東京労働局の特別対策班、電通に抜き打ちの立ち入り調査

10/14 16:30
大手広告代理店「電通」の24歳の女性社員が、長時間労働により自殺した問題を受け、東京労働局の特別対策班は、抜き打ちの立ち入り調査に入った。
東京労働局の「過重労働撲滅特別対策班」通称「かとく」などは、電通社員の高橋 まつりさん(当時24)が、長時間労働の末、2015年12月、飛び降り自殺を図ったことを受け、抜き打ちの立ち入り調査に入った。
代理人によると、高橋さんは、東京大学を卒業後、2015年4月、電通に入社し、1カ月に105時間にのぼる違法な長時間労働を行っていたなどとして、労災が認められていた。
まつりさんの母は7日、「労災認定がされても、娘は二度と戻ってきません。命より大切な仕事はありません」と話していた。
高橋さんの母親は、立ち入り調査について、「電通は謝罪の言葉だけでなく、しっかりとした改善策をとってもらいたい」とコメントしている。
電通は、「全面的に調査に協力しております」としている。

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