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【歴史戦】
蘭人司教ら殺害の正定事件で「日本軍犯行説」の既成事実化進む…司教名の散歩道が故郷に 新種の赤いバラにも同じ名が…
しかし、日本政府が8月に、当時の日仏の外交史料を中心に事実関係を改めて調査したところ「日本軍が女性を要求したことを裏付ける資料は発見されなかった」との結果を得た。唯一、日本軍が女性を要求したと話したとされる中国人神父についても、その発言内容は昭和13年12月1日付の文書以外にはないことから「信憑(しんぴょう)性のあるものとは考えにくい」とした。仏政府は、司教がフランスの教会からの派遣だったことや犠牲者に仏人が含まれていることから真相究明のための調査を行っていた。
これに関し、産経新聞は8月15日付朝刊で、仏外交史料館に保存されている当時の日仏両外交当局の史料に日本軍が慰安婦にするための女性を要求した事実はなかったことを報じている。
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