復旧し、特急オホーツク(札幌―網走)が41日ぶりに運行を再開した。走り始めた特急や貨物列車に、打撃を受けた観光業界や日本一のタマネギ産地からは期待や喜びの声が上がった。
JR北見駅。オホーツク6号で札幌に向かうという北見市の看護師中村真利子さん(65)は、札幌までバスを予約していたが、石北線の再開を知って急きょ、特急に切り替えた。「バスより列車のほうが体がゆったりできるのでうれしいですね」と喜んでいた。
北見市出身で室蘭工業大1年の舟崎洸太さん(19)は夏休みを終えて室蘭に戻るため乗車した。8月末の帰省時には、石北線がすでに不通だったため札幌からバスを使ったという。
オホーツク観光の中心となる網…
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