蹴球探訪
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【大相撲】豪栄道、故郷・寝屋川でのパレードに大感激2016年10月17日 紙面から
大相撲秋場所で初優勝を全勝で飾り、九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)で綱とりに挑む大関豪栄道(30)=境川=が16日、大阪巡業(エディオンアリーナ大阪)で故郷に凱旋(がいせん)した。巡業に合わせて出身地である大阪府寝屋川市では優勝パレードもあり、沿道を埋め尽くした2万2000人の歓声と拍手を独り占めした。 念願の賜杯を抱いてから3週間。優勝後の変化を、スタミナ源の焼き肉を楽しんだ際の「何度かサービスあった」とおどけていた豪栄道は、故郷のファンの注目を集め続け、頂点の価値と喜びを土俵内外でかみしめた。 「優勝おめでとう」の祝福の声を背に、上がったご当地の朝稽古の土俵。得意の右差しで館内を沸かせた後は「おいっ子も出ていたから」と、地元の子ども力士相手の稽古でもハッスルした。 「プロとして注目されないとダメなんで、ありがたい」という主役の座は、まだまだ続いた。生まれ育った寝屋川市に移動し、大通り600メートルで晴れ姿をオープンカーから披露。「目指せ全勝 九州場所」といった応援ボードが、沿道のマンションにも踊る熱狂ぶりに「想像より盛大でうれしい」と目尻を下げた。 綱とりについては「自分のペースでやるだけ」「スイッチは入らない」と平常心を強調する。それでも「来場所も優勝や」の声が飛んだ地元はもちろん、全国の相撲ファンの期待は百も承知だ。 故郷で九州場所に向けて「喜んでもらえる成績を残せるよう、努力します」と宣言した豪栄道。目指す2場所連続の賜杯の先に、しっかりと綱を見据えている。 (志村拓) PR情報
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