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移設反対運動リーダーを逮捕

有刺鉄線を切断 沖縄県警が器物損壊容疑で現行犯逮捕

 米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を巡り、防衛省が訓練場内の移設現場に設置した有刺鉄線を切断したとして、沖縄県警は17日、沖縄平和運動センター議長の山城博治容疑者(64)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。山城容疑者は移設反対運動を統率するリーダーで、調べに黙秘しているという。

     逮捕容疑は、17日午後3時半ごろ、訓練場内に侵入防止のために設置されたフェンス上の有刺鉄線2本をペンチようのもので切断した、としている。

     山城容疑者は昨年2月と12月に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先である名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブ内に入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕されており、抗議活動に伴う逮捕は今回で3回目。【佐藤敬一】

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