日本カヌー連盟「海の森水上競技場が最適」
4年後の東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌーの競技会場を宮城県内に変更することなどが検討されていることについて、日本カヌー連盟は「現在の海の森水上競技場が最適な会場だという基本的姿勢に変化はない」という声明を17日、発表しました。
東京大会のボート・カヌーの競技会場をめぐっては、都の調査チームがコスト削減のため、東京・臨海部から宮城県登米市に変更することなどを小池知事に提案しています。
日本カヌー連盟では15日、小池知事とともに登米市のボート場を視察したことを踏まえ、17日に声明を発表しました。この中で、日本カヌー連盟は「アスリートファーストの観点や、競技会場として総合的に検証した結果、海の森水上競技場がレガシーを含む多くの利点を有するものと確信している。整備費の高騰などが問題視されている点については、競技団体として見直しの議論に積極的に参画し、相対的なスリム化を目指す」と訴えています。さらに、会場が変更されると、スプリント種目とスラローム種目の競技会場が大きく離れる可能性に触れ、「各国の競技連盟が困難を来すことは明白だ」と指摘しています。
日本カヌー連盟は、今週、都の調査チームのヒアリングを受けることになっています。
日本カヌー連盟では15日、小池知事とともに登米市のボート場を視察したことを踏まえ、17日に声明を発表しました。この中で、日本カヌー連盟は「アスリートファーストの観点や、競技会場として総合的に検証した結果、海の森水上競技場がレガシーを含む多くの利点を有するものと確信している。整備費の高騰などが問題視されている点については、競技団体として見直しの議論に積極的に参画し、相対的なスリム化を目指す」と訴えています。さらに、会場が変更されると、スプリント種目とスラローム種目の競技会場が大きく離れる可能性に触れ、「各国の競技連盟が困難を来すことは明白だ」と指摘しています。
日本カヌー連盟は、今週、都の調査チームのヒアリングを受けることになっています。