abletonだけでなく、あらゆるDAWで利用出来るTIPSをざっくり解説していきます。
逆位相を使ってボーカルを抽出する方法
まず「最も簡単で効果の高い方法」として、逆相のバックトラック(カラオケ)をぶつけて相殺させて、声だけを抜く方法です。
通常の音源に加え、声が入っていないインストゥルメントトラック(カラオケ)が必要となります。
昨今の「AKB48」などのJ-POPによく入ってる、ただボーカルを抜いただけの「カラオケバージョン」が最適です。
DAW上でそれぞれの音源を同時再生させます(1ティックのズレも無い完全ジャストタイミングで)。
次に、一方のトラック(どっちでもいいです)の位相を反転させます。
abletonなら、「Audio Effects」の「Utility」をどちらかのトラックに立ちあげ、下部の「Phz-L」「Phz-R」をオンにするだけです。
ジャストタイミングで合わせるのに、マスタートラック左にあるDアイコンをクリックして「Track Delay」をオンにして使うとやりやすいと思います。
ちなみにcubaeなら、上部の「オーディオ」メニューから「プロセッシング」を選び、その中の「位相を反転」で、LOGICならGainプラグイン「Phase Invert」の「Left」「Right」どちらもonで同様の効果が得られます。
GarageBandみたいにインバート機能が無い場合(詳しくないんでもしあったらすみません)は、インバートのフリープラグインなんか入れてトラックに噛ませばOKです。
MSEQでちまちまボーカル以外の音を削って頑張る
上記の様な「逆相をぶつけてボーカル抽出する」ような、簡単で完成度の高い方法ではありませんが、ちまちまEQで周波数を削って行く方法もあります。
基本中の基本として、歌声の周波数帯域はだいたい100Hz前後〜1KHz前後にピークがあるので、そこを中心にMSEQを使って不要な音を削り取っていきます。
ちなみにMSEQとは、外側の音と、内側の音を別に弄ることが出来るイコライザーで、メインなるボーカルは、基本的に中心集まっているので、外側は全消しして、内側だけの周波数帯域だけをいじって行きます。
ただ、注意しなくてはいけないのは、例えば8ポイントでイコライジングする場合、上と下は、ローカット、ハイカットでガッツリ消してしまえばいいのですが、中心の周波数においては、山と谷が存在するので、そこら辺をスペアナを見ながら吟味することが重要です。
あと多くの場合、抽出したボーカルは自作のトラックに乗せる、、というような再利用が目的になると思いますが、その際に、EQで削りすぎてしまうと、逆に声のエネルギーが失われてしまうので、程々にしておいてください(トラックに乗せてしまったら、作った本人とアンチ以外はあんまし気にならないものです、、。)
また、そこら辺を包括的にやってくれる、RolandのR-MIXみたいなプラグインも有ります。
(潰しが効かないんで私は使っていませんが。。。)
何年かぶりの超久々の更新でしたが、いかがでしたでしょうか?
これからは、またちょくちょく更新していきたいと思います。