日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

幸楽苑は困惑…静岡清水“親指入りラーメン事故”の真相

 ラーメンに人の親指が混入――。こんなグロい事故がニュースになっている。

 舞台はラーメンチェーン「幸楽苑」(本社・福島県郡山市)の静岡清水インター店。9月10日、子供2人を連れた女性が食事をした際、チャーシューの上に人の指の先端がのっているのを発見。長さ7~8ミリの爪がついた親指だったというから、「ギョギョギョ」だ。

 ラーメンと人体といえば、1978年に都内で人の手首でダシを取った「手首ラーメン事件」が起きた。その後、シューマイ工場で作業員が指の先を切断しレトルト食品に混入した事故もあった。

 今回もスープに指がどっぷりと思ったら、少し違うようなのだ。同社の広報担当者が言う。

「爪が入っていたのは事実ですが、指ではないのです。9月8日、パートの女性従業員が厨房のスライサーでチャーシューを切っているとき、誤って右手の親指の爪をそっくりはがしてしまったのです。かなり出血し、本人は痛がるわ周囲の従業員もパニックになるわで、慌てて病院に連れて行ったのです。その際、彼女がスライスしたチャーシュー50~60枚を廃棄処分し、はがれた爪を捜したけど見つからなかった。そこで事故の前にスライスした分を冷蔵庫に保管したのですが、その中に爪が混入していたようなのです。保管前に取り置いたチャーシューとスライサーの距離は40~50センチ。はがれた爪がそれだけ飛んだことになります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事