人気作家・東野圭吾原作の笑激サスペンス、映画「疾風ロンド」の完成披露プレミアムイベント&完成披露舞台あいさつに、主演の阿部寛をはじめ、大倉忠義、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督が登壇。

500人の観客が待ち構える中、全長70mのホワイトカーペットを歩いて登場したキャスト陣。阿部と大倉と共に歩いた大島は「“ちっちゃ!ちっちゃ!”って聞こえてきたんですけど、お隣の阿部さんが大きいっていうのもありますからね(笑)」苦笑いで訂正。大倉が「この映画に関わって、今日が一番寒いです…(笑)」と肩をすぼめる姿に観客の笑い声が響いた。
長野県・野沢温泉スキー場の全面協力の下、撮影が行われた本作。印象的なシーンについて阿部は大倉とのシーンを挙げ、「僕が雪の穴に落っこちるシーンで監督にカットをかけてもらえず“どうする?どうする?”って気まずくなったら、大倉くんは早々に逃げていっちゃった」と話すと、大倉は「たいしてすることがなかったから一先ず退散しました。こんな大きい方が小さい穴に落ちているのをリハーサルから見ていてニヤニヤしちゃって。ずっと我慢してました(笑)」と笑みを浮かべた。
また、物語の舞台である雪山にかけ、“雪山に埋めてしまいたい出来事”を問われた大倉は「林間学校で先生が怖い話をしたときに隣に好きな子がいたのにおもいっきりオナラをしちゃった」と明かし、「隣にいたやつに“お前屁こくなよ!”って言ってごまかしたけど、完全に僕だってバレてました(笑)」と照れ笑い。
本作にて約30年ぶりにスキーに挑戦したという阿部が「優子ちゃんは出来るって知ってたし、大倉くんも滑れる役だったから僕だけ練習させてくださいって言ったら、なぜか大倉くんもついてきて…。なんでついてくるのかなと思ったらゲレンデの下のほうで大倉くんがもがいている姿が見えて親しみを感じました」と暴露。すると大倉は「何かの手違いでプロフィールに趣味がスキー書かれていて、実際は3回目で、スキー板の持ち方から教えてもらいました」と照れた笑いを浮かべ、「映画ではすごい滑れているように見えてるので映画ってすごいなって思いました(笑)。スノーモービルは全部自分で運転させてもらったんですけど、ゴーグルしているから僕ってわかりづらい。僕だって思いながら観てほしいです」とアピールした。
さらに「一緒にスキーを滑ったときに大回転を繰り広げていた」と大島にも失態を暴露された大倉は「山に入るころにはちょっとは滑れるようになっていたけど、危ないところで下に落ちたものを拾おうとしたときに大島さんに背中を押された」と暴露返し。「ちょっとイタズラをしてみたんです(笑)。押したらペチャっと顔に雪が付いてて起きあがったときの顔がイラッとしてるのがわかったから、いつ謝ろうかなって思ってました…すみませんでした!」と大島が申し訳なさそうに謝罪するも「イラッとはしてないですけど、メイク直しにまた時間がかかっちゃって…」とネチネチ文句を言う大倉に客席からは笑いがおこった。
映画「疾風ロンド」は11月26日(土)から全国ロードショー。
公式HP http://www.shippu-rondo-movie.jp/