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幸楽苑は困惑…静岡清水“親指入りラーメン事故”の真相

 爪が混入したのは“お子様セット”のラーメンで、子供が食べる前に母親が気付いて従業員に知らせた。店は翌日、数千円の手土産持参で女性を訪ねて謝罪。精神的ショックで病院にかかった場合、全額を補償すると約束もした。

「お客さまに納得していただき、従業員も指を縫うほどのケガでなく10月初めに職場復帰し、ホッとしていたのです。ところが12日の夕方、朝日新聞から取材の電話を受け、このように報じられてしまいました。今後は厨房で事故が起きたら、周辺の食材をすべて廃棄する方針です。ネットで“手首ラーメン事件を思わせる”と書き込まれて本当に困惑しております」(前出の担当者)

 幸楽苑は1954年創業、全国に520店舗を構える東証1部上場企業だ。「もったいない」精神を優先し、チャーシューをすべて廃棄しなかったことを悔やんでいるという。

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