人気アメコミ「バットマン」の世界観を踏襲し、ワーナー・ブラザースが発売しているゲーム「バットマン:アーカム」シリーズ。映画やコミックスで馴染み深いキャラクターが登場すること、そのダークな世界観にどっぷりと浸れることから、世界中で多くのファンをとりこにする人気シリーズだ。
そんな「バットマン:アーカム」シリーズから、PS VR向けコンテンツ『バットマン:アーカム VR』が登場。舞台となるのは退廃した街、ゴッサムシティ。プレイヤーはバットマンに扮して多くの謎を解決していく。
あらゆるVRゲームをプレイし尽くすドワンゴVR部のメンバーから得られた感想は、「VRゲームの到達点」「ホラーとしても最恐では?」など想像以上の讃辞ばかり。一体どんなゲームなのか……?
多くの要素が詰まったVRゲームの完成形
キャラになりきって「VRでこんな体験をしてみたい」と私たちが考えていたことがほとんど入ってましたね。
現時点でこれはすごすぎるでしょう。語りたくなるポイントが多すぎましたね。
PS VRをいま買うなら必ずやりましょう。冗談抜きで!
場面ごとに印象が全然違うんですよね。ゲームシステムが変化に富んでいました。
時間を巻き戻して何があったのかを解き明かす捜査パートだったり、閉じ込められた場所から脱出する脱出ゲームパートになったり。そして最後はホラーパートになるという。
全部違う要素で、しかもそれがすべてクオリティが高くて、本当に驚きましたね。
いま想像できるVRの楽しみ方をひととおり見せつけてくれたって感じ。
VRゲームのベストシーンセレクションという感じのゲームでした。
なんでこれが3000円で買えるんですか。意味がわからない。3万円じゃないんですか(笑)!
想像を超える完成度
文字通り映画の世界に入るという夢のコンテンツですよね。バットマンの世界に出てくるガジェットがちゃんと使えるのが楽しい。
バットスーツを装着してバットマンの世界に入る。  |
ぶっちゃけ、バットマンのスーツを装着して、ちょっと戦闘シーンがあって、それで終わっても十分いいゲームだった。そこで終わるかと思っていたんですよ、最初。その3倍ぐらい先があったっていう。
いきなりこれを作るのは無理ですね。相当勉強して、遊んで、その上で作ったんでしょうね。特にホラーシーンは。
いつから作っていたんだろう。VRへの適正化を突き詰めた結果ですよ。
とにかくホラーパートがすごい!
いろいろな要素が詰まっていますが、どのパートが特に良かったですか?
最初はモニター越しで見て、途中からヘッドマウントディスプレイをかぶってプレイしたけど、怖すぎました。
VR部メンバーが絶賛するホラーパート。恐怖感を煽る演出が次々と繰り出される。  |
VR空間内で後ろを振り返るたびに景色が変わるんですよね。さっきまでそこになかったものが突然現れる。
ホラーパートに入った瞬間に、コンテンツが表現したいものが急に変わって、プレイヤーの恐怖心を煽る勢いがすごかった。
本当に怖かったですよ。多人数でやっておもしろいジャンルのゲームではないかもしれないけど、すごくよくできてる。