2015年10月19日

音源(楽曲)からヴォーカル(声)だけを抜く方法

インスタになんとなく上げた動画に対して、知り合いから質問が上がったので、記事にしておきます。


(※クリックでインスタ動画が見れます)


abletonだけでなく、あらゆるDAWで利用出来るTIPSをざっくり解説していきます。

逆位相を使ってボーカルを抽出する方法


まず「最も簡単で効果の高い方法」として、逆相のバックトラック(カラオケ)をぶつけて相殺させて、声だけを抜く方法です。

通常の音源に加え、声が入っていないインストゥルメントトラック(カラオケ)が必要となります。
昨今の「AKB48」などのJ-POPによく入ってる、ただボーカルを抜いただけの「カラオケバージョン」が最適です。

DAW上でそれぞれの音源を同時再生させます(1ティックのズレも無い完全ジャストタイミングで)。
次に、一方のトラック(どっちでもいいです)の位相を反転させます。

abletonなら、「Audio Effects」の「Utility」をどちらかのトラックに立ちあげ、下部の「Phz-L」「Phz-R」をオンにするだけです。



ジャストタイミングで合わせるのに、マスタートラック左にあるDアイコンをクリックして「Track Delay」をオンにして使うとやりやすいと思います。



ちなみにcubaeなら、上部の「オーディオ」メニューから「プロセッシング」を選び、その中の「位相を反転」で、LOGICならGainプラグイン「Phase Invert」の「Left」「Right」どちらもonで同様の効果が得られます。





GarageBandみたいにインバート機能が無い場合(詳しくないんでもしあったらすみません)は、インバートのフリープラグインなんか入れてトラックに噛ませばOKです。


MSEQでちまちまボーカル以外の音を削って頑張る



上記の様な「逆相をぶつけてボーカル抽出する」ような、簡単で完成度の高い方法ではありませんが、ちまちまEQで周波数を削って行く方法もあります。

基本中の基本として、歌声の周波数帯域はだいたい100Hz前後〜1KHz前後にピークがあるので、そこを中心にMSEQを使って不要な音を削り取っていきます。

ちなみにMSEQとは、外側の音と、内側の音を別に弄ることが出来るイコライザーで、メインなるボーカルは、基本的に中心集まっているので、外側は全消しして、内側だけの周波数帯域だけをいじって行きます。



ただ、注意しなくてはいけないのは、例えば8ポイントでイコライジングする場合、上と下は、ローカット、ハイカットでガッツリ消してしまえばいいのですが、中心の周波数においては、山と谷が存在するので、そこら辺をスペアナを見ながら吟味することが重要です。



あと多くの場合、抽出したボーカルは自作のトラックに乗せる、、というような再利用が目的になると思いますが、その際に、EQで削りすぎてしまうと、逆に声のエネルギーが失われてしまうので、程々にしておいてください(トラックに乗せてしまったら、作った本人とアンチ以外はあんまし気にならないものです、、。)

また、そこら辺を包括的にやってくれる、RolandのR-MIXみたいなプラグインも有ります。
(潰しが効かないんで私は使っていませんが。。。)



何年かぶりの超久々の更新でしたが、いかがでしたでしょうか?
これからは、またちょくちょく更新していきたいと思います。



posted by SYU-HENKIKI at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ableton Live 解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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