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煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【今日の生パスタ】ギザギザの幅広パスタ「パッパルデッレ」に初挑戦: 道具を間違えたみたいですが、パスタ自体は美味しかったです。

生パスタ

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f:id:skktmlab:20161017193459j:plain今日のお昼も相変わらず生パスタを作って食べました。今日作ったのは、端がギザギザの波形をしている幅広パスタ「パッパルデッレ」です。しかし、用意しておいた生地をギザギザに切る道具が間違ったものだったようで、きれいなギザギザを作ることができませんでした。しかし、久しぶりに食べた卵麺の食感は美味しかったです。

 ギザギザの幅広パスタ「パッパルデッレ」

今回作る「パッパルデッレ」は、タリアテッレやフェットチーネのような幅広麺で、その端がギザギザになったような麺です。

(必ずしもギザギザのものだけがパッパルデッレと呼ばれるわけではないようですが、やはりギザギザの方が雰囲気がでると思います)

なお、このパスタを作るには、生地をギザギザの波型に切る道具が必要になります。

今回、そのためにパイ生地カッターというものを購入してみました。

貝印 パイ車 パイカッターDL-0364

貝印 パイ車 パイカッターDL-0364

購入する時から薄々感じていたのですが、この製品は、私が思っていたよりも波形が柔らかく浅いようでした。

本当は、もっとはっきりとしたギザギザが付くような道具だと思っていたのです。

これはちょっと失敗の買い物だったかもしれません。

まあ、 もったいないので、この道具を使ってパッパルデッレを一回作ってみることにしました。

パッパルデッレは、『まいにち食べたい生パスタ』にも、『プロのためのパスタ事典』にものっていますが、今回は、『まいにち食べたい手打ち生パスタ』の方を参考にしました。

久しぶりに、卵入りの麺です。

では、早速今日の生パスタ作りの様子を御覧ください。

今日の生パスタ作り:パッパルデッレ

材料

まず最初に、卵を割って殻なしの重さを量り、加水率というか卵率が55%になるように、粉の量を計91gになるように調整しました。

こね

卵率55%では、少し固くまとまりが悪い感じだったので、手に水をつけて湿らせつつ、なんとかまとまるくらいの固さにしてこねました。

f:id:skktmlab:20161017193515j:plain

いつもは、こねた生地はボウルを逆さにしてかぶせて寝かせるのですが、どうも最近空気が乾燥気味で生地が乾くようなので、ラップを巻いて寝かせることにしました。 f:id:skktmlab:20161017193527j:plain

のし

この前生パスタを作った時に、のし板が滑ってとてもやりにくかったので、今回は、のし板の下に濡れたタオルをしいてみました。 f:id:skktmlab:20161017193538j:plain

この前、↓の記事で書いた通り、本当は滑り止めのシートを買おうかと思ったのですが、今あるものでやる精神でまずは濡れタオルでやってみようと思ったわけです。

この濡れタオル作戦は、思いのほか上手くいって、のし板は全然滑らず、伸しの作業がとてもやりやすくなりました。

まずは、手で少し延します。 f:id:skktmlab:20161017193552j:plain

それを、麺棒でさらに伸ばします。 f:id:skktmlab:20161017193604j:plain

蕎麦打ちの時のように、四角くするための「四つ出し」をしました。 f:id:skktmlab:20161017193615j:plain

しかし、さらに伸ばしていくと、結局円形になってしまいました。 f:id:skktmlab:20161017193625j:plain

目標の生地の厚さは、1mmで、この時にはそこそこ薄く伸ばせたかな?と思ったのですが、最終的な出来からすると、ここでもう一声伸ばしておくべきでした。

切り

伸ばした生地を幅2cm~3cmの幅で、ギザギザの切り口になるように切っていきます。ここで、用意したパイカッターの出番です。

f:id:skktmlab:20161017193636j:plain

f:id:skktmlab:20161017193647j:plain 乾燥して生地の表面がウロコのようになってしまっていますね。

切ってみるとこんな感じ。 f:id:skktmlab:20161017193726j:plain

波型が全然ギザギザじゃありません。

もっとくっきりした波型がほしかったのですが。

まあ仕方ありませんね。

どんどん切っていきます。 f:id:skktmlab:20161017193752j:plain

タリアテッレのときのように畳んで包丁で切っていくよりは、楽ではありますね。

こんな感じになりました。 f:id:skktmlab:20161017193825j:plain

茹で

茹でる前から、少し生地が厚いかなと気づきましたので、茹で時間は、2~3分のところ、3分30秒としました。

ソースは、野菜ジュースで作るボロネーゼソースにしました。

食べてみる

出来上がりはこんな感じですね。 f:id:skktmlab:20161017193837j:plain

アップです。 f:id:skktmlab:20161017193900j:plain

茹でると、波型はさらに分かりにくくなってしまいました。

形はいまいちでしたが、味はどうでしょうか。

卵麺らしい(といっても私は正解の卵入りの生パスタの麺の正解を知らないのですが)、プリッとした歯切れの良い食感です。

やはり、少し生地が厚めで、そのため結構な噛みごたえがあるのですが、そのため結果的によく噛むことになり、そうすると卵の麺の風味がよく感じられて、これはこれで美味しいなという感想を持ちました。

うどんのようなコシのある食感を求めがちな私としては、この卵麺のプリッとした食感は、慣れないうちは違和感があったのですが、何回か作るうちに、たまに食べたいと思えるものにまでなってきました。

このような心境の変化というものも面白いですね。なにかを食べ続けることにより、その食感や味が好きになってくるんですね。

しかし、本来はもう少し薄い生地で麺にしなやかさがあるのが理想だと思います。卵麺に関しても、早くもっと満足できる麺が作れるようになりたいですね。

はっきりとギザギザをつけたい

結局今回、パッパルデッレの売りであるギザギザの波型を楽しむことはできませんでした。

アマゾンで調べてみると、パイカッターとは別に、パスタカッターという別ジャンルがあるようですね。

これなんか、今のパイカッターよりは、はっきりした波型がでそうです。値段はちょっと高めですが。

EPPICOTISPAI パスタカッター

EPPICOTISPAI パスタカッター

しかし、本のお手本のパッパルデッレでは、もっと細かいしっかりしたギザギザがついている気もするんですよね。

本では真鍮製のカッターが紹介されているので、そういうものが必要なのかもしれませんが、ネットで調べると真鍮製のものはべらぼうな値段がするようです。

いずれにしても、ちょっと実物を見てみないとどのくらいしっかりしたギザギザがつくかわからないので、購入してみるというもの怖いですね。

まとめ

波型のギザギザが特徴的な幅広パスタ「パッパルデッレ」に挑戦してみました。道具の選択を誤って、きれいなギザギザをつけることは出来ませんでしたが、出来上がったパスタ自体は美味しかったです。きれいなギザギザが付くカッターについては、これからも(お手頃な値段のものがないか)探していきたいと思います。

プロのためのパスタ事典

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